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【アクティブ読書術】自分から「発信する」生き方/2018年2月

「アクティブ読書術」という発信について

1年間「アクティブ読書術」の連載を続けてきましたが、今回で最終回になります。

今まで読んでくださったみなさま、ありがとうございました!

 

読んだ本を全て紹介することはできないので、本の選び方にはいつも頭を悩ませていました。

 

実は重厚感のある小説、野心的な自己啓発本、ベストセラーや話題本、健康関連本、睡眠の専門分野の書籍、経営者関係の本、旅行エッセイ、自閉症に関する本、いろいろと乱読しています。

冊数はわからないのですが、普段10冊ぐらいは並行して読んでいます。

 

「ハッピー・ノート」の記事を主に読んでいらっしゃるママのために、子育ての隙間時間でも比較的気軽に読める本を選んでご紹介してきました。

 

読書で得た学びを1つでも、小さいことでもいいので行動に移すこと。

できれば、それを習慣化できたらいいなと、ママのみなさんの応援のつもりで書いてきました。

夢だと思っていたことがいつの間にか自分の日常になっていく。そんな風に生き方が輝かせられたら、素敵な読書体験となるでしょう。

 

最終回なので、今回は私自身の生き方を変えた読書体験について触れながら、今回のキラリ本『「自分」を仕事にする生き方』をご紹介したいと思います。 とても勇気づけられる本です。

普通の主婦&極度のあがり症を克服し、「発信」側に回ったきっかけ

私は今でこそ自分の仕事の「+Sleep(プラススリープ)」を主宰し、講座やイベントなどの自主開催をしたり、主に関東の自治体様からのご依頼で講師をしたり、ミキハウス子育て総研『輝くママ』に選ばれ、毎月連載記事を書かせて頂いていますが、数年前の私はコンプレックスの塊でした。

 

もともと自分から発信することは大の苦手。むしろ恐怖心さえありました。特に人前で話すことは失敗ばかりでした。

私は20代から40代の20年間、極度のあがり症だったからです。

例えば、結婚式のスピーチをお願いされると、手に汗をいっぱいかいて、顔は赤面、頭の中は真っ白、心臓はバクバク、マイクを持つ手は左右に震えてしまいます。

 

そんなことが意見を言わなければいけない場面で何度もありました。いつも極度に緊張するため、本番で失敗することを恐れ、教えたい、伝えたいことがあってもいつも「人前で話す」ことがネックとなり諦めるしかありませんでした。

 

今から数年遡りますが、2012年の頃は、その当時就いていた仕事が自分に合っていないと悩みながらも悶々としていました。

育児も困難さを抱えていて、人間関係もどん底でした。相談できる人もいない、自分ができることもやりたいこともわからない。人生に明るい展望が見い出せない日々。どん底でした。

 

崖っぷちなときには、読書に救いを求めるしかありませんでした。私は幸運にも文字が読めるか読めないかぐらいの幼少から続く読書習慣がありました。本を読むことが苦でなかったことは幸運でした。

 

そのときに何故か偶然に手に取ったのがブロガーで作家のはあちゅうさんの本でした。私はその頃SNSもやっていませんでしたし、ネットもほとんど見る時間がありませんでした。だからネットで有名だという彼女を知りませんでした。

 

その本は『わたしは、なぜタダで70日間世界一周できたのか?』という本でした。おそらく、図書館で手に取って借りました。私はがんじがらめの日常が苦しくて、当時の私の立場では到底叶えられそうもないタイトルの本に惹かれたのだと思います。本だけはどこかに連れていってくれるから。

そして、職場の昼休みにランチしながら読みふけっていました。自分のために使える時間が当時はそれぐらいしかありませんでした。

何しろ、普段の仕事と家のこと、息子の毎日の保育園通いや、息子の持病の通院を掛け持ちしたり、発達障害の療育通いと手帳は予定がいっぱい。もちろん友達を作る間もなく、ランチや遊びの予定もない。心と体が疲弊してすり減っていく日々でした。

 

『わたしは、なぜタダで70日間世界一周できたのか?』の内容は、女子大生のはあちゅうさんが企業にプレゼンしてお金を出してもらい、ブログなどの記事を書きながら世界中を旅していくという内容だったと思います。当時、とても驚きました。こんな発想は普通できない!

実際に行動に移せるバイタリティや勇気に、頭を殴られたような衝撃が走りました。そして、一気にファンになりました。

 

私も実はブログ歴だけは長く、2003年からブログを書いていました。最初は勉強のための記録、息子が産まれてからは育児のブログになりました。ただ、このブログは公開はされているものの、あくまで自分のための内なる発信として捉えていました。

 

はあちゅうさんの本を読んで、人に向けて自分から発信する勇気をもらったように思います。私のブログは本名を伏せてニックネームで更新していましたが、実名でエッセイに応募してみようと思いました。これはかなり勇気の要る行動でした。

 

ちょうど、応募してみたいと思えるものがほぼ同時期に4つありました。

原稿用紙10枚以内のものが3つで、もう1つはもう少し短いものでした。内容がかぶらないように全て変えていましたが、全て息子の育児について書きました。

 

これまで公募に応募したことがなかったので、どんな書き方をしたらいいのかもわからなかったのですが、4作それぞれ何度も推敲して職場のキャンパス内にあるポストに投函しました。

 

慌ただしく忙しい日々でしたが何とか時間を捻出して書いていきました。あのときのエネルギーは本当に凄かったと思います。

本気になったときはスイッチの入り方が違うんです。だから、時間がないというのは全く理由にはならないと考えるようになりました。

 

しばらくすると、嘘のようにすべてが入賞しました。1作でもひっかかったら奇跡だと思っていた私は、心底驚きました。

 

