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夏バテ対策は今から食を見直そう!/2017年6月

本格的な暑さが来る前に食べる力を鍛えよう

夏バテは、暑さによる食欲低下や食事の偏りによって疲労が溜まったり、倦怠感などをまねくものです。暑くなって気をつけるのではなく、暑くなる前から本格的な暑さを乗り越えることができるように日頃の食事に気を配るようにしましょう。そのためには、食事の消化吸収を行っている「胃腸」が元気に働く食べ方を意識し、日頃から食べる力を鍛えておく必要があります。

胃腸の動きをよくしよう

梅雨の時期でも、ジメジメとしていて「冷たいもの」を食べることが増えます。しかし、胃腸は体温と同じ37℃前後で活発に働きます。冷たいものばかり食べていると胃腸の動きを低下させてしまい、消化吸収不足を招き食欲低下や倦怠感などの不調の原因となります。胃腸の動きをよくするためには、①「しっかり噛んで」食べることができるもの、②温かいものを毎食、食卓に並べるようにしましょう。

おススメは、雑穀ごはん+味噌汁

「お米」はしっかり噛んで食べることができる「主食」です。お米にもビタミン、ミネラル、食物繊維、たんぱく質が含まれていますが、さらに栄養価を高め、代謝機能をあげるために「雑穀ごはん+味噌汁」をおススメしています。雑穀は種類にもよりますが、エネルギーを作る手伝いをするビタミンB群を多く含みます。温かい味噌汁は、胃腸を保護する働きがあるだけでなく、お米と組み合わせることでたんぱく質の栄養価(アミノ酸価)を高めます。胃腸を鍛えること、そして、食べたものをエネルギーや身体の材料に変える組み合わせを意識し、毎日続けることができる食べ方がこの夏、元気に乗り越えていく秘訣です。

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Mama's profile/プロフィール

馬明 真梨子

馬明 真梨子 【管理栄養士・健康食育シニアマスター】

記事テーマ

「お米」をしっかり食べて健康になる秘訣

「健康になりたい、健康でいたい」と想う健康志向の方々が増える一方で、「食」に関する様々な情報も増えて何が自分に合った食なのか判断できない方も多いです。お米を軸としたシンプルな「日本型食生活」はカラダとココロの「健康実現」へとつながります。お米の力、しっかり食べること、毎日続けることのできる食べ方の秘訣をお伝えします。

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