Weekly ゴーゴーリサーチ(第1111回分析結果) Weekly ゴーゴーリサーチ
お子さまがたくさんの本と出合うことができる図書館。本を借りるだけでなく、子ども専用の本棚や会話OKの読書スペースが設けられていたり、読み聞かせをはじめ、さまざまなイベントが行われていたりと、親子で一緒に楽しめる場所、学びや癒やしが叶う場所として、定期的に通いたくなりますよね。そこで今回は「図書館」について、皆さんにおうかがいしました。
図書館に行くのが「好き」というお子さまが35.0%。「大好き」なお子さまという27.6%。6割以上のお子さまが図書館がお気に入りの場所のようですね。
「どちらでもない(15.7%)」「あまり好きではない(7.5%)」というお子さまは少なめでした。
お子さまと一緒に図書館を利用する頻度は「月に1~2回」という方が44.0%でトップ。貸出期間中にお家で楽しんだら返却し、次の本を借りるために利用するのにちょうどいいペースなのでしょう。
一方、Q1.で図書館に行くのが「好き」「大好き」というお子さまが多かったのですが、頻度としては「あまり利用しない」とのお答えが多く、34.9%。忙しくて利用する時間がない、近くに図書館がないといった事情があるのでしょう。
図書館の利用方法は「子どもの絵本や本を借りる」という方が多く、66.4%。いろいろな絵本や本を読むことができるのはうれしいのでは。
続いては、「自分の本を借りる」という方で52.9%。読書が好き、仕事や趣味などに必要な本があるといった理由から図書館を利用するママ・パパも多いですね。
「その場で本や雑誌を読む」という方が31.1%。時間がある時、雨などで外で遊べない時などは図書館で読書が楽しみになっているのかも。
・散歩途中の休憩ポイントとして涼んでいます
・資格の勉強
・新聞を読む
・人形劇を見に行った
・提出物の資料として
・遊び場があるので、おもちゃ等で遊んでいる。絵本は借りずに読むだけ
・幼稚園に読み聞かせボランティアに行くので大型絵本を借りに行く
投票いただいたママ・パパがお住まいの地域にある図書館の施設・サービスは
「子ども向けの読み聞かせ(60.9%)」
「web予約サービス(45.1%)」
「web蔵書検索サービス(38.3%)」
「大型絵本の貸出(37.0%)」
「おむつ替えスペース(34.9%)」
「床に座れるなどの赤ちゃんコーナー(31.5%)」
「授乳室(23.8%)」
「ブックシャワー(書籍消毒機)(20.4%)」
という順になりました。
トップは「子ども向けの読み聞かせ」。親子で一緒に参加できる、本や図書館との出合いのきっかけになるので、多くの地域で積極的に行われているのでしょう。
続いては「web予約サービス」「web蔵書検索サービス」と、インターネットを活用したサービスがランクイン。読みたい、借りたい本が貸出中で無駄足になってしまった、なんてことがなく、便利ですよね
お子さまにとってはうれしい、「大型絵本の貸出」のサービスを行っている地域も。
また、「おむつ替えスペース」「床に座れるなどの赤ちゃんコーナー」「授乳室」といった子連れには欠かせない設備が整う地域もありますね。
図書館の絵本や本は不特定多数の人の手に触れるものなので、清潔や安心のために「ブックシャワー(書籍消毒機)」を取り入れている地域もあるようです。
・移動図書館
・駅前のサービスセンターで取次してくれるから、Web予約すれば図書館にわざわざ行く必要がない
・子どもが使える学習室がある
・子どもが自由に遊べるオープンスペース
・書店とコラボのスタンプラリー
・新年になると絵本の福袋があり毎年楽しみにしています。あとは夏祭りやハロウィンの工作イベントもあります
・親子サロン
