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個性という種をもつ子どもたち/2014年6月

あなたにとって「こども」の存在ってどんな存在ですか?

長い雨が続く関東も浄化の時期なのかも・・・、この自然の計らいを大切に感じる日々のやまがたてるえです。今日もお母さまの心をゆるっとできるようなメッセージをつたえさせていただきます。今日は「個性の種」のお話。私が初めて子どもを生んだ時。9年前のことですが、私は嬉しいのと不安がいっぱいでした。


なぜかというと、一般的にいう「こども」が苦手なタイプでした。「ええーーー!!」っと私を知っている人は驚くかもしれません。子育てを知るまで、はっきりいって「どう接していいか、わからない」が正直な気持ちでした。ただ、知識はあったので、なんとかなるし、嬉しい存在でもあったので、大丈夫だろうと思っていました。

 

妊娠出産のころ私にとって、「こども」が嬉しい存在。という感覚でしたが、反面 しっかり育てなければ、いけない。とか、いい子に育ってほしいとかそんな思いがいっぱいでした。本当に今 思い出すとどれだけ重たい「思いこみ」にとらわれていたのかと思います。

こどもの本質

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出産後の実際の子育てがはじまり、いつもいつも「抱っこ」していないと、ずっとずっと泣いてしまう、また、下ろしたら起きるというなんだか超敏感な赤ちゃんの子育てがはじまりました。教科書に載っていないようなまた、経験したことのない状況に戸惑いながらも一生懸命に頑張っていました。なにかあれば、本やインターネットで調べて問題を解決しようと思っていましたが・・・・

 

じつはどれも「外側」の情報でけっして、子ども自身の本質を見つめていなかった。そのことに気づきました。これに気づくのに数年かかって、私は悪戦苦闘しながら出来ない自分を責め続けていました。そんな思い。思いは「こども」を大切に思っているからの出来事ですが、どれも「頭」で考えた子育てでした。


本質をつかむときにもっとも大切なのは「心」そして、子ども自身を人としてその存在を大きく認めることがほんとうに大切です。

個性という種を見つめよう

私は2人の娘がいて、長女を育てているときはとにかく必死で、毎日を過ごしていました。とても元気で、元気で嬉しいことなのに「もうちょっと落ち着いて!!!」と落ち着かせることばかり考えたりこの元気なことって、おかしいんじゃないの!?と勘違いしたりしていました。それも全部自分自身が思い通りの子ども像みたいなものをもっていたからなんですよね。

 

ある時、都内までのおでかけ。もちろんあちこち動き回り、追いかけまわしていました。そんな時に通りすがりのご年配の女性に「あちこち歩き回ることって、好奇心の塊よね。素晴らしいよね。」と、言われて、「はっ」としました。長女は楽しくて、楽しくてあちこち動き回っているのに、私はそれを止めることばかりに必死でした…。そう、個性というものを見つめずにいたのです。


自分の子どもの個性はどんなものか。しっかりと見つめることが出来たときにたくさんの気づきがあります。

母という大きな環境

個性の種をその子らしく育てる(育てるというよりも、育ちを見守る)そのために私たちは環境を整えてあげることが大切なんだと気が付きました。環境といわれると物質的なイメージかもしれませんが、違います。私の環境とはその人そのもののことです。人が整うと、物質的な環境も整ってきます。人が整うというのは、「心」「体」「意志」が整うということだと思います。

 

お母さま自身が一人一人個性。そして子ども自身も個性の種。だからこそ、豊かな人間関係が育まれると思います。子育ての本当に大切なことはその環境という存在の人が整うことだと思います。いろんな思いこみ、刷り込み。特に、自分自身が育った環境が子育てに影響します。子育てが苦しいときこそ、どうぞ沢山周りに話を聴いてもらう、SOSをだして、自分自身の心と体を整えてみて下さい。

お母さんの笑顔がなによりもの心の栄養

 

今日もお読みいただきありがとうございます。

笑顔の花がたくさん咲いて
幸せの実が実りますように

 

やまがたてるえ

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Mama's profile/プロフィール

やまがた てるえ

やまがた てるえ 【バースセラピスト NPO法人JASH 理事】

記事テーマ

産後の心と体を癒す バースセラピストのメッセージ

産前 産後 心と体が不安定になる時期にそっと心に寄り添うメッセージをお送りします。育児で一番 大切なこと。それはお母さんの心と体の状態が心地よいことです。特に初めての、妊娠出産育児のなかで、戸惑い、ときに孤独すら覚えることがあるでしょう。子育ては未来を育てること。そのお母さんの笑顔の花が咲くメッセージを届けます。

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