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みなさんは、免疫システムに関係のある胸腺（きょうせん）という言葉を聞いたことがありますか？

胸腺は、心臓の上にある器官で「免疫システム」の役割を果たす、リンパ球の一種のT細胞を全身に送っています。白血球の工場とも言われています。

赤ちゃんの時期には約15gほどあり、４～５歳で30g、 「小児期」に最も大きく、「思春期」ごろから少しずつ小さくなって、「高齢」になると痕跡しか残りません。そのために若い頃には抵抗力が高く、年をとっていくたびに衰えていきます。

この胸腺はマッサージなどの刺激をすることによって自律神経を刺激し、免疫力がＵＰされると言われていますので、赤ちゃんの免疫を高めるためにも胸のマッサージは効果的なんですよ。

優しい触れ合いを楽しみながら、赤ちゃんの健康維持にも期待できるベビーマッサージ。本当に素敵なコミュニケーションですよね。 

前回に引き続き、胸のマッサージをご紹介させていただきます。

①ママの両手を、赤ちゃんのおなかの辺りに置きます

②両手をすべらせ、胸を通って肩まで動かします。

③肩で少し圧をかけて胸を広げたら、手をUターンさせ、脇腹を通ってもとの場所まで両手を戻します。

これで１セット。

圧をかけて胸を広げてあげることで、赤ちゃんに深い呼吸を促してあげてくださいね。

ママの両手は赤ちゃんのおなかや胸をとおって、ハートを描くイメージで行ってあげてください。

 ままま

ママの目はしっかり赤ちゃんを見つめて、優しい手つきで行ってあげてください。赤ちゃんの笑顔にママも癒されて、ママからも幸せホルモンがたくさん出ます。