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「心の理解力」を育むには

ママのためのぷち心理学

(2016年 秋号 掲載)

子どもたちは、2〜3歳くらいから、ある程度まわりの人と会話ができるようになります。でも、さらに十分な意思の疎通ができ、相手とわかり合えるようになるためには、自分の思いを伝えるだけでなく、相手の心を理解する必要があります。そのためには、「相手には自分とは別の気持ちや好み、考えがある」「自分にはわかっていても、相手にはわからないことがある」といったことを理解する「心の理解力」が必要です。

たとえば、気持ちや好みについて言えば、「冷たいアイスクリームをもらうと私は嬉しいけど、歯が痛いお兄ちゃんは嬉しくない」とか、「僕は虫が大好きだけど、お姉ちゃんはきっと怖がるだろうな」といった理解です。

また、自分がわかっていても相手は知らないことについては、遊びに来た親戚のおばさんに、お友だちの飼っている子イヌ(トマトという名前)のことを話そうとして、いきなり「あのね、トマトって可愛いんだよ」と言ったら、おばさんは野菜のトマトのことだと思って、わけがわからなくなるだろうといった理解です。

こうしたことは、大人にはすぐわかるのですが、幼児にはまだまだ難しいものです。ところが、心理学者のジェンキンスたちの研究によって、日々接触するきょうだいの数が多いと、他の人の心を理解する力が高まることがわかりました。日頃から多くの人とコミュニケーションをとっていると、人の心は自分とは違うということが、自然に理解できるようになるのでしょう。

けれども、「うちは一人っ子で親子3人家族だから…」と心配する必要は、まったくありません。ママやパパがより積極的に子どもとお話しすることに加えて、お友だちとお話しする機会を増やし、また、おじいちゃん・おばあちゃんやご近所の方々など、なるべくたくさんの人ともお話しするきっかけを作ってあげればよいのです。

地域社会で密度の高い関わりを持つことができれば、子どもたちも幼いころから、いろいろな人とコミュニケーションを取ることによって、自分とは異なる立場や状況にある人たちの気持ちや考えなど、心を理解する力が育まれることでしょう。

 

三宮真智子先生

大阪大学大学院人間科学研究科 教授。学術博士。“どうすれば本当に賢くなれるか”というテーマで、コミュニケーションと思考の関連についての研究に取り組んでいる。考える心を育てる一般向けの著書として「考える心のしくみ~カナリア学園の物語~」(北大路書房 2002)がある。専門は認知心理学。

三宮真智子

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