Weekly ゴーゴーリサーチ(第1108回分析結果) Weekly ゴーゴーリサーチ
ハイハイ、よちよち歩きを始めた赤ちゃん。いろいろなものに興味を示す頃でもあるので、一生懸命あちこちに行く姿はなんとも可愛いのですが、足元がまだまだおぼつかないので、転んだり、何かにぶつかったりしてケガをしては大変! ママ・パパは目が離せないですよね。そこで、今回は赤ちゃんの事故対策について、リサーチを行いました。
赤ちゃん(ハイハイ、よちよち歩き)の頃に経験した事故は、「机の角などで頭をぶつけた」が67.8%で7割近くに。大人とは目線が違うので机の角がちょうど頭の位置にあったり、ローテーブルなどでは赤ちゃんがつたい歩きをすることが多いので、その際に頭をぶつけてしまったのかも。
以下は
「ドアや窓に手や指を挟んだ(32.2%)」
「ベッドやベビーチェアから落ちた(26.6%)」
「お風呂ですべって転んだ(21.7%)」
「ベビーカーが転倒した(15.4%)」
「階段からスベリ落ちた(14.0%)」
という順になりました。
ドアや窓は気をつけていても、赤ちゃんが開けてしまったり、風で閉まったりすることもあるので危ないですよね。
赤ちゃんを守るものでもあるベビーカーやベビーチェアも落ちたり、転倒したり、事故の原因に。
大人もケガをすることがあるお風呂や階段は、赤ちゃんにとっても危ない場所になるようです。
・3歳過ぎの頃に好きで食べたイカが喉に詰まりそうになった
・カエルを口の中に入れていた
・コ―ルドクリ―ムをなめられた
・ソファーの布を引っ張り、上のものが落ちてきた
・縁側から下に落ちた。
・離乳食期に寝ている時に吐いて、窒息するかとも思った。豆腐や卵黄の消化管アレルギーと卵白の卵アレルギーで食べて数時間後(お昼寝中)に大量に吐いて、見ている時だったのでよかったが、目を離していたら窒息の危険性があった
赤ちゃん(子ども)が夜間や休日に救急医療機関に行ったことは7割以上の方が「経験あり」とお答えに。「病気で行った」とお答えの方が47.7%、「ケガで行った」とお答えの方が24.8%になりました。
病気でもケガでも救急医療機関に行かなければならない緊急事態の際のママ・パパの心配や動揺は相当だったのではないでしょうか。
「行ったことはない」とお答えの方は37.6%でした。
皆さんが行っている赤ちゃんの事故対策の上位は次の通りです。
「家具などの角にクッション材を貼る(63.9%)」
「歯ブラシを口に入れたまま歩かせない(45.1%)」
「階段や出入り口にゲートをつける (40.3%)」
「コンセントにカバーをつける(38.9%)」
「扇風機にカバーをつける(35.4%)」
「ブドウやミニトマトなどは小さく切る(33.3%)」
「薬や化粧品、洗剤は高いところに置く(31.3%)」
「ビー玉など小さいおもちゃは買わない(30.6%)」
「ヒーターやストーブにガードをつける(27.1%)」
「ベランダに踏み台になるものを置かない (24.3%)」
トップは「家具などの角にクッション材を貼る」。Q1-1の結果にあるように、机の角で頭をぶつけた赤ちゃんが多いので、「二度とケガをさせない」「ケガが多いと聞いたので」と対策されているのでしょう。
続いては、「歯ブラシを口に入れたまま歩かせない」。歯ブラシを入れたまま転んだりすると事故になるので注意されているようです。
机の角と同様にお家での危険箇所でもある「階段」、赤ちゃんが入っては危険な場所への「出入り口」を塞いでいらっしゃる方も。
「ベランダ」は外に出ない対策に加えて、柵を乗り越えて落下という大事故にならないようにされている方もいらっしゃいました。
「コンセント」や「扇風機」「ヒーターやストーブ」といった電気設備や機器も事故につながるので、対策されていますね。
また、多くの方が食べ物やオモチャ、ママ・パパの薬などの「誤飲」にも注意されていました。
・クッションマットを敷く、ベビーサークルに入れておく、ドラム式洗濯乾燥機のチャイルドロックをして且つ中には絶対入らないように教え込む
・ヒーターやストーブではなく、エアコンを使う。どんな季節でも天気でも、車に子どもだけで残さない
・縁側落下防止用に物を置いた
・文房具(ペン、はさみ類)はロックがかかる引き出しや高い棚の上に置いている
