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水無月の歳時記/2012年6月

水無月の由来

いよいよ6月も半ば、入梅に入りましたね! 6月の事を「水無月」と言いますが、梅雨に入る6月に「水が無い」わけではなく、「みなづき」の「な」は古語の連体助詞の「の」と言う役割なので『水の月』と言う意味になります。これは、田植えで田んぼに水を引く月なので、この呼び方になったという説が一般的です。 

水無月の和菓子

水無月という「和菓子」があるのをご存知ですか? これは、6月1日が「氷の朔日」といわれ、室町時代の宮中では、この日に「氷室(冬場に出来た氷を貯蔵しておくところ)」から氷を切り出し、氷を口にして暑気払いをするという慣わしがありました。庶民にとっては、当時、氷はとても貴重で手に入るものではなく、氷を真似たお菓子の上に悪魔払いの小豆をのせて「水無月」というお菓子にしました。 

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6月16日は和菓子の日

そして、明日、6月16日は「和菓子の日」でもあるのですよ! 旧暦の6月16日に神さまに16個の菓子や餅を供えて、厄よけと福寄せを祈願した「嘉定喰」という行事がありました。また、848年の6月16日に元号が「嘉祥」と改元された事を祝って16個のお菓子を贈ったのが起源とする説があり、6月16日が「和菓子の日」として制定されました。 

夏越の祓

「夏越の祓」は寺社で行われる、一年のちょうど折り返しの6月30日に、この半年の罪や穢れを祓い、残り半年を無病息災で過ごせるように祈念する神事です。人形(ヒトガタ)に名前を書いて神社に納めたり、チガヤで創られた大きな輪「茅の輪」をくぐって行います。 

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夏を迎える準備

今年は6月21日が夏至ですね。夏至の日の夜は「キャンドルナイト」のイベントも各地で行われるようですが、古来日本の風習も持ちながら、残りの半年を家族と共に元気に笑顔で過ごせる準備を整えるのも、良いかも知れませんね。神社にはキレイな色の紫陽花が咲いているかも知れませんよね♪ 

Mama's profile/プロフィール

川島 彩子

川島 彩子 【カラーコーディネーター】

記事テーマ

「母」「妻」「女性」として輝くための色彩活用術

私が行うセミナーでの人気メニューは、 ①「ファッションの色彩」自分に似合う色・ファッション ②「インテリアの色彩」カラーセラピー・整理収納 ③「子供の成長に合わせた色の選び方」 と、なっています。
私自身の育児の時に感じた思いを活かし「母」「妻」「女性」として『私らしく輝いている』為の色彩活用術をお届けします!

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