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    三宮真智子先生
    三宮真智子先生
    大阪大学大学院人間科学研究科 教授。学術博士。 "どうすれば本当に賢くなれるか"というテーマで、コミュニケーションと思考の関連についての研究に取り組んでいる。考える心を育てる一般向けの著書として「考える心のしくみ~カナリア学園の物語~」(北大路書房 2002)がある。専門は認知心理学。

    空腹を満たすミルクの他にも"大切なこと"

    おなかをすかせた赤ちゃんにミルクを飲ませてあげると、「ごっくんごっくん」と飲み終えた後は満足そうな表情になりますね。空腹を満たしてくれるミルクが赤ちゃんにとって大切なのは言うまでもありませんが、実は、ほかにも忘れてはならないことがあります。

    「針金ママ」と「布製ママ」の
    アカゲザルの実験

    ハーロウという心理学者の興味深い研究をご紹介しましょう。彼はアカゲザルの赤ちゃんを使って、次のような実験をしました。生後すぐに母ザルから引き離された子ザルのために、2種類の「代理ママ」を用意しました。1つは、針金で母ザルをかたどった「針金ママ」。針金ママには哺乳ビンが備わっていて、そこからミルクをもらうことができます。もう1つは、やわらかい布でくるまれた「布製ママ」。こちらのママには哺乳ビンはなく、ミルクはもらえません。このような2体のママを前にして、子ザルがどのような行動を起こすかを、ハーロウは調べました。

    子ザルはミルクの出ない「布製ママ」を選んだ!

    すると子ザルは、ミルクを飲むときにだけ針金ママのところに行き、あとの多くの時間は、布製ママに抱きついて過ごしました。また、周囲を探索するためにチョコチョコ動き回っていても、こわそうな虫のおもちゃに出くわすと、あわてて布製ママのところに戻り、しがみつくことによって安心するようでした。

    赤ちゃんには生まれつき接触を求める要求がある

    この研究結果から、赤ちゃんがママに愛着を示すのは、ママがミルクをくれるからという単純な理由からだけではないことがわかります。赤ちゃんには生まれつき、特定の相手との温かい接触を求める欲求があり、これを満たしてくれる人が赤ちゃんにとっての「安全基地」になると考えられます。温かく肌ざわりのいい布製ママはアカゲザルの赤ちゃんにとって、大きな安心感を与えてくれる存在だったのでしょう。

    やわらかく温かく抱っこしてもらえる人が必要

    赤ちゃんはミルクだけで育つものではありません。必ずしもママに限りませんが、寂しいときや不安になったとき、いつでもやわらかく温かく抱っこしてもらえる人が欠かせないのです。赤ちゃんが安心して育ち、やがて自立心が芽生えるためにも、子どもたちの接触欲求を十分に満たしてあげたいですね。

     

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