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食育 育てる原点は「日々の食生活」

おっぱい ママの病気・健康 教えて!ドクター

(2008年 春号 掲載)

「食育」の意味は、望ましい食生活を過ごせる能力を身につけさせることです。食育は明治31年漢方医の石塚左玄氏による造語ですが、平成17年に健全な心身をつちかい豊かな人間性を育むことができるためには食事が重要と「食育基本法」も施行されています。

厚生労働省が「授乳・離乳の支援ガイド」を公表

お腹の中で胎児は胎盤を通じて栄養をもらっていますが、生まれた後は生きていくために母乳で食を始めます。授乳はやがて離乳食と進んでいきます。

厚生労働省から平成19年3月に「授乳・離乳の支援ガイド」が公表されました。「管理」や「指導」よりも、親子とも慣れない授乳・離乳を体験していく過程をどのように支援していくかという観点で、子育て支援に関わるすべての人向けに書かれています。ポイントは母乳の重要性の再評価と離乳食の個人差の配慮です。

ガイドはホームページ ※1から手に入れられます。近年食生活の乱れが問題視されていますが、国民が誕生から食生活を考える思いも込められています。

「授乳」では、表1にあげたものがポイントですが、様々な理由で母乳栄養が困難な場合に無理強いするものではありません。

■表1 母乳育児の支援のポイント

①母乳で育てる意義と方法の啓発
②出産後はできるだけ早く、母子が触れ合って母乳を飲めるようにする
③出産後は母親と赤ちゃんが終日、一緒にいられるようにする
④赤ちゃんが欲しがる時、母親が飲ませたい時にはいつでも母乳を飲ませられるようにする
⑤困ったときに相談できる場所づくりや仲間づくり

また「離乳」では、以前の指針のように離乳期を細かく分類せずに、個人差に配慮し成長に応じた進め方をするよう強調しています。混乱のあった「離乳開始前に果汁を与えましょう」の指導は、「離乳開始前の栄養源は母乳やミルクが最適で果汁の必要性はない。」と明記されました。離乳を進めている間も母乳は子どもの欲するままに与えるよう指導しています。

※1「授乳・離乳の支援ガイド」
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/03/s0314-17.html

いま一度「食事」を考えましょう

食事は習慣ですので「三つ子の魂、百まで」のように幼児期から塩辛く濃い味や脂っぽい物を食べ慣れると、薄味であっさりした和食を好まなくなってしまいます。塩分摂取量は、石器時代の人は1日1.5g以下だったようですが、現在、世界保健機構(WHO)の推奨は5g以下です。高血圧の予防や治療目的は6g以下ですので、日本人は塩分を取りすぎです(表2)。食生活に問題があった英国は国の指導で摂取量が減り、2010年までに6gを目標にしています。グルメ日本人も食を考え直さなければいけません。

■表2 塩分摂取量 (g/日) ※2

日本12
米国・英国9
欧州6
WHO推奨5

先進国の子どもの健康問題は「肥満」と「心」

どの先進国も「肥満」と「心」の対策を進めています。肥満は3歳児までの生活習慣が原因で、食事の内容をはじめ不規則な食生活、睡眠不足、遅起きが肥満につながります。外国が健康のために取り入れている和食を見直し、食事中はテレビ視聴を止め、対話のある食事をすることが2つの健康問題の解決策のひとつではないでしょうか。

※2 出典/厚生労働省「平成16年 国民健康・栄養調査の概要」

服部益治先生

兵庫医科大学小児科学教授、医学博士。日本小児科学会専門医、日本腎臓学会専門医。
日本小児保健協会理事、兵庫県小児科医会理事、西宮市学校結核対策委員長、日本小児科連絡協議会「自動車乗車中の子どもの安全推進合同委員会」委員長ほか。専門は、小児科全般、腎臓病、夜尿症、予防接種、障害予防など。次世代を託す子ども達に夢大きく心豊かに育ってもらうため大学内外で活動中。

服部益治

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