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子連れ旅行者も必見?!アメリカおむつ事情/2012年10月

日本から持参?それとも現地調達?

私が一歳の子どもを連れてアメリカに来る際にもっとも悩んだことは、離乳食と、このおむつについてです。どちらも小さな子どもには毎日欠かせないもの・・・特におむつは、日本にいた時ですらいろいろな選択肢で迷うこともあったので、外国に来たらなおさらのこと!

 

「日本から持参した方がいい?」

「それとも現地で調達する?」

「サイズはどうなんだろう?」

 

子連れで海外に行く場合、誰もが気になるところです。そこで今回は、自分の経験も踏まえ、アメリカの紙おむつ事情をまとめます。

持参するか、はたまた現地調達か、以下を参考になさってください!

アメリカの二大メジャー紙おむつ

そもそも・・・ですが、アメリカにも紙おむつは、もちろんあります!エコという観点から布おむつもありますが、主流はだんぜん紙おむつ、という印象です。

 

メジャーなブランドは二つ。

日本でもおなじみの「Pampers」と、もうひとつ「HUGGIES」です。

 

ベビー用品店ではこの両者がそれぞれほぼ同じくらいの売り場面積を占めています。そしてサイズはN(新生児)に始まり、その後は1~7(およそ19kgが目安)まで豊富に取りそろえられています。小さめの新生児用のサイズもきちんと出ているので、サイズに関しては困ることはないでしょう。

 

次に、おむつのタイプですが、基本の「テープタイプ」に加えて、「はかせるパンツタイプ」のおむつも出ています。ただ、アメリカでは「テープタイプ」のおむつを使用する人がかなり多く、たっちやあんよの時期になっても子どもを横に寝かせて「テープタイプ」のおむつをはかせている人がほとんどです。価格も「はかせるパンツタイプ」は割高、かつ店舗によっては品ぞろえが少ない場合もあります。

 

アメリカのママたちが「はかせるパンツタイプ」のおむつを使うのは、主にトイレトレーニング(おむつはずし)をし始める時で、いわゆる「トレーニングパンツ」は豊富にそろっています。

 

それぞれにかわいいイラストやアニメのキャラクターがデザインされていたりして、おむつを見ただけでも「あぁアメリカに来たのだな」と感じられるかも?しれません。

気になるクオリティーは?

さて、では肝心のクオリティーはどうでしょうか?

 

これは・・・一言で言ってしまうと、「日本の紙おむつに勝るものはなし!」です。

 

予防接種では一歩も二歩もアメリカが進んでいますが、こと紙おむつに関しては日本の製品のクオリティーの高さはやはり抜群です。もっともちがうのは肌触り。メジャーな二大ブランドの上質なタイプと比較したとしても、日本の紙おむつの肌触りのやわらかさにはかないません。繊細な日本の文化が生んだ心地よさ、なのでしょうか。「はかせるパンツタイプ」で比べても、サイドのギャザーの部分の伸縮性とやわらかさが大きく違います。

 

またやわらかい便の場合、アメリカのおむつは日本のものと比べた場合に背中から漏れやすいという人もいます。さらにもう一つ、アメリカの紙おむつはわずかに香りがついているものも多いです。

 

なお、こうしたクオリティーの違いは、女性の生理用品にも共通するものがあります。

荷物の事情が許せば、特に肌の弱い方などは、どちらも日本から持参できるとより快適かな、という印象です。ただ、いずれも“比べれば”の話。紙製品はかさばるので持ち込める量にも限りがありますし、せっかくアメリカに来たのですから、どっぷりアメリカの文化を体験してみるというのもよいと思います!

 

ちなみに、二大ブランドのほかにも量販店が出しているオリジナルブランドのおむつなどもあります。それらは比較的安く手に入る場合が多いです。

優秀な「おしりふき」

紙おむつに関しては、全般に日本の製品がすぐれていると思いますが、アメリカの製品いいな!と思うものももちろんあります。その一つが「おしりふき」です。

 

種類が本当にたくさん出ていて、除菌力の強さ・トイレに流せるかどうか・香りの有無・・・など、好みに合わせて選べます。しかも、どれも厚くて大きい!

 

私は引っ越し荷物にゆとりがあったので、当面の紙おむつとおしりふきを日本から持参したのですが、おしりふきに関してはアメリカで調達するのでも十分満足できた気がします。

豊富な「おむつ換えシート・マット」

さらにもう一つ。「おむつ換えシート・マット」もアメリカは充実しています。

 

ママバッグ(アメリカではBaby BagとかDiaper Bagとか言います)にしっかりとしたマットが最初からセットでついている場合が多いですし、また使い捨てのやわらかいおむつ換えシートも売っています(かわいいイラスト付き)。

 

これは、アメリカではある程度大きくなっても横に寝かせておむつを換えることが多いため、また公共施設でのおむつ換えのスペースがプラスチックや金属など硬い場合も多いため、と思われます。

 

日本のママ友へのちょっとしたお土産にもいいかもしれませんね!

Mama's profile/プロフィール

関嶋 梢

関嶋 梢 【フリーキャスター】

記事テーマ

カリフォルニア・子育てリポート

それは、パパが待つサンフランシスコへ、一歳児を連れて二人だけの飛行機の旅から始まりました。初めての子育て、初めての飛行機、初めての海外生活…初めてづくしの生活はまさに波乱万丈!子供と過ごす海外生活や海外での“育児”と“育自”についてリポートします!

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