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マタニティマーク付けましたか?

Weekly ゴーゴーリサーチ(第940回分析結果) Weekly ゴーゴーリサーチ

●分析

妊産婦にやさしい社会、環境をめざし、2006年に厚生労働省が作成した「マタニティマーク」。赤ちゃんの成長はもちろん、お母さんの健康を維持するためには、まわりのケアも大切ですよね。妊娠初期のお腹が目立たない時期でも気づいてもらえるメリットがあるのですが、理解が低いばかりに不快、怖い思いをして、付けるのを控えるといったこともあるよう。今回は、マタニティマークについて当事者であるママにいろいろ教えていただきました。

Q1.マタニティマークの存在を知ったのはいつですか?

ママがマタニティマークの存在を知ったのは、「妊娠前」とお答えの方が8割近くで77.5%。妊娠を考えた時、まわりの方が妊娠された時などに見た、ニュースなどで知ったのでは。

2014年に内閣府が行ったマタニティマークの調査によると、20~30代の女性の認知度が高い結果も出ており、結婚や妊娠に関わらず、知っていた方も多いのでしょう。

そのためか、「子どもが産まれるまで知らなかった」という方は5.4%と少なめでした。

Q2.マタニティマークはどこでもらいました(買いました)か?

マタニティマークをもらった(買った)のは、「自治体の窓口」とお答えの方が大半で、80.4%。母子手帳の交付窓口など自治体で無料配布しているので、それをもらったのでしょう。

続いては、「雑誌の付録」とお答えの方で、10.5%。デザインがアレンジされていたり、キーホルダーなど使いやすいものだったりして、雑誌を購入されたのでは。

無料配布や販売している交通機関もあるようで、「駅などの公共機関の窓口」とお答えの方が5.1%いらっしゃいました。

Q3-1.妊娠中、マタニティマークを付けましたか?

まわりの人に妊娠を気づいてもらうためのマタニティマークですが、付けたことでトラブルになったケースも。そこで、ママたちにマタニティマークを付けたかを伺うと、「付けた」とお答えの方が6割近くで59.1%。高い割合ではないでしょうか。
「最初付けていなかったが途中から付けた」とお答えの方も13.2%。

一方、「付けなかった」とお答えの方が21.5%。いろいろなことを耳にして、付けられなかったのかも。
「最初付けていたが途中で外した」という方も6.2%。何か不快な思いをされてしまったのかもしれません。

Q3-2.マタニティマークを付けた、もしくは付けなかった理由は?

マタニティマークを「付けた」「付けなかった」理由を具体的に教えていただきました。いくつかピックアップしましょう。

付けた理由

・お腹が大きくなる前でも優先席に座りやすいから、もし事故にあったり急変で救急車に運ばれたりしたときに妊娠中とわかるから。
・夫に心配だからと言われて付けました。
・母子手帳と一緒に保険センターでもらったので、付けるものだと思ったので何の疑問もなく付けました。
・付けることが、憧れでもありました。お腹に赤ちゃんがいることをマークを付けることでさらに実感が湧き、嬉しい気持ちでした。
・デザインが可愛いものだったのとつけていた方が周りの方に迷惑をかける前に気づいてもらえるかなと思った。
・付けるメリットをマタニティ雑誌で見たから。
・一度、電車の中で脱水症状とめまいを起こし倒れそうになったため、付けるようにした。

付けなかった理由

・付けることで不快な思いをした話を聞いて付けたくなかった。電車などの公共機関を使うなら必要かなと思ったが自家用車なので必要ないと思った。
・不妊治療中にマタニティマークを見て辛い思いをしたので、逆に私が周りにそういう思いをさせないために。
・まわりに知られたくなかったり、妊婦ということで攻撃を受けたくなかったので、夫と一緒のときしかつけませんでした。
・気を遣われるのが悪いなと思ったため。
・嫌みを言われることがあったから。
・最初は安定期に入るまでは周囲に告げてなかったので、なかなか付けられず、付けるタイミングを逃した。
・電車通勤だったので、体調が悪い時は付けて優先席に座らせてもらいました。逆に、普段は付けていることで席を譲れと言っているみたいなのが嫌で付けていても隠していることも多かったです。

Q4.今後妊娠した際、マタニティマークを付けますか?

今後妊娠した際、マタニティマークを付けるか伺うと、「付ける」とお答えの方が52.3%。Q3-1で「付けた」とお答えの方とほぼ同じ割合に。付けるメリットを実感されたのでしょう。
続いては、今はわからないけれど、「多分付けると思う」とお答えの方で27.0%。

一方、「付けない」とお答えの方が20.7%。こちらもQ3-1で「付けなかった」とお答えの方とほぼ同じ割合に。付けるメリットを感じられなかった、付ける必要がなかった、また、不快な思いをされたのかもしれませんね。

