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２０１０年１１月２３日、幼稚園生から大人まで５００人が参加した、「つくばサッカーフェスティバル」の会場で、「おおきなつくばの応援旗」が作られました。「応援旗」は、NPO法人つくばフットボールクラブ、㈱シンプルウェイ、㈱プレイスメイキング研究所、NPO法人ままとーんが意気投合した、コラボ企画です。

“がんばれ　つくば！”と書かれた、おおきな白い布の上に、たくさんの子どもたちがペンキをつけた長ぐつ（足裏型スタンプ）をはいて、ペタペタ足あとをつけていきます。きゃっきゃっと面白がる子どもたちの歓声につられて、ついつい大人たちも仲間入り。白い旗はあっという間に、色とりどりの足跡に染まりました。きれいに仕上がった団旗を前に、私たちは“仲間”とのキズナを感じ、感動しました。

そして今年、震災から１周年を迎えた３月１１日に、筑波山“梅まつり”会場で、私たちは、再びおおきな白い団旗を広げました。５００人に及ぶ子どもたちが作った「がんばれ　つくば」のメッセージに、今後は大人たちが「がんばる。」って応える旗を作ろう！　と企画したのです。梅まつりに訪れた方々に、「ひと足、いかがですか？」と声をかけて足裏型スタンプを押していただき、白い団旗は、再び、色とりどりの足跡とメッセージで埋まりました。

１４時４６分。震災の発生時刻。賑やかな梅まつり会場も、一斉に黙祷。つづいて、「上を向いて歩こう」をみんなで合唱。それから、復興の願いを込めて、みんなでふうせんを空に放ちました。見上げると、赤・青・黄とカラフルなふうせんが青空に映えて、すごくキレイです。子どもたちも、「きれい！ドロップみたい」と笑顔で空を見上げています。

最後に、市原健一つくば市長から、「おおきな応援旗」に足型とサインを入れていただきました。そう、大人たちもがんばるよ。今こそ、がんばろう、東北。がんばろう、日本。