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私という大きな樹を育てましょう/2014年6月

私は○○ちゃんのママ だけど…

いつも子育てに頑張るママにゆるっと気持ちを緩めるメッセージをおおくりしています。私が長女を育てているときに子育ての集まりで、「マイブーム」はなに?と、輪になって話合いになりました。私はその時に手作りパンブームだったので「パン作り^^」と笑顔でいったら、あ、子どものことです。と、言われました。とても凹んだので、10年前のことをいまでも覚えています。


いつも「可愛いね」と子どもに声をかけられ、お母さんには「大変ね」としか声をかけてもらえないそんな時代だったように思います。名前は○○ちゃんママ私は私の名前を忘れ「ママはね~」と自分のこともママと呼び続けていました。○○ちゃん ママであってもその前に一人の人ということを置いてきぼりにした時間でした。

気づくとかわる

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ふと ある時にお母さんというのは「役割」ということに気づきました。お母さん=自分だけど、それはほんの一部であるという気づき。この気づきで私は大きく気持ちを変えることが出来ました。

 

私自身が大きな樹なら葉や枝の部分の一部が母だったり妻だったり娘だったり社会人だったり楽しいだれかの友人だったり。私たちはいろんな部分を持っていてその大元の幹になる部分が自分の本質で、その本質は根っこにあると気づきました。急にお母さんという役割を全身で行うのではなく自分という樹にお母さんという新しい芽が芽吹き一緒に成長していき、ゆっくり花をさかせていくのだと。

 

そして、その根底には大切な根っこがある。この根っこを大切にしていこう。と決めました。

根っこは自分を大切にするという思い

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根っことは人間の土台。人の土台とは、自分を大切にするという「自尊感情」が土台となっています。自尊感情は小さなころからの成長過程のなかで育まれるものです。今の日本では子どもたちもとてもその自尊感情が低くなって問題にもなっています。

 

自分に厳しすぎたり、周りも迷惑をかけていきてはいけない学力主義だったり、いろんな葛藤が本当に大切で大事な自分を否定しないといけない部分がたくさんでてきているように思います。まるで、子育てはその根っこをもう一度見直して根っこの周りにある思いのエゴをお掃除するようにまた自分自身をお手当するようにして向き合うことができる時間と思っています。

 

大切な自分の根っこを見つめたくさん笑顔になってみてください。今日もお読みいただきありがとうございました。

 

笑顔の花がたくさん咲いて

幸せの実が実りますように

 

やまがたてるえ

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やまがた てるえ

やまがた てるえ 【バースセラピスト NPO法人JASH 理事】

記事テーマ

産後の心と体を癒す バースセラピストのメッセージ

産前 産後 心と体が不安定になる時期にそっと心に寄り添うメッセージをお送りします。育児で一番 大切なこと。それはお母さんの心と体の状態が心地よいことです。特に初めての、妊娠出産育児のなかで、戸惑い、ときに孤独すら覚えることがあるでしょう。子育ては未来を育てること。そのお母さんの笑顔の花が咲くメッセージを届けます。

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