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花粉が気になる季節の換気と寝室環境を考えよう

目に見えない空気のはなし

⽇々、当たり前のように体にとりいれている空気。⾷べ物や飲み物に気を使うように、毎⽇吸い込むお部屋の空気についても考えてみませんか?
⽬に⾒えない空気と、室内の温度環境に⼤きな影響を与えるエアコンの活⽤術について、空気のプロフェッショナルであるパナソニックのエアーマイスター・福⽥⾵⼦さんに聞きました。

花粉シーズンの窓開け換気テクニック

花粉シーズンは、どうしても窓開け換気をためらってしまいがち。でも、室内で気持ちよく過ごすためには、空気の⼊れ替えが⼤切です。窓を開ける際は、花粉の⾶散量が多いと⾔われる正午前後や⽇没前後を避け、網⼾やレースカーテンを付けるだけでも花粉の侵⼊を抑制することができるので、まずは基本としておさえておいてください。それに加えて、活⽤していただきたいのが空気清浄機。いつも部屋の定位置に置いたままのご家庭が多いかと思いますが、換気の際は空気清浄機の吸い込み⼝を窓に向けると、外から侵⼊する花粉をキャッチしやすくなります。また、エアコンと空気清浄機の2台使いもおすすめ。エアコンの作り出す気流が、空気清浄機の集じん機能(細かいちりなどを集めること)をアシストしてくれるんです。次の図を参考に、ぜひ試してみてください。

部屋を適度に加湿して花粉対策&快適性アップ

この時期は、部屋の加湿も重要なポイント。適度な湿気があった⽅が、空気中の花粉が⽔分を含んで床に落ちやすくなり、乾燥も防げて快適に過ごせます。⽬安は、20℃から22℃くらいの室温で40%から60%の湿度。加湿しすぎると、今度は結露などの原因になることがあるので注意してください。床の上に溜まった花粉は、⽔拭きで取り除くようにしましょう。⼩さなお⼦さまがいると、ハイハイしたり⾛り回ったりして舞い上げてしまうことがあるので、こまめに⾏うといいですね。

AIR Meister's Point

掃除の順番に注意して

床掃除の際は、いきなり掃除機を使うと床に溜まった花粉を排気によって舞い上げてしまうことがあるので、先に水拭きするのが鉄則。水拭きに使った雑巾は、乾くと花粉が飛散するためしっかり洗いましょう。使ったらすぐに捨てられるウェットシートも◎。

冬の寝室環境改善にエアコンを活用

花粉対策とともに、この時期⾒直してほしいのが寝室環境。健やかな睡眠は免疫⼒アップにも繋がります。寒いからといって厚着したり靴下を履いたりして寝るのは、うまく体が放熱できない状態になるのでNG。⾃分を温めるのではなく、湯たんぽや布団乾燥機などで寝具を温めるようにしてください。寝る30分くらい前に暖房をつけて布団をあけておくだけでも、シーツのひんやり具合を抑えることができます。設定は18℃から20℃で、つけっぱなしがおすすめ。お⼦さまは布団をはいでしまうことがあるので、部屋全体を暖めておくと安⼼です。朝、ベッドから出られないということもなくなりますよ。つけっぱなしは嫌という⽅も、ぜひ起きる1、2時間前にタイマーを。体温が上がり、気持ちよく⽬覚めることができます。

教えてくれたのは

パナソニック株式会社
国内空調マーケティングセンター エアコンマーケティング部
福田 風子さん

エアコンの日常的なお役立ち情報を発信するエアーマイスター。自宅に異なる3機種のエアコンを設置し、機能の違いや風の違いをリサーチしている。2児の母。

お知らせ

寝ている間も、エアコンが自動で快適な温度に寝室用エアコン「エオリア スリープ」 寝ている間も、エアコンが自動で快適な温度に寝室用エアコン「エオリア スリープ」

⼈の体は、脳や臓器など内部の温度(深部体温)が下がることで眠るための準備を始めます。そして、起床に向かって徐々に体温が上昇することで、快適に⽬覚めやすくなると⾔われています。「エオリアスリープ」は、枕元に設置したベッドサイドセンサーと連携し、体が⼼地よく感じる温度を⼊眠から起床までコントロール。暑すぎず寒すぎない「快眠環境」をつくります。

ベッドサイドセンサーで枕元の温度・湿度を検知

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