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名画の模写料理 モネ "かささぎ" のレシピ/2013年3月

一気に春めいてきましたね

桃の花が食卓を飾る時期も過ぎ、コートも薄手になってきましたね。

暖かい陽射しに、何だか気持ちも軽やかになってきそうです。
何かと慌ただしい3月。
皆様もどうぞお身体にお気をつけて、新しい環境へのご準備を楽しまれてくださいね。
前回のおさらい

前回は、モネの名画 “かささぎ” の特徴を分析し、その特徴や手法を料理にも活かした模写料理をご紹介いたしました。

モネ かささぎ.jpg

 

(クロード・モネ かささぎ 1869年 オルセー美術館蔵)
 
 
今回の名画“かささぎ”の特徴としましては、色の補色*効果です。
具体的には画面の大半を占める、積もった雪の上に舞う光の輝きと、垣根が作り出す影。
つまり、光の輝きを表現する黄色と、影を表している青色という補色の組合せを効果的に使っているのです。
 
(*補色: 色相環図 参照 
イラスト引用元:色の基礎知識/HTML応用編 http://www.scollabo.com/banban/apply/ap7.html ) 
 
補色入らすと.jpg

 

この組み合わせにより、光の輝きがより引き立ち、雪景色でも陽射しの温かみすら感じさせる効果が生まれているのです。

料理でも、こうした色の効果を取り入れれば、食べる人の印象を変えることができるのではないでしょうか。
 
そしてあともう一つの特徴として、画面中央に描かれた、かささぎの存在です。何か意味を考えさせるかのようにシルエットで描かれ、空間を引き締めています。
このように、効果的にアクセントを入れることで、単調な色味の中でもメリハリをつけることができるのです。
具体的に料理にしましょう
採用1青っぽく のコピー.jpg
 
前回ご紹介いたしましたが、今回の絵画の主色である、白色、黄色、青色はカリフラワー、新じゃがいも、紫玉ねぎを使って再現しましょう。
 
そこに、味の相性の良い豚肉とりんごを組合せ、ミルフィーユ状に重ねて垣根と建物を再現しています。
甘いりんごの実とジュースを豚肉のソースとして絡め、バターのコクとりんごの爽やかな酸味をアクセントとしています。
それではレシピをご紹介いたします

<材料(2人分)>

カリフラワー 1/2個
新じゃがいも(中) 4個
紫たまねぎ 1/8個
 
豚肉(薄切り) 200g
りんご 1/2個
タイム(生) 4本
ドライレーズン 1個
 
生クリーム 50ml
バター(無塩) 20g
塩 少々
 
<作り方>
1. 下準備をします
カリフラワー:よく水洗いしたあと、ラップに包んで電子レンジで加熱し、茎に串がすっと通るまで加熱する(目安 600W3分)
 
新じゃがいも:表面をよく擦り洗いしたあと、ラップに包んで電子レンジで加熱し、中心に串がすっと通るまで加熱する(目安 600W3分)。熱いままボールの中で皮ごと潰し、生クリーム、ひとつまみの塩をよく混ぜて味を調えておく。
 
紫たまねぎ:すり下ろし、軽く手で絞っておく
 
豚肉:幅3cm程の短冊形に切り、塩(上下両面にひとつまみずつ)を振ったら15分ほどおいておく
 
りんご:厚さ5mm程に薄切りにしておく
 
ドライレーズン:手で小さく4等分くらいにちぎっておく
 
2. フライパンを熱し、バターを溶かしたらりんごとひとつまみの塩を加え、弱火でじっくり焼き色がつくまでソテーする。
りんごを取り出し、そのままのフライパンにタイムと豚肉を入れて中火で加熱する。
中まで加熱されたら、豚肉とタイムを取り出しておく(フライパンに残ったジュースは、ソースとして使うので捨てない)
 
3. 器に1の新じゃがいもを全体の面積の1/2程度敷き詰め、その次に豚肉とりんごを交互に積み上げて垣根を表現する。
新じゃがいもと豚肉・りんごの接点あたりに、絞った紫たまねぎを混ぜて青色を出しておく。
 
4. 手で適当な大きさにほぐしたカリフラワーを豚肉・りんごの周辺に並べる。
 
5. 2のタイム1本にドライレーズンを通し、器に敷いた新じゃがいもに刺してかささぎの留まる垣根を作る。
 
6. 2でフライパンに残ったジュースを豚肉とりんごの上からかけて完成。
 
いかがでしょうか。
次回は少し早めですが、花々の咲き乱れる明るい名画をご紹介したいと思います。

Information/お知らせ

(*補色: 色相環図 参照 

イラスト引用元:色の基礎知識/HTML応用編 http://www.scollabo.com/banban/apply/ap7.html ) 

Mama's profile/プロフィール

柏木 直子

柏木 直子 【パン&家庭料理教室主宰】

記事テーマ

たった3つのポイントで食卓が絵画に変身!

毎日の生活の中で家族が顔を合わせ、同じものを共有する唯一の時間が食事。だからこそ家族にワクワクした気持ちで食卓に座って欲しいし、何よりママ自身が楽しんで作れることが1番。家族の喜ぶ顔、それは美しい絵画に出会った時のはっとした嬉しい驚きと同じ。3つのポイントをおさえて献立を考えれば、いつもと少し違った家族の表情が見られるかもしれませんよ!

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