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【ママのための自分育てコミュニケーション講座14回目】「まね上手はコミュニケーション上手」/2017年8月

ミラーニューロンが重要!
お子さんとのコミュニケーションが上手になるポイントは4つありましたね。
 
大人同士のコミュニケーションでも大切なことですので、子育てしながら、コミュニケーション上手になっていきましょう。
 
 
1、          良く見る、観察する
 
2、          お子さんのペースに合わせる
 
3、          お子さんの動作を真似る
 
4、          お子さんの言ったことを真似る
 
 
前回の復習です。
 
1、良く見る、観察する
 
言葉になる前や言葉にならない表情、目の動き、身振り手振り、呼吸の深さなどをよく観てください。
 
 
2、お子さんのペースに合わせる
 
お子さんのペースに合わせ、体験を見守り、お子さんが満足するまで待ってあげましょう。
 
 
では、3、と4、をご紹介します。

 

3、お子さんの動作を真似る06.jpg

新生児の頃から脳神経細胞のミラーニューロン(他の人や存在を鏡写しのように)で、観察して吸収していきます。それによって人の行動の意味やその意図を理解して次の行動の予測ができるようになると考えられています。
 
(出典:ウィキペディアより)
 
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ミラーニューロン(英: Mirror neuron)とは、霊長類などの高等動物の脳内で、自ら行動する時と、他の個体が行動するのを見ている状態の、両方で活動電位を発生させる神経細胞である。他の個体の行動を見て、まるで自身が同じ行動をとっているかのように"鏡"のような反応をすることから名付けられた。他人がしていることを見て、我がことのように感じる共感(エンパシー)能力を司っていると考えられている。
 
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赤ちゃんはミラーニューロンで、観察した他の人の動作、行動をシミュレートして、自分のことのように感じ、他人の行動を真似ることで、身体の使い方や意味を理解し、できることが増えていきます。
 
また、言葉や他の人の心を推測する(感情を察して、その先の行動を予測)共感能力もミラーニューロンの働きといわれています。
 
お母さんや大人も赤ちゃんと顔と目を合わせて、表情や身振り手振りなどで働きかけることで、脳や言葉、心の成長にとても良い栄養になります。
 
赤ちゃんが大人の真似をしてくれるのを待つだけでなく、大人からも赤ちゃんを真似する双方向のコミュニケーションで、親のミラーニューロンも活発に働き、赤ちゃんの気持ちがよくわかるようになります。
 
お子さんと親御さんの動きが無意識にシンクロ(同調)している親子は、とてもコミュニケーションがうまくいっている証拠、子どもは、まねまねごっこが大好きです。
大人の良い反応が子どもの世界への認識になります
4、お子さんの言ったことを真似る
 
赤ちゃんが声を発するようになったらそれを真似るというは、多くの方がされていらっしゃって微笑ましいですね。
声を出しあうというのは本能的なコミュニケーション方法です。
 
お母さんの働きかけの違いで赤ちゃんはどのように反応するのかの研究実験がありました。
一つ目は、お母さんが目を合わせて微笑みかけ、赤ちゃんの声に合わせて声をかけます。そうすると赤ちゃんは目を輝かせて嬉しそうに手足をバタバタさせて興奮してさらに声を上げて笑います。
二つ目は、お母さんは赤ちゃんを見ているのですが、無表情、無反応で見つめるだけにします。そうするとはじめの方は何度か声を出してお母さんの気をひこうとしますが、それでも反応がないのがわかると赤ちゃんも無表情になり、しばらくすると泣き出してしまいます。
 
一つ目の反応は、赤ちゃんは心を開きコミュニケーションの楽しさを感じている様子で、もっとお母さんとコミュニケーションしたがっている様子、二つ目の反応は、悲しそうに心を閉じてしまったようです。
 
この実験からもわかる通り、日々の暮らしの良いコミュニケーションが世界をどのように認識するのかを決めていて、その影響はとても大きいのです。
言い換えないでそのままオウム返しするだけで理解された気持ちになります

では、もう少し大きくなった小学生~思春期の頃、自己主張が強くなってくる時期がきたら、お子さんの使う言葉を大切にしてあげましょう。

自分を理解してほしい、わかってほしい欲求が強くなってくると「うん、うん」とうわの空でおざなりに返事をしているとお子さんは

「ちゃんと聞いて!」と怒り出すことありませんか?

 

それは、大人同士でもそうですが、いい加減な返事をされると自分を大切にされていないと感じてしまいがちです。

忙しい時には何かをしながらや、目を見て、顔を合わせて話が聞けないこともありますよね。

そういうときは、目や顔を合わせられなくても、お子さんの言っているポイントの言葉をオウム返ししてあげるだけで、ちゃんと話を聴いてくれている感じがお子さんに伝わります。

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カウンセラーが信頼関係を作るコツでもある「言葉を変えないでそのまま返す」オウム返しがポイントです。

例えば

子「今日、先生にすごい!って褒められたよ。」

大人「よくできたのね。良かったね。」

子「そうじゃなくて、すごい!って言ってくれたの!」

 

「すごい!」と「よくできた」は同じようなことを言っているようですが、感覚的に違ってしまいます。

お子さんは「よくできた」と言われたのが嬉しいのではなくて「すごい!」という言葉が嬉しかったのでしょう。

 

聞いている人はどちらも同じだと自分の感覚にあった言葉に無意識に変換してしまっていることがあります。

「そんなこと?」と思われるかもしれませんが、些細な違いでも、同じ嬉しさを共有した感じが薄らいでしまいます。

言葉の言いかえをしないでそのまま「すごいって褒められたのね。良かったね」と返してあげた方が、目を見て話せないときは感情を共有してくれたように感じます。

 

ちぐはぐなコミュニケーションが何度か続くと、子どもは自分のことを大切にされていないと感じてコミュニケーションがうまくいかなくなったりします。

本当は大人は子どもを大切に思っているのに誤解されてしまうのは悲しいですね。

言葉を変えずにオウム返しするだけで、コミュニケーションがうまくいきます。

ぜひ、お子さんやパートナー、ご家族にお試しください。ただそれだけでも関係が良くなっていきますよ。

 

いかがですか?

職場やママ友同士のコミュニケーションも同じようにしていただくだけで友好な関係ができます。

 

4つのポイントはとても簡単で効果的です。

コミュニケーションが上手な方は自然にこの4つをされていたかもしれませんね。

親をそっくり真似してお子さんは育ちますね。

 

あまり神経質にならずに、気がついた時に楽しんで使ってみてくださいね!

Information/お知らせ

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ご質問や体験談、感想等は日本親子コミュニケーション研究所HP             
 

Mama's profile/プロフィール

藤原 万梨子

藤原 万梨子 【親子コミュニケーションカウンセラー】

記事テーマ

ママのための自分育てコミュニケーション講座「自分を癒しながら、より輝く女性に」

『毎日忙しい、大変だけど、楽しい!』のはずが、本当は子育てが辛いという方は、もしかしたらご自分の内側のインナーチャイルド(小さい頃の自分)があなたに何かを伝えているのかも?「子育ては自分育て」お子さんがあなたのインナーチャイルドの鏡となり、本当のあなたの心の声に気づかせてくれるのです。悩みはあなたがより豊かに輝く為の気づきの入口です。

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