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抱きしめ、抱きしめられていますか?/2014年11月

抱きしめられていますか?

子育ての中で、たまっていくもの...それはストレス。

 
「一生懸命頑張ってるのに、うまくいかない」
「毎日ヘトヘト。自分のための時間なんてない」
「夫婦での会話が少なくなってきてる」
 
などなど。
 
他にもさまざまな要因がありますよね。
 
自分自身がいやになっちゃう。
こんな自分が嫌。
 
そんな風に思われる時もあるかもしれません。
 
そんな生活の中で、みつめてほしいもの。
それは「スキンシップ」です。
 
お子さんを抱っこしたりすることは日常あるかと思います。
そして、頭をなでたり、ベビーマッサージをしてあげることも。
もちろん、それだけでも幸せな気持ちになれるのですが
それと同じぐらい大事な事...
 
皆さん自身は、抱きしめられていますか?
ご夫婦で手をつないだり、肩を寄せ合ったり、ふれあいの時間は持てているでしょうか...?
 
この「ママ自身の為のスキンシップ」が、ストレスを解消し、幸せな気分にする鍵を握っています。
愛情ホルモン「オキシトシン」

オキシトシンというホルモンがあります。

脳の下垂体後葉から分泌され、分娩時に子宮を収縮させたり、母乳の分泌を促す働きを持っています。
これは、別名「愛情ホルモン」とも呼ばれています。
それは、親子や恋人同士・夫婦のスキンシップによっても分泌されるからです。
 
・人への信頼感を育む
・血圧の上昇を抑える
・ストレス解消・幸福感を得られる
・心臓の機能UP
・長寿
 
など、その効果については近年注目されています。
 
親子関係を例に挙げると
親が子どもを抱っこしたりふれあったりすることで
親子ともオキシトシンが分泌されることが、研究によりわかっています。
 
このホルモンが分泌されると、信頼感が増し、強いきずなが育まれます。
沢山抱っこされて育った子どもの分泌量は高く、人間関係や愛情づくりに重要な役割を果たすのです。
 
親子のふれあいだけでなく、ご夫婦のふれあいによっても分泌量が高まります。
 
最近会話が減ってきた。
夫婦の時間が少なくなった。
 
子育てしていると、特にそうなりがちな方も増えてきます。
 
だからこそ、ぜひ「ハグ」してみませんか?
 
 
赤ちゃんは、ママに抱きしめられると、とっても安心し、幸せな気持ちになっていますよね。
ママも、パパやお友だち、その他大事な人を抱きしめ、そして抱きしめられると、とってもあったかい気持ちになりませんか?
 
「いまさら、自分から甘えるなんてはずかしい」と思われる方も、おられるかもしれません。
でも、ご主人も、あなたに甘えられたいかもしれません。
もっと頼ってほしいかもしれません。
そして、もっと甘えたいかも...?
 
スキンシップを持つこと・抱きしめあうということ。
それは「心」にふれ、「心」を抱きしめることにもなるのです。
 
愛情が心身ともに、自分を支えてくれるのではないでしょうか。
自分自身を、ぎゅっと抱きしめる

産後すぐは、ホルモンバランスの関係で、夫婦としてのふれあいもおっくうになるかもしれません。

でも、その「おっくう」な状態が続いている方は、まず、頑張っている自分自身をぎゅっと抱きしめてみませんか?

ご自身で、右手で左腕を、左手で右腕をつかんでみます。

つまり、自分で自分をハグするように。
 
「あなたは、よく頑張ってるよ」
「うまくいかないことも有るよね」
「今日も一日お疲れ様」
 
目を閉じて、そんな風にご自身に語りかけながら...。
きっと、目を開けた時、もっと自分が好きになっています。
 
愛情ホルモンを増やしながら、ママとしても女性としても、毎日を楽しんでいきたいですね。
 
※参考文献
 PHP文庫『「脳の疲れ」がとれる生活術』 有田秀穂 著 PHP研究所 発行 

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Mama's profile/プロフィール

東山 弥生

東山 弥生 【ベビーダンス・抱っこ姿勢「やさしいはな」主宰】

記事テーマ

「つらい」を「楽しい」に! 楽々抱っこやハグで愛を深めよう

赤ちゃんを育てるうえで欠かせない「抱っこ」「タッチ」などのふれあい。 でも、時として、ママのカラダや心に負担をかけることも…。 大人になってもスキンシップは必要。 その入り口であるこの時期を、親子でもっと長く楽しめるには、どうしたらよいか。 ベビーダンスや抱っこ姿勢の講師として、そして2児の母の目線から、お伝えします。

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