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とても良い季節になりましたね。ピクニックに公園に出かけたり外に遊びに行きたくなる毎日です。そんな季節に、是非お子様と公園の遊具で遊んでみませんか？

今回は、未就園児のお子様のための「鉄棒遊び」をご紹介します。本格的な鉄棒運動の導入としてご活用ください。

スポーツの家庭教師でダントツのお問い合わせをいただくのが「鉄棒」指導です。私の小さいときは、友だち同士の遊びの中で「逆上がり」まで見様見真似で出来るようになったものです。最近の子どもたちは乳児期の立ち上がりの時期が早かったり、ハイハイ時期が少なかったりすることで、鉄棒につかまっていられる握力や胸筋・腕筋が弱い子が多いです。そのため、鉄棒につかまっていられずになかなか進歩しないというお子様が多いように感じます。

まだ、歩けない時期から以下のことを生活の中に取り入れてみてください。

☆誕生～お座り時期　おもちゃなどを握る練習/　ハイハイ準備のためのうつ伏せ練習（首座りがしっかりするためにもGood）

首が座ったら・・・「高い高い」などで高低差の体験もしておくと鉄棒の高さの恐怖が少なくなります。※お子様の落下や揺さぶられっこ症候群などにはご注意ください。

☆ハイハイ時期　沢山、ずりばい・ハイハイをさせて、胸筋・腕筋・背筋をしっかり使えるようにしていきましょう。

☆歩き始め時期　ママやパパの腕を鉄棒に見立ててつかまる練習(新聞紙をまるめたものでも代用可）⇒鉄棒から手を離さない練習になります。

先ほどまでは、赤ちゃん時代。いよいよ、実際の鉄棒を使っての遊びも、歩き始めて公園にも慣れてきたら是非、やってみてください。

幼稚園に入る４歳までには「前回り」まで完成していると、年少のときにはあっという間に「逆上がり」が出来ていますよ！！　「逆上がり」はなるべく身体が大きくならないうちに身体で覚えてしまうと一生ものです。

☆鉄棒と仲良くなろう！！

①　鉄棒にぶらさがってみる。最初は５秒くらいから10秒つかまっていられたら次へ！

ぶら下がるときは鉄棒の高さはお子様の足がつかない高さのものの方が頑張ってぶら下がります。

②鉄棒でお布団になってみよう！（前回りの前段階）

鉄棒を順手で両手で握り、パパやママがお子様のちょうどお腹に鉄棒が来るように持ち上げます。その後、鉄棒を物干しに見立ててお子様自身がお布団になってみます。顔を下に向けてお布団のような形をとります。

お布団は、お腹に鉄棒が食い込むため最初は嫌がるお子様が沢山います。最初は短い時間にとどめましょう。また、この際に鉄棒から手を離さないことを何度も教えます。

※鉄棒ではちょっと泣いてしまうというお子様は

ママやパパに抱っこしてもらって、鉄棒を使わずにお布団のように下を向けるように練習します。ママやパパの手がお腹に食い込む感じに慣れてもらいます。できたら沢山ほめてあげましょう。

③小鳥さんになってみよう！（前回りの前段階）

鉄棒を順手で握り、お布団と途中までは一緒です。パパやママがお子様のちょうどお腹に鉄棒が来るように持ち上げます。そのまま、腕をしっかり伸ばしで背中から足先まで斜めにまっすぐにして、電線の上に止まる小鳥のようになってみましょう。

④　③までスムーズにできるようになったら前回りにチャレンジしてみます。

最初は、手を離してしまうことが多くありますので、しっかりパパやママが補助をしながらチャレンジしてみてください。

補助をきちんとすれば、手を離した時の恐怖が植え付かず楽しく練習することができます。

鉄棒補助の仕方はまた別のときにお話しすることにします。

まずは、お子様の身長に合う鉄棒のある公園を探してみてくださいね。