日本脳炎の2回目の接種が1年後になっても効果はあるの?

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日本脳炎の2回目の接種が1年後になっても効果はあるの?

日本脳炎の予防接種についての質問です。1週間から4週間をあけて2回接種とのことですが、初回は受けたのですが、その後風邪を引いてしまいなかなか2回目が受けられません。現在もまだ鼻と咳が出ているので薬を飲んでいるのですが、私の住む町では決まった期間でしか日本脳炎の予防接種を受けることができません。

2回目が来年ということになりそうですが、それでも効果はあるのでしょうか?また来年は初回からの2回受けなければならないのでしょうか?それとも2回目の1回だけでいいのですか?よろしくお願いいたします。

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初年度の2回目ということですね。今日明日中に2回目をすることは体調さえ整えば可能でしょうか。それで初年度は2回できた(間が4週間以上あいてもかまいませんが)ことになりますよ。可能でしょうか。
もし出来ない場合は、ぜんぜんしないより1回すでに行っているので、基礎免疫がしっかり出来たとはいいがたい面があっても、「初年度は1回しかできなかった。来年は1回は必ずしておこう(2年目は一回追加になります)」でいいのですが。

医師耳鼻咽喉科：砂山恵子
2001年6月29日

現行予防接種法では、個別接種で行うことになっていて、こうした事態が起きてはならないわけですが、自治体の事情でまだ完全実施されていないようですね。
もし、1年空いてしまった場合、抗体価はほとんどなくなっていますので、再度やり直し(2回)した方が確実です。
私の個人的意見ですが、鼻と咳が出ている程度であれば、今月中に済ませた方がいいように思います。判断はその場の担当医のすることですが。

※2005年から2009年まで、日本脳炎の予防接種の案内がされませんでした。その後、新たなワクチンが開発され、通常通り受けられるようになりました。標準的な接種スケジュールは、1期接種計3回（3歳のときに2回、おおむね1年おいて4歳のときに1回）、2期接種1回（9歳のときに1回）とされています。

医師小児科：桑折紀昭
2001年6月29日