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使う頻度に合わせた、しまい方/2014年6月

使いやすいのは、どっち?

前々回より、「使いやすく、しまう」ポイントを、3回にわたって、お伝えしています。

目的」「空間」と続いて、今回はポイントの3つ目。

「動作」についてです。


部屋のある場所に、携帯置き場を作るとします。

蓋がある収納と、蓋の無い収納、どちらが使いやすいですか?

使いやすいのは、蓋の無い収納です。

なぜなら、「蓋を取る」という、たった1つでさえ、動作数が増えると億劫に感じるからです。

よく使うものほど、しまい方は簡単に

先に挙げた例でもお分かりのように、使いやすさ・片づけやすさに関わるのは、モノを取り出す・しまうまでの動作の数。

この「動作数」は、モノを使う頻度に合わせて、考えていきましょう。

 

では、次の3つのモノのしまい方について、想像してみてください。

 ① 毎日使う、鍵

 ② 外出のたびに使う、上着

 ③ 1週間に数回取り換える、トイレットペーパー

 

動作数が「1」

 ① 棚の上に載っているトレイの上に鍵を置く

 ② 壁のフックに上着をかける

 ③ 蓋の無い収納ボックスに入っているトイレットペーパーを、取り出す

動作数が「2」

 ① 収納ボックスの蓋を開けて、中にカギをしまう

 ② クローゼットを開けて、上着をかける

 ③ 収納ボックスの蓋をあけて、トイレットペーパーを取り出す

動作数が「3」

 ① 扉を開けて、収納ボックスの蓋を開けて、カギをしまう

 ② クローゼットを開けて、引き出しを開けて、上着をしまう

 ③ 扉を開けて、ビニールを開けて、トイレットペーパーを取り出す

 

それぞれの場合での使い勝手が、想像できましたか?

頻繁に使うものほど、動作数が少ない、つまり、簡単なしまい方が、適しています。

その反対に、たまにしか使わないモノは、動作数が多くても、さほどのストレスを感じることなく取り出し・片づけることができます。

 

「使う・しまう」がスムーズになると、家事がはかどり、ママも家族も、笑顔になれます!

今お使いの場所が、「使いにくい」と感じる時は、「動作」が最適か、見直してみてください。

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高麗 朋子

高麗 朋子 【1級家事セラピスト/整理収納清掃コーディネーター】

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家事から、ママが輝く・家族が笑顔になる!

掃除や片付けって、苦手な方が多いです。でもね、ちょっとしたコツを知るだけで、負担を減らすことができるんです!片付いた部屋では、ママの家事がはかどり、パパや子どもも、お手伝いがしやすくなります。ママの笑顔は、家族の笑顔。私たちの、最も身近にある「暮らし」に目を向けて、ママが輝き、家族が笑う、『暮らしやすく』のコツをお伝えします!

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