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外遊びと睡眠/2015年11月

外遊びをするとぐっすり眠ることができる
外で思いきり体を動かしてくると、とても疲れて寝つきがよくなりますよね。昼間、太陽を浴びて活動することで体が疲れて、夜になるとしっかり眠ることができます。快適に眠ることができれば、翌日の朝もスッキリ目覚めることができ、気持ちのいいスタートを切ることができます。質のいい眠りのためにも、外での活動を積極的に取り入れたいものです。しかし、さまざまな要因から、子どもが外で遊ぶ時間が減っています。
子どもの外遊びが減っている理由
近年、子どもの外遊びの時間が減少しています。その原因として、
⑴体を動かして遊ぶことができる空間がない
⑵少子化のため兄弟や友だちが少なく、一緒に遊ぶ仲間がいない
⑶習い事などで忙しく遊ぶ時間がない
などが挙げられます。
 
また、テレビやゲーム、パソコン、スマートフォンなどの普及により、外に行かなくても遊ぶことができるようになりました。こうした生活様式や環境の変化により運動する機会が減っており、昭和60年(1985年)頃以降、子どもの体力は低下を続けています。
 
現状では、大人が子どもを外へ連れ出してあげないと、なかなか外遊びをすることができません。 親が外遊びの時間を積極的に確保してあげることが必要になります。
子どもと外で過ごす時間を増やす
小さな子どもがいるママは、近所をお散歩したり、公園へ出かけてみることをおすすめします。子どもにとっては歩くだけでも運動になりますし、たくさんの刺激を受けることができます。最近は朝晩の気温の差が大きくなり、木が紅葉しはじめ、街の景色はすっかり秋になりました。
 
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まつぼっくりやどんぐりや枯葉を拾ったりしながらのお散歩は、季節を身近に感じられていいですね。拾ってきたもので工作したり、飾りを作ったりすれば、親子のふれあいの時間を増やすきっかけにもなります。
 
20151028_2.JPG
 
 
昼間は外で過ごし、季節の移り変わりを実感したり、元気に遊んだりして、夜は早く寝る習慣を作ってあげることを心がけたいものです。
ぐっすり眠れる環境を整える
外遊びをして体が疲れたら、質のいい眠りの時間を作るための準備をしてあげることが必要です。ぐっすり眠れる環境を整えるには、以下のことが効果的です。
 
①食事は寝る2~3時間前に終わらせる
食事をした後2~3時間は消化器官が働いています。活発に消化器官が動いているとうまく寝つくことができませんので、食事の時間をコントロールする必要があります。
 
②お風呂は寝る1時間前までに済ませておく
人がうまく眠りにつくのは、体温が下がってきた時です。そのタイミングでベッドに入るようにすると、スムーズに眠ることができます。
 
③部屋を暗くして寝る
部屋を暗くすることで、脳から睡眠を促すメラトニンというホルモンが分泌されます。
 
④寝る直前にスマートフォンやテレビを見ない
強い光を浴びると、睡眠を促すメラトニンというホルモンの分泌が抑制されます。
 
幼少期から、規則正しい生活や外での活動を通して、心も体も健やかに成長する基礎を作ることが重要です。「健全な心と健康な体」の土台作りを積極的に進めていきましょう!
 
 
 
参考
■文部科学省  子どもの体力の向上のための総合的な方策について
■日本学術会議 我が国の子どもの生育環境の改善にむけて

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都築 恵美

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