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気象キャスター関嶋 梢
ママお天気キャスターがお伝えする、ファミリーのためのお天気豆知識
気象キャスター 関嶋 梢
「きょうは何を着せたらいいかしら?」にはじまり、子育てには天気予報がかかせませんね。天気には<季節ごとに気をつけたいポイント>があります。そのほかにも<お散歩で見つけよう!季節の表情>や<親子でチャレンジ!簡単な天気予報>などをテーマに、子供たちとの毎日が楽しくなるようなお天気豆知識をご紹介します。

いまが危険!車内の熱中症

輝くママの NEWSな“おはなし”

2012年 5月

すがすがしい季節の落とし穴

新緑がまぶしい季節になりました。休日を利用して外出の機会も増える時期、レジャーの予定を立てている方もたくさんいるのではないでしょうか?

 

5月上旬から中旬は、屋外で活動するにも寒くなく暑くなくちょうど快適に過ごせて、たしかにレジャーにはもってこいの季節です。でもこの時期、気象キャスターが繰り返し繰り返し注意を呼びかけるのが「熱中症」。こんな快適な時期に、熱中症にかかってしまう人が実際に毎年のようにいるのです。

 

屋外がすがすがしい陽気なので誤解されがちですが、この時期、日差しの下に駐車した車の中はあっという間に高温になり、車内にいると短い時間で脱水症状などを引き起こし、危険な状態におちいってしまいます。

ちょっとだけ・・・が命取り!

こんな実験結果があります。JAFが、四月下旬、晴れて昼間の気温が20度ほどと比較的過ごしやすい陽気の中、屋外に車をとめて、車内の温度を測定しました。

その結果、直射日光があたっていたダッシュボードは正午頃には70度あまりまで温度が上昇し、お昼過ぎには車内の温度も50度ほどまで上昇しました。

 

私もママになり、子どもがスヤスヤと眠っていたら、そのままそっと寝かしておいてあげたい気持ちは良くわかります。でも、エンジンを止めた車の中は、想像を越えるスピードで気温が上がって高温になります。10分程度の短時間でも重症疾患になったり死にいたる可能性があるとのことです。そんな危険な場所に子どもを一人残すことは、絶対にできませんね。

 それを市ってそれそ「外は涼しいから・・・」「10分ほどで戻るから」といった大人の思い込みや過信が、幼い子どもの熱中症事故の原因となります。防犯の面でも子どもを車内に残すことは好ましくありません。たとえわずかな時間でも、子どもを車内に残すのは絶対にやめましょう。

まだある初夏の熱中症

初夏の熱中症は車内だけではありません。屋外のレジャーなどでも起こります。 

 

熱中症になりやすい気象条件は次の通りです。

①気温が高い

②湿度が高い

③風が弱い

④急に暑くなった

このうち、今の時期に当てはまる場合が多いのが④。急に暑くなると、まだ体が暑さに慣れていないために熱中症になってしまうことがあります。

連休などで屋外でスポーツを楽しむ場合も、こまめに休憩をとり、水分を十分に補給し、無理をしないようにしましょう。

 

また、外出の際は、日傘や帽子を利用すると、日焼けの防止にもなり一石二鳥です!

もしも熱中症になってしまったら

それでも、もしも熱中症になってしまったら・・・また、熱中症になってしまった人に遭遇したら、落ち着いて次の行動をとりましょう。

 

<意識がある場合>

①涼しい場所へ避難させる

②衣服を脱がせ体を冷やす

③水分・塩分を補給する

 

<意識がない・反応がおかしい場合>

直ちに救急隊を要請する 

 

すがすがしいレジャーシーズン、元気に楽しい思い出を作れますように!

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