「発信しよう!」と思って意識を変え、行動してみたこと。そして、幸運にも「発信が受け入れられた!間違ってなかった!」と思える体験ができたことが、私にとって生きる救いになったことは間違いありません。

 

豪華な授賞式に参加したり、それらは書籍になったり、誌面やWeb上に公開されたりしました。

『わたしは、なぜタダで70日間世界一周できたのか?』 は、鬱々としていた自分にもう一度頑張ろうと奮い立たせるきっかけをくれた1冊になりました。

そして、「発信側に回りたい!仕掛ける側になろう!」と考え方がこれまでの180度転換したのです。 

“「人に合わせる」のはいい子なんかじゃない”

今回ご紹介したいのは、『「自分」を仕事にする生き方』(幻冬舎)です。

 

冒頭のタイトルは、こちらの本で思わず膝を打ってしまった言葉の引用です。価値観や生き方が多様化するこれからの時代は、あらゆる社会の垣根や弊害を超えた心の自立が必要になってくるでしょう。

主体的に生きるかそうでないかは、普段の何気ない発言のクセや小さな習慣にも表れてくるものです。

そういう指摘がはあちゅうさんはズバッと爽やかにできるのがすごい。

 

私は2014年は息子が小学校入学を機にサポートが必要で時間的に長く拘束される働き方ができなくなりました。今までは保育園という環境があったからこそ働けた仕事。障害のある子を育てていると勤務時間にとらわれて仕事をするということが難しい。

 

それで新しい働き方を自分なりに模索する日々が続きました。

退職後は主にWeb上のライターとしてさまざまな仕事をしていました。

合わせてFacebookとInstagramを始めたのがすごく良かったです。自分でやりたいことを発信したり、生き方をデザインしていくこと、人とのつながりや人間関係を構築していく大切さを0から学ばせてもらったからです。

(現在は退会。)

 

2014年の秋からライターという書く発信から、話して伝える発信にシフトしていきました。自分にとって大変勇気の必要な転換的な行動でした。何しろ、前述のように極度のあがり症でしたから。これはもう修行だと思って毎回講座を積み重ねていくうちに克服できました。20年悩んできたことも1年ぐらいでクリアできたので、行動しないリスクの方が高いと実感できた出来事でした。

今では、くよくよしないで、もっと早くアクションを起こしていたらと思います。

 

今の発信は「睡眠」が中心です。

毎日の眠りから健康を整えて、みなさんそれぞれの人生を輝かせたい。これをまずは徹底的にやっていこうと思っています。

迷って悩み抜いた子育て体験から、「睡眠」を整えた生活リズムの大切さに気づきました。日々の眠りを整えれば、心も体も整う。

 

自分の生活の中の小さな気づきが行動への種となり、少しでも社会へ還元できたら。その思いだけがエンジンとなっています。

同じように眠りで悩む人に届く発信をしたいと強く願ったからこそ、専門性を磨き人前で話すコンプレックスを克服して乗り越えてこられたのだと思います。

 

行動に移すにはかなりの勇気が要りましたが、そのたびにはあちゅうさんのこれまでの著書(『半径5メートルの野望』など)を開いて自分を鼓舞してきました。

近著の『「自分」を仕事にする生き方』にも、ぐっと引き締まる言葉がちりばめられています。

本を開いたときの自分の心のありようが、その時に必要な言葉と響きあうので、自分が何を本当に求めているのかを知る手がかりになります。

 

この記事を書くときに、どれを引用しようか迷いましたが、こちらにします。

 

“楽しいことに飛び込む時に躊躇なんかしていたらもったいないんです。その躊躇している時間に、楽しんでいる人たちに、人生を追い越されてしまいます。そもそも、目の前を通り過ぎていることのほうが多い毎日の中で「楽しそう」という一瞬の熱は、逃したらもう湧き上がってきません。

直感が教えてくれたわくわくの芽を、この目で確かめないうちに摘んでしまうのはもったいない。楽しいことにはスピード早めに飛び込んで、激流に流されながら「あ、今楽しいわ」と思うくらいでちょうどいいんだと思います。“

(本文引用)

 

はあちゅうさんから学んだ「爆速行動」というフレーズはいつでも心に突き刺さっていて、行動が遅くなりがちなときに思い出して自分を奮い立たせています。「まだまだ発信が足りない!」そう思ってこれからも走り続けると思います。

 

どうでしたか?

 1冊の本の出会いは、ひょっとしたらあなたの人生を面白く変えていく可能性を秘めているかもしれません。これからも本を心の友として、歩んでみてくださいね。 

Information/お知らせ

【今回のキラリ本】

はあちゅう著
『「自分」を仕事にする生き方』(幻冬舎)


 

【参考図書】

『わたしは、なぜタダで70日間世界一周できたのか?』(講談社文庫)

 

『半径5メートルの野望』(講談社文庫)
 

 
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☆活動予定表☆

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睡眠講座2.jpg

(講座中の「安眠体操」を受講生のみなさんと一緒に)

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Mama's profile/プロフィール

鶴田 名緒子

鶴田 名緒子 【+Sleep(プラススリープ)代表 睡眠健康指導士・睡眠改善シニアインストラクター】

記事テーマ

生き方がキラリと輝く!アクティブ読書術

読書の楽しみはページを開いていくだけでワクワクするような世界に飛び込めるところにあります。育児の合間に手に取りたくなる、読書が苦手な人にも興味を持ってもらえるような本の読み方や、いつどこで読書をするのかというシチュエーション、おすすめの本の感想など、様々な視点から読書体験をご紹介します。1冊の本から人生を味わい深く輝かせていきましょう。

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