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震災被災地でのメンタル支援(後編)/2014年4月

震災被災地の現状を見て

前回は、仙台での仕事を通して、震災被災地でのメンタル支援の可能性を見出した話を書きました。

震災後3年。阪神淡路大震災を経験した私から言うと、ここからが大変だと思います。被災地の様子は、年々、復興していくでしょう。いや、むしろ元々よりずっと整備されていくはずです。神戸もそうでした。見た目は以前より洗練されて、廃墟だった日々はすっかり忘れてしまいそうになるぐらいきれいになりました。

仙台の沿岸部も、今では国が手を入れて更地になっているところが多いと聞きました。確かにそのままにはしておけないので、整備は真っ先に進めないといけないですが、見た目の変化に、心は追いつけないことを覚えておかなければ、被災者の方の苦しみはそれこそ置いてけぼりになってしまいます。

アロマ心理学で被災地支援を試みる

被災地の方は直接被害がなかったとしても、被害を近くで経験しているわけです。間接でも経験していることは、ほぼ経験していることと同じと言われています。その経験は、トラウマとなって心の奥深いところ=無意識に刻まれます。そして、ストレスがたまったり、気持ちが不安定になると、当時の気持ちがフラッシュバックします。

アロマ心理学をどのように被災地支援に活かすか、を仙台のメンタルアロマの仲間たちと考えています。例えば心理系の支援は、どちらかと言うとつらい気持ちを話してもらって心を整理したり浄化したりすることが多いですが、私たちのアロマ心理学では、話さなくても、嗅覚でその人の奥深いところから癒し、気持ちを軽くすることができるのです。

嗅覚を駆使すること

香りを用いますので、嗅覚を駆使します。鼻から脳へ情報を送り、それで心を癒していきます。嗅覚は本能への直接的な刺激媒体です。視覚や聴覚とは比べ物にならないぐらい、本能への影響が大きいのです。それを利用するのがアロマ心理学です。

私たちの経験したトラウマやその時に蓋をした感情は、本能が司るエリア=無意識領域に閉じこめられています。その無意識に眠った記憶を書き換えたり、抑圧した気持ちを解放するために、嗅覚刺激を使うのです。

好き、嫌いがポイント

好きな香りを使う意味は、その人の本能に必要な香りということです。本能=生き延びるために必要な能力ですから、好きな香りがもたらすのは、あなたの命に必要な香りだということです。いい香りは、深呼吸をもたらし、肩の力を抜いてくれる・・・まずは、それだけでも気持ちの切り替えが出来ます。

アロマ心理学は、それにプラスして、その好きな香りが、気持ちのどの部分にアクセスし、変えてくれるかを細かく分析していきます。そして、私は、こういう気持ちだから、この香りが必要だったんだと気づき、納得することで、さらに気持ちが安定していく方に向かうことができます。

嗅覚を使い、心を安定させてあげる理論、それがアロマ心理学なのです。これからどんどん被災地でのメンタル支援活動を始めていきます。その報告もこちらのブログでご紹介していきたいと思います。

Mama's profile/プロフィール

小池 明子

小池 明子 ーアロマ心理カウンセラーー

記事テーマ

“ハッピー”ママを作るアロマ心理学レシピ

アロマテラピーのジャンルのひとつにアロマ心理学を使ったメンタルケアがあります。 このコラムでは、ママがイキイキとした生活を送るための心理学的なアドバイスと心理効果の高いアロマを取り入れる方法をご紹介します!疲れた時、元気を出したい時、癒されたい時など、自分の気持ちや心にぴったりのアロマを見つけて楽しい毎日を送ってください。

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