
	3月になりました。
	春はもうそこまで来ています。
	
	花屋さんの前を通りかかると、チューリップ、マーガレット、ジャスミン、スイトピーなどが所狭しと並び始めました。                                                                               
	 町の中でその一角だけは春満開。
町の中でその一角だけは春満開。
思わず笑顔になってしまいます。
ふとみるとその中に、なんと桜の枝もありました。
	桜の開花迄にはあと一ヵ月ほどかかりますが、季節の先取りは贅沢ですよね。
	
	今回はそんな桜のお花を使ったお菓子をご紹介致します。
	
	お花屋さんに負けないぐらい一足先に春を先取りしてみませんか?
	 
	
	今回のクッキーはスノーボールクッキーのアレンジバーション。
	季節毎に、いろいろな素材を組み合わせて楽しめるクッキーですが、今回は桜の塩漬けを練りこんで。
ふんわりとした自然のピンク色がなんとも華やかで愛らしいクッキーに仕上がります。
今流行りのお塩味もほんのりと薫ります。
	 実はこのクッキー、小さなお子様もパティシエになれちゃうぐらいとっても簡単なんです。
実はこのクッキー、小さなお子様もパティシエになれちゃうぐらいとっても簡単なんです。
	お道具もボールにゴムべら。
	これだけで作れます。
	もちろん泡だて器も、ミキサーも必要なしです。
	
	3月はお雛様にホワイトデー、卒園式などなど、行事もいろいろと盛りだくさん。
	ちょっとしたプレゼントをする機会も増えてくることでしょう。
そんな時にお子さんと一緒に作ったクッキーが、もしかすると大活躍するかもしれませんよ。
	                                              _材料(25個分)__________
                       _材料(25個分)__________
	無塩バター(室温に戻す)      90g
	粉砂糖              10g
	アーモンドプードル        35g
小麦粉 120g
桜の塩漬け 30g
_作り方__________________
	










	①桜の塩漬けを水の中で振り洗いして塩をしっかりと落とす。水を変え、たっぷりの水の中で20分塩抜きをする。時間になったらざるにあけ、もう一度綺麗な水の中で振り洗いをしてから、水気を軽くきる。(長く塩抜きしすぎると桜の香りがなくなります)
	キッチンペーパーを広げ花が重ならないように置く。その上にもう一枚キッチンペーパーを重ね軽く手で押さえて水けを取る。
	②花のがくから上の部分と、茎で切り分ける。茎は細かくみじん切りにする。花はがくを付けたまま2~3個に大きく切り分け、ナイフの先で固まっている花びらをほぐしてふわっとさせておく。
	③室温に戻してやわらかくなったバター(*1)にふるった粉砂糖を加えてゴムべらでよく混ぜこんでいく。
	 (*1)マヨネーズ状になるぐらい柔らかいバターにしておくこと。
④ふるったアーモンドプードル、薄力粉、②の刻んだ桜の花を加えゴムべらでバターに練りこむ。
	⑤天板にクッキングシートを敷き、約10gに丸めて作った生地を置いていく。
	160度で20分焼く。しっかりと冷ます。
	⑥クッキーが冷めたら、ビニール袋に粉砂糖を入れその中にクッキーをそっといれる。空気を入れて口を閉じ、全体に粉砂糖が回るように振る。
	⑦密閉容器に入れて保存する。一週間ほど日持ちします。
	 一口サイズのころころクッキー。
一口サイズのころころクッキー。
	見た目も可愛く、食感もサクサクほろほろと軽いので、ついついあともう一口・・・♫
	そんな時、半分だけお口に入れてクッキーの中を覗いてください。
	ピンクの花びらが顔を出してとても綺麗ですよ。
	 
	 
	4月になったら、お花見の時に小さなお重に詰めていっても素敵です。
	桜満開の木の下で、レジャーシートとお弁当、そしてほっこりスイーツタイム。
	待ち遠しいですね。 
そんな春の日までもう少し。
今のうちから春を先取りして、めいいっぱい春気分を楽しんでくださいね♪
 
山下 久美子 【お菓子教室 Sugar Box Studio主宰】
記事テーマ
「初めて作ったお菓子」その思い出は皆さんの心の奥底に優しく大切に仕舞われていませんか?私達の子供も初めてお菓子を作った時のわくわく!ドキドキ!そしてお菓子を囲んでいる家族の優しい笑顔をいつまでも覚えていてくれるかもしれませんよね。「チチンプイプイおいしくなあれ!」ママとお子さんに倖せの魔法がかかるお菓子作りのアイデイアをお伝えします!
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