Q5.マタニティマークを付けていて、周りから配慮してもらったことや、あるいは不快な思いをしたことがあれば教えてください。

電車で席を譲ってもらうことが多かった。スーパーでレジカゴをサッカー台まで運んでもらえた。お腹が大きくなくてもマークで気付いてもらえた。不快な思いをしたことはなかった。(まっすー/大阪府堺市)近くの銭湯に行った時にマタニティマークをカバンにつけていたら「お腹に赤ちゃんいるの?熱いお風呂入って大丈夫?滑るから転ばないようにね」と他の人に声をかけてもらったり、配慮して貰えました。嬉しかったです。(タンブラー/青森県八戸市)いつも同じ時間の電車に乗っていたので、たまたまだが同じ方が席を譲ってくれた。以前もありがとうございます、とお礼を言ったら、自分自身も妊娠中に色んな方に優しくしていただいたから、と言っていた。私もいずれ同じように他人に優しくしたいと思った。(えり/神奈川県川崎市)「あらー楽しみねー」と近所の方に話しかけてもらえて嬉しかったです"。(けーこゆうこ/埼玉県北足立郡)レストランでノンカフェインの飲み物を提案してもらったり、クッションを貸していただけたりした。不快な思いをしたことはない。(ノルト/北海道札幌市)電車の席を譲っていただいた事が嬉しかったです。意外と外国の観光客の方がよく気付いて譲ってくださいました。あとは驚くほど「何ヶ月ですか?楽しみですね」と声をかけてもらう機会が多く、声をかけられない日はない程でした。声をかけてもらう事が気分転換にもなり、嬉しかったです。今思うと貴重な日々でした。(ゆうちゃんママ/福岡県福岡市)上二人が年子で、赤ちゃん連れてるのに妊婦なんて思う人がいない中、どうしても出かける用ができて電車に乗った時、マークに気付いた男子高校生グループが席を譲ってくれて、駅に着いたら荷物とベビーカーを改札口まで運んでくれて、照れながら「からだ大事にしてください」って言ってもらえたのが嬉しくて鮮明に覚えています。(ねみー/愛知県岡崎市)つわり中だったんですけど、用事あって電車で出かけてたんですけど、電車の時間がギリギリで、乗って駅に着くまでずっと吐き気とか、意識朦朧としてたりしてて、周りの目気にせずしゃがんでたんですけど、誰も席に譲ってもらえませんでした…午前中だったので人が多く座るとこがなかったこともあるんですけどね…(ゆゆゆ/福岡県太宰府市)通勤ラッシュ時は、優先席の目の前にいても座れた事がない。朝は、電車に座ってる人のほとんどが寝ていてマタニティマークをつけていても気付いてくれない。(すーやん/埼玉県新座市)電車で席を譲ってくれない。不快な事が多すぎて妊婦でいるのが嫌いでした。(ちゃなぴ/埼玉県蓮田市)なんだかんだ言って配慮していただくことが多くて、世間の人は優しいなぁと思った。通勤電車で優先席付近にいると女性はもちろん男性も気遣って席を譲ってくれることが多かった。つわりで気持ち悪いけれど、お腹がまだ大きくなく見た目にはまだ妊婦とわからない時期に特に重宝した。その時期にマタニティマークをつけずに優先席に座っていたら、老人を引き連れた若い女性にあからさまに聞こえる声で嫌味を言われたので、つけることを決めた。(スノードーム/東京都大田区)カフェに入った時、ソファー席に案内していただき、膝掛けまで出してくれた。電車の優先席に座る時には、マタニティマークがあえて見えるようにしていたが、周りの視線が気になりちょっと肩身の狭い思いをした。(ぽこた/北海道札幌市)バスを利用する際、平日の昼間は大概優先席はお年寄りが座っているため座れません。仕方なく、向かい側の席が空くのを待ちますが、中年男性は頑なに譲ろうとしません。それを見かねてか、少し離れた席にいる同年代くらいの女性が譲ってくれることが多いです。お腹が大きいと、バスの奥の方や階段を上がった席に進むことも大変なので、入口付近の席に座りたいのですが、大概中年男性が座っていることが多いです。(ねぼすけ/東京都江東区)

●感想

「マタニティマーク付けましたか?」と題したリサーチはいかがでしたか。
まわりの人に妊娠を知ってもらうためのマタニティマーク。優先座席に座りやすくなったり、体調不良の際、ケアしてもらったり、メリットが多いのですが、配慮の強要、幸せアピールといった歪んだ捉え方によってトラブルを招くケースも。そんな悲しいニュースが多い中、今回のリサーチではマタニティマークを付けた方が6割近くに。電車で席を譲ってもらった、スーパーで重い荷物を持ってもらったなど、思いやり、やさしさに触れた方がたくさんいて、世の中、捨てたもんじゃない!と、ほっとしました。
一方、席を譲ってもらえなかった、嫌みを言われたなど不快な思いもした方も…。まわりに迷惑をかけたくない、不妊などで悩む女性にツラい思いをさせたくないといった考えから付けない方もいらっしゃいました。
付ける、付けないかはママの判断ですが、妊娠中の方はもちろん、子どもにもお年寄りにも、もっとやさしい社会になるように、そのためにもマタニティマークがもっと理解されるようになるといいですね。
今回もたくさんのご投票をいただき、ありがとうございました。


第941回の投票テーマは「イヤイヤ期の乗りきり方は?」です。
今週もぜひご投票ください。

「席、どうぞ」「赤ちゃん楽しみですね」人のやさしさに感激。おなかの赤ちゃんもよろこんでいるよ♡ (byミキハウス子育て総研)

投票テーマ
マタニティマーク付けましたか?
投票期間
2020.11.05~2020.11.11
有効回答数
408
質問内容

Q1.マタニティマークの存在を知ったのはいつですか?
Q2.マタニティマークはどこでもらいました(買いました)か?
Q3-1.妊娠中、マタニティマークを付けましたか?
Q3-2.マタニティマークを付けた、もしくは付けなかった理由は?
Q4.今後妊娠した際、マタニティマークを付けますか?
Q5.マタニティマークを付けていて、周りから配慮してもらったことや、あるいは不快な思いをしたことがあれば教えてください。

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