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【アクティブ読書術】新年から「小さな習慣」を始めよう/2018年1月

「続けたくても続かない」習慣は、ばかばかしいほど小さくする

明けましておめでとうございます。

新年の抱負は立てたものの、なかなか続かないのが悩み・・・。

今回は、「習慣化」をできればラクして身につけたい! そんなアクティブ読書をしてみました。

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みなさんも、やりたいことや叶えたい夢、目標などに突き進みたいとワクワクしていらっしゃるでしょう。

最初はモチベーションもあるので取り組み始めてはみるものの・・・。

実際に習慣化することは意外と難しいものです。

 

例えば、語学や資格取得は忙しい時間を捻出してコツコツ勉強する時間が必要ですし、ダイエットのための運動や食生活も一定期間続けなければ成果は出ません。

 

私は普段、睡眠の講座の講師をしています。

「早寝早起きや生活リズムを正すことが健康に良いことはわかっていても、実際に習慣にすることが難しい!」という声は受講生からよく聞かれます。

 

継続するためには、モチベーションを上げ続けて、努力しなければならない。

こう考えた瞬間に、頑張ろうという気持ちは萎えてしまうものですよね。

 

目標や夢は大きければ大きいほど挑みがいがありますが、まずは小さく始めてみませんか?

 

その答えが、スティーヴン・ガイズ著『小さな習慣』に書かれていますのでご紹介したいと思います。

表紙に書かれている「目標は、ばかばかしいぐらい小さくしろ!」という言葉が妙に心にひっかかります。その謎も、読み進めていくうちにわかります。

「小さな習慣」とは何か?

“小さな習慣とは、あなたが新たな習慣にしたいと思っている行動を、もっともっと小さい形にしたものです。毎日100階の腕立て伏せが目標なら、毎日1回の腕立て伏せをする。“(本文引用)

 

“小さな習慣の基本は、こんなに簡単でいいの?と思うくらいの課題を自分に与え、それをほんのわずかな意志の力を使って実行するというものです。”(本文引用)

 

つまり、意志の力をそれほど使わず、モチベーションを必要としなくても、ひょいっとできてしまうぐらいの小さな習慣に取り組むというものです。

 

それでは「小さな習慣」を始めるに当たっての注意点は?

 

小さいからといって、たくさんの小さな習慣を作ってしまわないこと。

1度に4つ以上の小さな習慣に取り組まないこと。普通は、ふたつか3つの小さな習慣がちょうどいいとあります。

 

また、小さな習慣は全部合わせても10分以内で終わるものにするといいそうです。

 

例えば私がいつも睡眠の講座でお伝えしている「快眠セルフケア」という方法があります。

睡眠に良くない習慣をほんの少しだけ変えてみたり、ちょっとしたコツを生活に取り入れたりすることをおすすめしています。

どれも簡単なので「今日からできますよ!」とお話しています。

 

ただし、カフェインやアルコールを快眠のためにやめるのはハードルが高く辛いことですよね。

睡眠に良くない影響がある嗜好品などは、時間帯を就寝時間に影響しないように前倒しにずらすなど、ちょっと工夫したら快眠しやすくなる提案をしています。

 

自分の生活を振り返り、1週間の中で3つの目標をいくつかの選択肢の中から選んで決めてもらうことをすすめています。

これらの目標も、意志とは関わらず習慣化しやすいものです。

 

“小さすぎて失敗するはずがない行動を毎日繰り返す。”(本文引用) 

ラクに習慣化するには大事なフレーズです。 

やがて意識せずとも、自然にできるようになっていきますよ!

 

それでは、私が実際に実践している「小さな習慣」をご紹介します。

私の3つの「小さな習慣」

去年の年末から「小さな習慣」に取り組んでいます。

 

●「1日3捨て」

これは、モノをなかなか捨てられない私が考えました。

本もかつてはいろいろ読みました。

断捨離や、整理収納とか、ときめくときめかないとか、ミニマリスト・・・。

どれもレベルが高すぎて、やってみたものの自分の心としっくりきません。

 

とりあえず、自分の中に「抵抗感なく捨てる思考回路」を作ろうと考えました。

最初は3捨て(=3つ捨てること)でもすごく抵抗感があったのですが、年末の大掃除も兼ねてやっていたら、3捨て以上できるときもあって、少しずつ片付いていきました。

ざっくりと、「しばらくキッチンの1日3捨てをやってみよう。」と取り組んでいたら、キッチンもすっきりし始めて使い勝手が良くなりました。

次は洗面所・・・というように、心の赴くままやっています。

 

心地よい空間をつくることが最終的な狙いです。

 

家でも、仕事でも、遊びでも。

そういう心の風通しのいい隙間を作っていきたいです。

 

●「10分散歩」

私にとっては、ランニングや習慣的な運動はハードルが高いとわかったので、お散歩ぐらいがちょうどいい。

いったん外に出れば、実際はもっと遠くに行きたくなります。

そうやって少しずつ遠くまで行く冒険心を育み、いろいろな人に出会えたらと思います。

  IMG-2133.JPG

●「10分書く」

書きたい気持ちが強すぎて逆に何を書いたらいいのか迷うことがあります。

書くことを習慣化するために、毎日こつこつ文章を書く。

ブログ、ハッピー・ノートの記事、手帳の日記など、何でもいいので、発信力をもっとつけていきたいと思います。 

 

いかがでしたか?

あなたも「小さな習慣」を作って目標や夢を叶えてみませんか?

Information/お知らせ

【今回のキラリ本】

スティーヴン・ガイズ著

田口未知訳

『小さな習慣』(ダイヤモンド社) 

 

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鶴田 名緒子

鶴田 名緒子 【+Sleep(プラススリープ)代表 睡眠健康指導士・睡眠改善シニアインストラクター】

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生き方がキラリと輝く!アクティブ読書術

読書の楽しみはページを開いていくだけでワクワクするような世界に飛び込めるところにあります。育児の合間に手に取りたくなる、読書が苦手な人にも興味を持ってもらえるような本の読み方や、いつどこで読書をするのかというシチュエーション、おすすめの本の感想など、様々な視点から読書体験をご紹介します。1冊の本から人生を味わい深く輝かせていきましょう。

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