⽇々、当たり前のように体にとりいれている空気。⾷べ物や飲み物に気を使うように、毎⽇吸い込むお部屋の空気についても考えてみませんか?
⽬に⾒えない空気と、室内の空気環境に⼤きな影響を与えるエアコンの活⽤術について、空気のプロフェッショナルであるパナソニックのエアーマイスター・福⽥⾵⼦さんに聞きました。
夏は毎⽇使っていたエアコンも、秋になると使⽤頻度が徐々に減り、気づけば暖房を使うときまでそのまま。扇⾵機と違って「⽚付ける」という作業がいらないエアコンは、お⼿⼊れするタイミングが⾒逃されがちな家電です。でも、夏にフル回転したエアコンの内部は結露した⽔分がたまり、湿気がたっぷり。さらにホコリが付着した状態で放置しておくと、カビの繁殖やニオイの原因になる可能性があります。冬の暖房使⽤前に、しっかりとお⼿⼊れしておきましょう。
空気中のカビ菌(胞子)、ホコリや油などの栄養、エアコン内部の水分が、カビの発生と成長を促す要因。カビの繁殖を抑えるには、栄養源となるものを取り除き、乾燥させることが大切です。
まずはフィルターを外して掃除機でホコリを吸い、それでも汚れが落ちないときは薄めた中性洗剤で洗って陰⼲ししてください。本体の通⾵路やフラップは、固く絞った雑⼱などで汚れを拭いましょう。肝⼼なのは、掃除の後にきちんと乾燥させることです。内部クリーン機能があるなら⼿動で稼働させて。ない場合は30分〜1時間の暖房運転、もしくは3〜4時間の送⾵運転でしっかりとエアコン内部を乾かしてください。秋にここまでやっておくと安⼼です。
多くのエアコンには内部クリーン機能が搭載されています。これは冷房後のエアコン内部を乾燥させるもので、カビ対策に効果的。パナソニックのエアコンは、冷房運転を止めると毎回自動で稼働します。普段から活用して内部を清潔に保ちましょう。
⼀般的に、家庭⽤エアコンの寿命は10年程度と⾔われています。この夏、冷房の効きが悪いと感じたなら、買い替えのサインかもしれません。最新エアコンの省エネ性や快適性は進化しているので、暖房シーズンが始まりエアコン需要が⾼くなる前にじっくり検討してみてはいかがでしょうか。⼦育て世代におすすめなのは、空気清浄機能がついたモデルや、スマホで外出先からでも電源オンオフができるアプリ対応モデル。選ぶときは、ぜひこのポイントに注⽬してみてくださいね。
エアコンの能力で最も差が出るのは暖房能力と言われています。寒さが厳しい地域にお住まいの方や、冷え性などで特に暖かさを重視したい方は、暖房能力が高いエアコンをチェックしてみましょう。
パナソニック株式会社
国内空調マーケティングセンター エアコンマーケティング部
福田 風子さん
エアコンの日常的なお役立ち情報を発信するエアーマイスター。自宅に異なる3機種のエアコンを設置し、機能の違いや風の違いをリサーチしている。2児の母。
外気温-25℃の環境下でも⾼い吹き出し温度でパワフルにお部屋を暖められる「フル暖エオリア」は、寒さが厳しい地域の⽅におすすめしたい⼼強いパートナー。霜取り運転中も暖房が停⽌しない「ハイブリッドエネチャージ」や、お部屋の空気もエアコン内部も清潔に保つ「ナノイーX」をはじめ、さまざまな機能を搭載し、冬の快適な暮らしを実現します。