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今回は、気持ちを新たに、マナーという視点から「こんなことができたら、少し素敵」をお伝えしたいと思います。

「幸せは幸せをよぶ」。　笑顔の連鎖のきっかけづくりのお手伝いができたらうれしいです。

身だしなみ・・・要するに第一印象、「みため」のことです。ここは、やはり大切なんです。身だしなみとは、何よりも際立つことが大切。スタイルのよさ、高価な洋服、目鼻立ちの美しさではありません。　「身だしなみを際立たせること」が大切なんです。このちょっとしたポイントをお話ししたいと思います。

「身だしなみを際立たせる」には・・・

１　清潔さ

２　清楚さ

３　場面にあった装い

この、３つのポイントを外さないことが大切です。「人から信頼される」ことが、最大の目標。好きな服、流行の服を好き勝手に着ているのは、身だしなみではありません。相手に不愉快な感情を与えないことが、身だしなみには必要になります。

私は、オフィシャル、プライベート、ママスタイルと場面によって大きく３つに使い分けることをお勧めします。

人とお話をすることが多いママの皆様は、顔周りの身だしなみに気をつけると、グッと洗練された身だしなみに変わります。顔周りについては、オフィシャル、プライベート、ママスタイル共通ポイントが多くある部分です。すぐに変化がわかりやすいですので、ぜひお試しください。

顔周りの身だしなみを際立たせるにはヘアースタイルを気をつけることがポイントです。。「髪の毛は、顔の額縁」とも言われています。顔の輪郭部分になるヘアースタイルは、絵を飾る額縁同様の意味があるのです。

まず、前髪部分をすっきりと整えてください。接客業ですと、このルールは絶対。ご挨拶をしたときに、顔に前髪がかからないようにします。挨拶をしたときに、相手に不愉快さを与えないためです。前髪がすっきりとしていると、清潔感があり、好感をもってもらえます。

清楚さを出すアイテムとしては、アクセサリーを上手に活用するといいですよ。顔周りに白いアイテムをもってくると、レフ板効果もあって、顔色がワントーン明るくうつります。クルーは、会社によってルールが異なりますが、白いパールのピアスやイヤリングは、どの肌の色の方からも愛されるものでした。薄暗い機内において、より美しく見せるためのアイテムとして、また清楚さを演出するアイテムとしてもパール系のアクセサリーは愛されています。

ママスタイルは、オフィシャルとプライベートの中間にあるスタイルだと考えています。オフィシャルほどフォーマルではないけれど、プライベートのように誰にも会わず自分ひとりだけでいるようなスタイルとは、また少し違いますよね。そんな、ママスタイルを際立たせる方法をお伝えします。

ヘアースタイルについては、ぜひお手入れに美容液成分のあるものを使い、しっとり感を演出してください。出産などで、髪の質感も変化していると思います。顔の額縁であるヘアーがバサバサだと、せっかくの身だしなみが台無しです。毛先が、バサバサしていないだけで、清潔感を与えることができます。

実年齢より若く見せる方法は、ヘアートップを少し盛り上げて、ヘアー下部をしめてください。育児中だと、なにかと髪の毛をまとめることが多くあると思います。ヘアートップを少しひっぱり盛り上げるだけで印象が変化しますので、試してみてください。

ママスタイルのアクセサリーはブローチをお勧めしています。ネックレスは、子どもがいるとひっぱられたりするから難しい・・・ピアスは穴が開いていないし・・・イヤリングは落としやすい・・・そんな悩みの方には、ブローチだと顔周りを華やかに、定番のお洋服の表情を変えてくれるのでいいですよ。この季節、ストールなどを使う方は、滑りどめとしてもブローチをお勧めします。高価な印象のあるコートも、新しく買わなくてもブローチをつけるだけで印象が変わるので、お勧めです。

子どもを抱っこしたりする際には、さっと、ブローチだけ鞄につけて鞄チャームとしてつけておけば失くす心配もありません。ママスタイルですので、華美にする必要はありませんが、いつもの洋服がきちんとした清楚な印象を与えるアイテムです。

写真をのせたブローチは私の手作りのものです。簡単に自分の好みのボリュームのものを作れることが、手作りの最大の魅力です。物を作るのが好きな方は、子どもが眠っている時間などに自分の時間を作って作成すると、気分転換になりますよ。

身だしなみって、やっぱり大切です。お子様のママとして、周囲は皆さんに視線を送るでしょう。周囲の人から信頼を得るための入り口として、身だしなみが際立っていると誤解も生まれにくいですよ。これから先、幼稚園、保育園、小学校、習いごと・・・新しい環境に参加するたびに、「素敵ね。」と言われる輝いているママでいるために、ぜひ身だしなみを振り返ってみてください。