二つ折りの洗濯ピンチを普段から床に置いており、目を離した際に本人がその上に乗って洗濯ピンチが開いてしまいその間に指を挟んで骨折してしまった。それ以来は床に置くのをやめて届かないところにかけるようにしています。まさか普段使っている物で指を挟んで折れると思わず、救急隊の方も洗濯ピンチで折れる事案は初めてとのことで、写真に収めて注意喚起で共有するとのことでした。(なる/埼玉県狭山市)夜中に子どもがベッドで寝返りをうって、そのままベッドから落っこちゃった事がありました。ガードはしていたのですが、ガードの隙間から落ちたので、ガードを長くしました。(ななな/北海道旭川市)なんでもゴミ箱に入れてしまい、大切な物もゴミ箱に入っていた。(ユウナ /埼玉県さいたま市)棚の角等にクッションをつけて安心していたのですが、ちょっと目を離した隙に棚によじ登っていた時にはヒヤリとしました。棚転倒防止の突っ張り棒はすぐに購入しました。(みかんオレンジ/愛媛県今治市)玄関の鍵を閉められると困るので、出発時、荷物を先に乗せる時も、帰宅後、子どもを先に家の中に入らせたときも、家の鍵を肌身はなさず持つようにしています。(やえはるあいママ/愛知県大府市)嫌ーな顔をして、よだれと一緒に、何が吐き出した。夫が、落としていたキャベジンでした。キャベジンではなく、何かきつい薬品ではなく、助かりました。しっかり掃除、気を付けます。(ゆみよ/大阪府大阪市)2人子どもがいますが、ひやりとした経験はたくさんあります。上の子が年長の時に下の子の耳に風船についてた棒を耳に突っ込んで、慌てて耳鼻科に行ったことがあります。まさか、そんな事しないだろということをします。男子なので余計かと思いますが。(もろみ/京都府京都市)1歳児が器用にが引き出しから包丁を取り出そうとした瞬間、まさかの行動にヒヤリ。以来全ての扉にチャイルドロックを設置し危険な物は手の届かない場所へ。転倒防止にマットも敷いて安全な環境づくりを心がけています。子どもの行動は予測不能だからこそ事前の対策が大切ですね。(こに/兵庫県宝塚市)食べ物は飲み込むのが当たり前。食事もよく噛んで、ごっくんと食べさせながら教えていたのだから当たり前の考えかた。当然のようにガムも飲み込むものと思っていました。きちんと理解できるまでガムも食べさせずにいましたし、初めて食べる時もそばについていて吐き出すように促しながらでした。それでも飲んでしまったり、ガムとラムネを間違えてしまうなど誤飲は注意していてもしきれないことがあると実感。(chiketta/神奈川県横須賀市)扇風機に指を入れる癖があったので、親の見ていない時は使用させないようにしました。あと、窓のカギを閉めそうな時もあったので、万一の時を考え、スマホは必ず携帯(助けを呼ぶ)していました。(りん/東京都板橋区)新聞紙を食べてたとき。側には置かないって徹底した。(のんのん/静岡県浜松市)子どもが2歳の頃、魚焼きグリルを開けたところ、ままごとのおもちゃの魚や野菜を並べてありびっくりました。火をつける前に気がついたのでセーフでしたが、ガス台とグリルはロックをかけられるので、今でも使用後は必ずロックをかけています。(さんりこ/東京都江東区)
「赤ちゃんの事故対策、どうしてる?」と題した今回のリサーチはいかがでしたか。
結果を見ると、多くの赤ちゃんやお子さまがお家でのケガ・事故の経験があるよう。そのために救急医療機関に行ったというママ・パパもいらっしゃいました。
机の角やコンセントなどの危ない箇所・物、キッチンやお風呂などの危ない場所には、ケガ・事故を防ぐ対策をされていますが、赤ちゃんや子どもはママ・パパの想像を超えることをしたり、知恵がついていたりしますよね。四六時中、見ているわけにはいかないので、「これで大丈夫」ではなく、念には念を入れた対策を徹底したいですね。
連休やお盆休みを挟んだにもかかわらず、皆さんにご協力いただき、ありがとうございました。
第1109回の投票テーマは「通わせていますか?習い事」です。
今週もぜひご投票ください。
そんなことができるの!?とドッキリ。我が子の「知恵」にビックリしつつ、ケガをしないよう対策はしっかりね!・・・ (byミキハウス子育て総研)
Q1-1.赤ちゃん(ハイハイ、よちよち歩き)の頃に、事故の経験はありますか?(複数可)
Q1-2.その他の場合はどんなことですか?
Q2.赤ちゃん(子ども)の事故や病気で夜間や休日に救急医療機関に行ったことはありますか?(複数可)
Q3-1.赤ちゃん(子ども)の事故対策でしている(いた)ことは?(複数可)
Q3-2.その他の場合はどんなことですか?
Q4.赤ちゃん(子ども)のいたずらや、まさか!という行動でヒヤリとした経験はありますか?また事故防止のためにしている我が家の工夫があれば教えてください。
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