自然素材でハンドクリームを作ろう｜輝くママ

自然素材でハンドクリームを作ろう/2012年11月

乾燥予防に手作りハンドクリーム

いよいよ寒くなってくると、お肌の乾燥が気になりますよね？

特に主婦は、水仕事→手を拭くを繰り返す中で手のカサカサに悩まれる方が増える時期でもあります。

ハンドクリームが手放せないという方も多いと思いますが、せっかくならば、自然素材で手作りしてみませんか？

『ミツロウクリーム』

材料を揃えてしまえば、簡単に作れますよ。

ミツロウについて

ミツロウとは、ミツバチが蜂の巣を作る時に、お腹にある蝋腺と呼ばれる分泌腺から出している天然のロウのことです。

ハチミツのような甘い香りがします。

保湿性、殺菌性に優れた自然素材で、化粧品やロウソク、クレヨンなどの原料として使われたりもしていますね。

市場では、塊になっているもの、シート状のもの、写真のようにつぶ状のものなど様々ですが、アロマのクラフト作りのときは、つぶ状のものが使いやすいですよ。

今回は、このミツロウをベースとしたハンドクリーム作りをご紹介します。

ミツロウクリームの材料について

ミツロウクリームですが、シアバターを混ぜたり、フローラルウォーターを混ぜたり、様々な作り方がありますが、今回は、基本中の基本のクリームの作り方をご紹介します。

◎アロマミツロウクリーム材料　(２５ml容器)

ミツロウ　　　４g

ホホバオイル２０ml

精油　　　　４〜５滴

容器　　　　　２５ml　

※容器の大きさに合わせて材料の分量は調節して下さい

覚えておくとよいことは、ミツロウとホホバオイル(スイートアーモンドオイルなどでも可能)の割合が１：５で作るとちょうど軟膏の様な固さ、質感になるということ！

柔らかいクリームがお好みの方はミツロウを減らし、ホホバオイルを増やして作ってみてくださいね。

ミツロウクリームの作り方について

では、作り方の手順です。

①ミツロウとホホバオイルを計量し、ビーカーなど、耐熱性の容器に入れる。

②湯煎にかけ、ミツロウが溶け出したらよく混ぜ、ミツロウの粒が残っていないことを確認し、湯煎から外す。

③クリーム容器に一気に流し込む。

④周りからクリームの表面が固まり始めます。そうなったらそろそろ精油を入れるタイミングです。

真ん中の、まだ固まっていない部分に精油を落とします。

⑤全体によく混ぜて、容器の底をテーブルなどの固いところにトントンと打ち付け、瓶に入った空気を抜きます。

(こうすることで、混ぜた時に容器に入った空気が抜け、固まったときにひび割れなどが出にくくなります)

⑥クリームが冷めたら蓋をして完成です。（かかとのケアにもおすすめのクリームです）

精油は、入れても入れなくてもよいですが、もし入れられる場合は、炎症を沈めてくれる働きのあるカモミールローマンや、皮膚の細胞の成長を促してくれる働きのあるラベンダーアングスティフォリア、血液の流れを促進してくれるゼラニウムなどもよいですね。

次回は、アレンジミツロウクリームをご紹介します。

Information/お知らせ

アロマとハーブのLifeプランナー山下美紀です。

Kahua~relaxing on earth~では、アロマロミロミやリフレクソロジーなどの施術の他、アロマやハーブの様々な講座を開講しています。

資格を取得してお仕事につなげたい方から、日常のケアにアロマやハーブを取り入れていきたい方までいろいろな方が学ばれています。

『自然と向き合い　自然に寄り添い　心地よく暮らす　　すべては根っこから。。。』をサロンコンセプトとし、植物の力を取り入れて「ママや女性がいつまでも健康で楽しくキラキラ輝く」ためのお手伝いをさせていただきたいと日々活動しています。

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Mama's profile/プロフィール

山下美紀【Kahua~relaxing on earth~主宰】

記事テーマ

『ママの工夫で家族が健康に過ごす！アロマとハーブで暮らし快適術』

香りがあると心に余裕ができたり当たり前の日常がキラキラと特別なものになります。お気に入りの香りを部屋に芳香したり、お掃除や日々のセルフケアにアロマやハーブを用いたり。ほんの一滴が心の栄養になることってあるんですよ。植物の力で外側からも内側からも美しく健康でいられる、暮らしが楽しくなるそんな方法をお伝えします♪