ハッピー・ノート.com

毎日の気温が上がってきて、生花を1日でも長く楽しむには工夫が必要な季節になってきました。

生花を飾るとお部屋の雰囲気が変わる。華やかになる。癒される。いい事づくめなのはわかっているけれど、お手入れをしないとすぐにダメになってしまうことを考えると、なかなかハードルが高くなることも事実です。

そこで、おすすめしたいのが枝ものです。

雑貨屋さんや洋服屋さんでもガラスの花器に背の高い枝ものを活けてあるのをよく見ますね。

涼しげで、グリーンを感じて素敵な空間を演出できています。

こちらの枝ものは、ドウダンツヅジ。

小さい葉っぱが涼しげで、程よく葉っぱ越しに向こう側が見えて圧迫感もありません。枝の部分もつるんとしていて扱いやすいです。小さなお子さんがいて危ないなと感じる場合は、ちょっと高いところに置いて、手が届かないようにしましょう。高いところに置くことで枝に高さが出るので、上の方にグリーンの葉っぱが来ることで、よりステキになります。

気軽にご自宅でも取り入れてみませんか。

ただ、どんな枝をえらんでいいのかわからないっていう方もいらっしゃるかと思います。お花屋さんに相談して旬の枝ものを教えてもらうのもいいですね。

今のオススメはスモークツリー。和名はけむり草。

まさに煙のようです。ふわふわボリュームはありますが、こちらも程よい透け感で部屋の中で圧迫感がありません。

なかなかお花で大きく飾るのは難しいのですが、枝を使えば大きく高く飾ることができます。枝ものを飾っているとちょっと上級者に見えますよ！

枝ものを活けるときに、水揚げを良くするためにひとつだけ手をかけてほしいことがあります。

枝に縦割りを入れること。

そして、枝の表皮を少しむいてあげること。

これはお家にあるカッターでもナイフでもなんでもいいので、表面を削いでください。これで水揚げが良くなります。

ちゃんと水を吸い上げることができていれば、持ちも良くなります。

ぜひ、お試しくださいね。