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心の乱れは「食」の乱れから/2017年3月

イライラ、めんどくさいは「エネルギー不足」のサイン

春は新生活の始まり、生活環境が大きく変わる時期。そんな時期は自律神経も乱れやすく、イライラやめんどくさいなど心の不調を感じやすくなります。この心の不調は自律神経の乱れも一因ですが、食事からのエネルギー不足により脳の働きが低下し「イライラやめんどくさい」を引き起こしている可能性もあります。ダイエットや糖質制限の流行から、食事量、特にごはんの量を減らしている方でイライラやめんどくさいといった不定愁訴を感じている方はエネルギー不足が考えられるので、ご自身の食事を見直してみましょう。

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血糖値はゆっくり上げれば良い

血糖値をあげるから「炭水化物」はダメ!という方もいらっしゃいますが、血糖値はゆっくりあげれば良いのです。不規則な食生活や早食い、吸収の早い糖質を多く含む食べ物により血糖値が急激に上昇することが身体や心に悪い影響を与えます。急激に血糖値が上昇すると、血糖値を下げるホルモンの「インスリン」が大量に分泌され、急激に血糖値が下がります。大量のインスリンの分泌は体脂肪をためやすく、血糖値の乱高下はイライラや落ち着きがないといった心の乱れを引き起こします。主食になるごはんとパンを比べると、ごはんのほうが糖質の吸収が緩やかです。また、よく「噛む」ことで血糖値の上昇をより緩やかにすることができます。食品の選択、食べ方次第であなたの心の乱れを整えてくるのです。

ノンストレスの食事がカギ!

ノンストレス!楽しい!嬉しい!美味しそう!ワクワクする!幸せ!と感じながら食事をするほうが、脳から分泌されるホルモンが心を整え、消化吸収も促します。好きな人や家族と食事をしたり、食べたい!美味しいと感じながら食事をするほうが心にも身体にも良い事づくめということです。小さなお子さんのいる家庭では、「早く食べなさい」「ちゃんと食べなさい」と注意しがちですが食事の時間が楽しくなるように声をかける心がけも大切です。食事は楽しいとお子さんに感じてもらえるようお母さんも食事の時間を楽しみましょう!

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Information/お知らせ

広島でスポーツ栄養&健康食育のサポートをしています。

詳細はこちらから▶https://shokulead.wordpress.com/

Mama's profile/プロフィール

馬明 真梨子

馬明 真梨子 【管理栄養士・健康食育シニアマスター】

記事テーマ

「お米」をしっかり食べて健康になる秘訣

「健康になりたい、健康でいたい」と想う健康志向の方々が増える一方で、「食」に関する様々な情報も増えて何が自分に合った食なのか判断できない方も多いです。お米を軸としたシンプルな「日本型食生活」はカラダとココロの「健康実現」へとつながります。お米の力、しっかり食べること、毎日続けることのできる食べ方の秘訣をお伝えします。

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