絵本の読み聞かせの後に簡単な工作やお絵描き体験で物語の世界を実際に感じられるようなワークショップがあればいいなと思います。(こに/兵庫県宝塚市)地元の図書館は勉強するために訪れている学生が多く小さい子どもを気軽に連れていける環境ではない(うるさいとか言われる)小さい子どももOKなエリアと勉強のためのエリアを完全に分けてほしい。(あきこっこ/栃木県鹿沼市)よその図書館で見た子ども用のカートや貸し出し図書通帳があるとまたテンション上がって借りられる。(ヤママ/千葉県千葉市)学習スペースが、いつも同じ人が陣取っていて使いづらい雰囲気があります。また、相手は中高年の方が多く、新参者が入りにくいです。(かな/埼玉県狭山市)静かにするのが前提ですが、小さい子どもはなかなか難しいので、話せるエリアがあれば嬉しいです。(やっさん/東京都目黒区)地域の小中高大学等と連携して、どこでも返却できたらありがたいです。また、人気の本を予約待ちしている時に、突然借りられる状態になっても、期日までに取りに行けないこともあるので、一回スキップ機能があったら嬉しいです。(みみこ/徳島県板野郡)月齢に合わせたおすすめ絵本の紹介、母親が自分の本を探すときに託児してくれるサービスor探している本を持ってきてくれるサービスがあればいいなと思います。なかなか子連れで自分の目当ての本を探すのが難しいので。(はるまま/京都府木津川市)毎回、最大の20冊まで借りるのですが、重くなって、ベビーカーが壊れてしまいそうなので、ブックカートとは別に、ベビーカートやキッズカート(スーパーにある子どもの乗れるカート)があって、駐車場まで持ち運びできて、駐車場で返せるとうれしいです。子どもが3人いるので、ベビーカーでいかないと、下の子たちが心赴くままに歩いていってしまい、大変。(やえはるあいママ/愛知県大府市)朝早くから開館してほしい。例えば休日は9時からなど。(さっちゃん/大阪府堺市)自分におすすめの本を選んでくれ、紹介してくれるサービス。自分の興味のある分野、自分が読みたい本ばかりに偏ってしまうので、たくさんある本の中からまだ読んだことのないものやさまざまな本を読んでみたいです。(さんりこ/東京都江東区)もっと視覚や触感など楽しめる本を揃えて欲しい。(Soulove/福岡県糟屋郡)無音なのが普通だと思いますが、子どもが産まれてからノイズキャンセリングも兼ねてクラシックなどのBGMがあってもいいのではないかと思います。(てんのすけっぴ/徳島県阿南市)
「図書館を利用していますか?」と題したリサーチはいかがでしたか。
結果を見ると、図書館に行くのが「好き」「大好き」というお子さまがたくさん。絵本や本を借りることはもちろん、その場で読んだり、図書館で行われているイベントに参加したりしているファミリーもいらっしゃいました。
ママ・パパが望む図書館のサービスとしては、お子さまの月齢や年齢に合う絵本や本の紹介、本の宅配や最寄り駅などでの取り次ぎ、そして、多く挙げられていたのが、おしゃべりしたり、遊んだりしてもいい隔離されたスペース。図書館は「静かに」がルールなので、お子さまにも守らせたいのですが、騒いだり、走ったりしてしまうことがありますものね。
絵本や本はお子さまの心を豊かにしてくれる存在。地域によってサービスや設備が異なる、忙しいなど事情があると思いますが、親子で図書館を楽しみたいですね。今回もご投票をいただき、ありがとうございました。
第1112回の投票テーマは「この秋、味覚狩りに行きますか?」です。
今週もぜひご投票ください。
図書館は大きな本もカラフルな本もいっぱい。今日はどんな本がみつかるか、宝探し気分だね・・・ (byミキハウス子育て総研)
Q1.お子さまは図書館に行くのが好きですか?
Q2.お子さまと一緒に図書館を利用する頻度はどのくらいですか?
Q3-1.普段どのように図書館を利用していますか?(複数可)
Q3-2.その他の場合は何ですか?
Q4-1.あなたの地域の図書館にある(知っている)設備・サービスはどれですか?(複数可)
Q4-2.その他の場合何ですか?
Q5.あったらいいなと思う図書館のサービスがあれば教えてください。また、図書館に改善して欲しいことなどがあれば教えてください。
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