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学校における英語教育について:後編/2013年6月

高校の英語教育

前回の記事では、小学校・中学校における英語教育について政府の動向やアンケート結果などからお話をいたしました。今回は、高校・大学の英語教育についてお話をしたいと思います。

 

中学から義務教育の一貫で英語教育がはじまり、それをベースに高校の英語教育が行われていきます。文部科学省は、2009年高校の学習指導要領を改訂し、4年の移行期間を経て、今年度から1年生を対象に全国で新要領の実施を始めました。そして、授業は英語で行うことが基本とされ、2015年度にはそれが全学年に広がる予定です。

 

グローバル化に対応した動きということで、改訂当時からとても注目されていましたが、実際の現場では現在どのような状況にあるのでしょうか。

 

実情としては、やはりまだ導入時期ということもあり、なかなか完全にすべて英語というわけにはいかないようです。今まで日本語でおこなってきた文法の説明なども全て英語で行うということは、普通に考えてもかなり難しいことのように思います。そして、現在の大学受験の体制においては、英語の成績がよいということと、英語が話せるということが必ずしもイコールではないという点も問題点として考えられるでしょう。

 

小学校における英語教育と同様に、高校の英語教育も今後の現場での動向が注目されます。高校生が、英語で英語を学ぶことで、英語を使いこなす喜びを体感してほしいと思います。

 

<出典>

日本経済新聞 (2013年5月24日)

大学における教育

大学においてもグローバル化が叫ばれる時代になってきました。そして、先月、内閣官房の教育再生実行会議にて『これからの大学教育等の在り方について』(第三次提言)が発表されました。

 

提言の中では、「大学のグローバル化の遅れは危機的状況にあります」と述べられ、教育内容と教育環境の国際化が早急に求められています。その中では、「グローバル化に対応した教育環境づくりを進める」とされ、外国人教員を増員、日本人教員の英語能力の強化や英語による授業比率の引き上げも述べられています。そして、留学を希望する多くの大学生が海外留学にいけるような仕組みつくりも問われています。

 

また、初等中等教育段階からグローバル化に対応した教育を充実するということも強調されており、今後小学校・中学校・高校・大学における英語教育の連携もより注目すべき点となるでしょう。

 

今後の日本では、公教育において今までより多くの英語学習の機会が与えられることは確実です。しかし、体制が整ったことだけで、すぐに子どもたちが自由に英語を使いこなすグローバル人材になるわけではありません。

 

乳幼児期から自然に楽しく英語に触れることは、この将来の可能性へ一歩でも近づくことにもつながります。子どもは遊びの中で大いに学んでいきます。そして一つ一つの学びがその子の人生をつくりあげていきます。

 

より多くの子どもたちが英語を駆使して自分の可能性を広げ、社会に大きく羽ばたいていってほしいと願ってやみません。

 

 <出典>

これからの大学教育等の在り方について(第三次提言)(2013年年5月28日) 教育再生実行会議

Mama's profile/プロフィール

いまい ちなつ

いまい ちなつ ーこども英語講師 ー

記事テーマ

親子で楽しくハッピーえいご時間

乳幼児期はママと一緒に楽しんで英語に触れあえる絶好の機会です。遊びが学びのこの時期に、えいご時間を取り入れてみませんか? 英語が苦手なので…英語教育って難しそう…そう思っていらっしゃるママでも、お気軽にこども英語に触れていただくアドバイスやこども英語情報をお届けいたします。親子で一緒に楽しくハッピーえいご時間を過ごしてみましょう!

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