自然素材を使ったミツロウクリームアレンジ編｜輝くママ

自然素材を使ったミツロウクリームアレンジ編/2012年11月

追加する素材を変えてアレンジを楽しむ

前回、ミツロウをベースとしたクリームの作り方をご紹介しましたが、今回は、ちょっとアレンジを加えたミツロウクリームのレシピをご紹介します。

精油を入れられる場合、炎症を沈めてくれる働きのあるカモミールローマンや、皮膚の細胞の成長を促してくれる働きのあるラベンダーアングスティフォリア、血液の流れを促進してくれるのゼラニウムなどがおすすめです。

シアバターを使ったクリーム作り

●シアバター入りミツロウクリーム

シアバターとは、南アフリカのシアの実から採れる植物性油脂で、高い保湿力を期待でき、乾燥肌や敏感肌の方にとてもよいと言われていますが、日焼け止めとしての効果も見逃せません。

アフリカの厳しい暑さの中、人々の肌を守ってきたのがこのシアバターなんですよ。

シアバターを入れて作ったクリームは、ミツロウとホホバ油だけで作ったクリームよりもコクが出てさらに保湿力がアップします。

【材料】

ミツロウ　　　3g

ホホバ油　　20ml

シアバター　3g

作り方は、前回の記事を参考にして下さいね。

手順はほぼ同じ。

ただ、ミツロウとホホバ油を混ぜて湯煎にかけてしっかり溶けた状態のところにシアバターを入れてくださいね。

フローラルウォーターを使ったクリーム作り

●フローラルウォーター入りミツロウクリーム

フローラルウォーターとは、精油を蒸留する時に副産物としてとれる水分のことです。

精油よりずっと作用が穏やかなので、小さな子どもからお年寄りまで安心してお使いいただけます。芳香蒸留水、ハーブウォーターなどとも呼ばれています。

それに、わずかですが精油成分が含まれていますので、香りも豊かです。

【材料】

ミツロウ　　3g

ホホバ油　15ml

フローラルウォーター　5ml

(ローズウォーター、ネロリウォーター、ラベンダーウォーターなど)

ミツロウとホホバ油、そしてフローラルウォーターがそれぞれ入ったビーカーを湯煎にかけて温度を揃えます。

ミツロウがしっかり溶けきったところにフローラルウォーターを混ぜてよく撹拌します。(精油を入れる場合はここで入れます)

しっかり混ざりあったらヘラなどで容器にうつします。

ミツロウクリームは軟膏のような質感、シアバター入りミツロウクリームはコクのあるこってりした質感、フローラルウォーター入りミツロウクリームは伸びがよく柔らかい質感と、それぞれに使用感が異なりますので、お好みで使い分けてもよいですね。

Information/お知らせ

アロマとハーブのLifeプランナー山下美紀です。

Kahua~relaxing on earth~では、アロマロミロミやリフレクソロジーなどの施術の他、アロマやハーブの様々な講座を開講しています。

資格を取得してお仕事につなげたい方から、日常のケアにアロマやハーブを取り入れていきたい方までいろいろな方が学ばれています。

『自然と向き合い　自然に寄り添い　心地よく暮らす　　すべては根っこから。。。』をサロンコンセプトとし、植物の力を取り入れて「ママや女性がいつまでも健康で楽しくキラキラ輝く」ためのお手伝いをさせていただきたいと日々活動しています。

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Mama's profile/プロフィール

山下美紀【Kahua~relaxing on earth~主宰】

記事テーマ

『ママの工夫で家族が健康に過ごす！アロマとハーブで暮らし快適術』

香りがあると心に余裕ができたり当たり前の日常がキラキラと特別なものになります。お気に入りの香りを部屋に芳香したり、お掃除や日々のセルフケアにアロマやハーブを用いたり。ほんの一滴が心の栄養になることってあるんですよ。植物の力で外側からも内側からも美しく健康でいられる、暮らしが楽しくなるそんな方法をお伝えします♪