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クラスで居場所がないという娘に、どういう風に対応していけばいい?

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クラスで居場所がないという娘に、どういう風に対応していけばいい?

小学校高学年の女の子の母です。女の子はグループに分かれる傾向がありますよね?まだ新学期が始まって間もないのですが、もうグループ化してしまっているようです。娘は係の仕事が休み時間にあるため、そちらに参加していたところ、係の仕事がない時に、自分の居場所がなくなってしまっていたようです。

休み時間に外に出るタイミングを失ってしまい、教室に残ってしまうようで「寂しい」とつらそうです。親として、どういう風に対応していけばよいでしょうか?もう高学年ですので、友達のお母さんに「仲良くしてやって」などと言うのもどうかと思っています。

アドバイス お悩み・相談は、ミキハウス子育て総研のスタッフがよく読み、200名以上の子育て応援団(専門アドバイザー)の中から適切な方にアドバイスを依頼しました。

子どもの思いを知ってしまうと早く何とかしてあげたいと思うものです。しかし、我が子の自立を考えると親が出て行けば、かえってこじれてしまう可能性もあるので安易に手助けはできない、つらいところですよね。ご相談内容から、お母さんがお子さん自身の力で乗り越えてほしいという気持ちがとてもよく伝わります。

ひとりはもちろん寂しいことですが、これは心の訓練ができるチャンスと捉えてみたらいかがでしょうか。仲間をつくることはとても大切なことです。仲間と一緒にいることで、自分と他人との違いや共通点を見い出しながら自己形成をしていくことができるからです。

しかし、まだ幼い子どもたちがつくるグループでは、価値観の違いがあっても共通認識があることで十分仲間だという考えが芽生えにくいでしょう。ですから、そのグループにいないと自分の存在価値を見いだせなくなってしまう、これが今のグループの怖さです。

そのため常にグループ内の情報を共有し、私も仲間よとアピールすることに神経を使い、その結果、心身ともにヘトヘトになってしまいます。仲間つくりが仲間はずれをつくってしまうという、まさに本末転倒です。

一人でいることができる、仲間とも助け合うことができる、子どもたちにはそんな人間に育ってほしいと切に願います。では、どうすればよいのか。まずは自分から積極的に声をかけてみたらどうでしょうか。

係の仕事はすべての休み時間を使うのでしょうか?朝や昼休みはどうでしょうか?グループ行動になると視野が狭まり、周りに目を向けなくなります。ですから誰かが声をかけてくれるのを待ってはいつになるのかわかりません。勇気を出して「おはよう!」と自分からクラスメイトに声をかけるところから始めてみたらいかがでしょうか。

お母さんの役目は、「今日はどんな楽しいことがあったの?聞かせて?」とお子さんが常に話をするよう聞き役に回り、必要ならアドバイスをしてあげる。ポイントは、お子さんに話をさせることで、ひとりで悩むことがないようにします。物事をよく捉える、ポジティブに考えられるようになると細かいことで悩んだり、落ち込んだりしなくなります。

大人になって「あぁ、こんなことで悩んだこともあったな…」といい思い出話の1つになるような心を育ててあげたいですね。仲間はずれなのではなく、自分からグループを選ぶ。主役は常に自分なんだとお子さんが意識できるような声掛けをぜひしてみたらいかがでしょうか。

心理カウンセラー:番長
2014年5月22日

新学期が始まり、さっそく新しい係につき、休み時間もしっかり活動なさっていて、とっても頼もしいですね。そのせいかどうかわかりませんが、クラスに戻ると、お友達だちの輪の中に入りづらい雰囲気なんですね。新しい学年になって、クラスにも早く馴染んで欲しいと、親御さんでしたら、一番心配してしまうこと、すごくわかります。

お嬢さんも寂しいとおうちでもお話されてるんですね。その後も同じように過ごされてますか?もしかしたら、その後はクラスのお友だちと楽しい休み時間を過ごしてるかな~、そうだといいな、願ってます。係の仕事を責任もってすることができる、そんな一生懸命な彼女を、褒めてあげたいな、と思います。

きっとそんな姿を、先生やお友だちも見てくれてると思います。確かに女の子はグループ作るの好きだと思いますし、新しいクラスのお友だちを作りたくて、そんなこともあると思います。でもグループもお友だちも日々活動していくあいだに変わっていくと思います。

わたしも2人の娘がいますが、女の子同志のグループ作りが嫌だったみたいで、グループに所属していませんでしたよ♪でも仲良しさんはいっぱいいました。クラスにはいろんなお友だちがいますし、きっと気の合うお友だちができると思います。

どうしてもずっとさみしい様子でしたら、担任の先生に学校の様子をお聞きしたり、心配なことをお話されてみてはいかがですか?どうぞ元気に楽しく通えること、祈ってますね。お嬢さんの笑顔がたくさん見られますよう、ママも笑顔で過ごしてくださいね。

先輩ママ:ちーみ
2014年5月22日

アドバイザー紹介

番長
専門資格 心理カウンセラー

3人の子どもを育てながら「子どもの自立」をテーマに、教育の技術、カウンセリング、米国のセルフマネジメントなどを学んだのち、上級ケアストレスカウンセラーの資格を取得しました。現在、自立した親子関係構築(Family building)の支援や人事コンサルタントとして、一般個人と企業のサポートに携わっています。みなさん!自立に必要なものはなんだと思いますか?それは夢(ゴール)なのです。

ちーみ
先輩ママ

子どもが大好きで夢中で子育てしましたが、長女が高校の教師に、次女は幼稚園の先生に、長男は大学受験生とあっという間に成長してしまいました。1つ好きなことを見つけて頑張ってみよう!と伝え、それぞれが頑張っている姿を見守りながら過ごしています。家族が笑顔で過ごせることを願い、自然な出産や母乳育児、食育についてなど母から伝わる子育てを大事に、おだやかでマイペースですが、“こだわり”を持っていたように思います。お天気のいいポカポカした日が大好きです。子育て中のパパママへあたたかい気持ちでアドバイスができるといいな~と思います。

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