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こんにちは。

春ですね。新しいことを始める時期でもありますね。
 

「受験」を考えるご家庭も多いのではないでしょうか？

幼稚園・小学校受験を考えておられるご家庭では、「受験体操」は身近なものかもしれません。

今回は、「受験体操」についてお話ししたいと思います。私自身も小学校受験をしました。母が「小学校受験」のお教室を自宅で開いていることもあり、小さい時から「小学校受験」についてはとても身近な存在でした。

私自身、スポーツインストラクターになってからは「小学校受験」の為のスポーツの家庭教師を依頼され、個別指導をしています。最近では「幼稚園受験」のために依頼されることもしばしば・・・。

では、「受験体操」とはどんなものか？

小学校受験では、多くの有名小学校で体操の試験があります。体操を通し、お子様の意欲、指示を正確に聞く力などが見られます。指示を正確に聞き取り、判断し、行動する力を試されるということです。

各学校、その年により、試験課題などは変わってきますが、以下のことについて運動・体操の試験でお子様の様子を見られていることがあります。

●挨拶・返事

●指示行動・集団の中での運動

●記憶して行動する判断力

●集中力

●基礎的な体力

具体的な内容はというと・・・。

●集団の中でのゲーム

●サーキット運動（指示をされた動きを行う）

●まりつき・縄跳びなどの手具を使った運動

サーキット運動などは、受験体操では「指示行動」とよばれる分野のことです。

まりつきは、「あんたがた　どこさ」 などのリズムに乗りながらボールを使った運動をして集中力を養うもの。

縄跳びは、結び方から前跳びなどの身体能力を確認します。

受験体操と　それ以外の体操教室の違いは、基本的には変わりはありません。

私自身も子どもに対して、「受験」をするから「受験をしない」からという観点でレッスンの内容・取組み方を変えていません。

但し、「受験」の世界を知らない先生と知っている先生とでは、少し取組み内容が変わってくるかもしれません。

私自身は、「受験」をしない子に対しても、「受験」をするお子様に合わせてレッスンする方がどちらにも良い結果をもたらす気がしています。

それは、「マナー（挨拶・返事・道具の取り扱い）」「社会性（先生の話をきく・順番をまつ・友だちの演技をみるなど）」は通常の体操教室でもどんなところでも役にたつからです。

これから、「受験」を考えられているママ・パパが「受験体操」のお教室を選ぶ視点としては、以下を重点的に考えられると良いかと思います。

●講師自身の言葉使い・子どもたちへの技術以外の接し方

●お子様が楽しく目標を達成できやすい環境にあること

「受験体操」を謳っている体操教室だけでなく、幅広くお教室をみると良いでしょう。
お金をかければ「合格する」というものではないということです。