乳幼児期は歩かせましょう！！｜輝くママ

乳幼児期は歩かせましょう！！/2014年3月

ベビーカーは2歳まで！！

お子様を沢山歩かせていますか？？

ベビーカーの乗り心地が良いせいでしょうか？　３歳でもベビーカーに乗っている子が多い世の中になりました。子どもは歩けば歩くほどたくましくなります。日頃から歩かせる習慣をつけていきましょう。

歩き始めたお子様は、「歩く」ということにとても前向きです。ママやパパが面倒くさがらないで（ベビーカーはママやパパが楽をする道具だということも理解しておいてくださいね）、これから良い季節になっていきますので、午前・午後の短い散歩やパパを駅までお迎えにいくなんていう「目的」があると楽しく続けられます。「歩く」習慣は親御さんが少し頑張れば可能になっていきますよ。

2歳になったら、ベビーカーをしまってしまうようにすれば、親子で「歩く」ことを意識できる生活になりますよ！！

「つちふまず」ありますか？

お子様に「つちふまず」ありますか？「つちふまず」は、衝撃吸収や身体のバランスをとるセンサーの役割があると言われています。つちふまずが形成される乳幼児期に、足に刺戟を与えない靴を履いたり、アスファルトで固められた地面ばかりで遊ぶことは形成を阻害します。裸足で土の上を歩いたり、公園を駆け回るうちに自然につちふまずはできるので、意識して沢山歩かせるようにしましょう。

先日、娘の靴選びで靴屋さんに行ったときにとても興味深い冊子をいただきましたのでこちらでもご紹介させていただきます。

参照：ASAHI　KENKO-KUN　http://www.asahi-shoes.co.jp/akk/dekiru/

成長期の子どもの頃に「正しいアーチ形成」が出来ないと、将来、外反扁平足や外反母趾などの足の障害に発展する可能性が高いと言われています。直立2足歩行を始めるのは1歳前後ですが、この頃の足のアーチ形成はほとんどなく、いわゆるベタ足で足底全体をついて歩くヨチヨチ歩行です。3〜4歳頃になると、活発な動きである程度のアーチができます。5〜7歳になるとさらにアーチの成長が進み、8〜10歳頃にアーチの形成はほぼできあがります。つまり正しい足の骨格を形成するためには、乳児期から10歳頃の正しいアーチ形成が最も重要なのです。

近年、転びやすい子どもや、すでに外反母趾になりかけている子どもが増えています。これらに共通するのは、土踏まずなど縦横の足裏のアーチが未完成であること。3〜10歳の足育期（アーチ形成期）に、はだしで遊ぶなど足に正しい負荷をかけることが必要ですが、アスファルトが当たり前な現代の生活環境では不可能なこと。どうしたらいいのか？　実は、靴選びがとても重要なのです。

足のアーチ構造

運動会で１等になろう！！

近年、競争をさせない「かけっこ」をする幼稚園・保育園・小学校があると言われています。「楽しむ」ということでは目標は達成できますが、スポーツ指導者としては「優劣」をつけることこそ「競技」を楽しめる、または目標に向かって努力をし、達成感を味わえるというものです。これから、春の運動会にむけて各地で「かけっこ教室」が開催されますが、お子様の足事情や靴など環境を整えて「達成感」を味わってもらえたら嬉しいです。