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抱っこで、たくさん語りかけてみませんか?/2014年10月

赤ちゃんは、よくわかっています

みなさんは、抱っこの時、赤ちゃんにどんなふうに接していますか?

例えば、抱っこひもで外出した時。毎日、家事と育児に追われ、自分の事は後回し。「...疲れたなあ...」そんな風にため息をつきながら、歩かれていますか。視線は、下向きなことも多いかもしれませんね。もしくは、スマートフォン片手に、画面に夢中になって休憩されているかもしれません。そんな時は、無言になってしまいますよね。
 
不思議ですね。ママが嬉しいと、赤ちゃんもご機嫌。ママの気持ちが不安定になっていると、赤ちゃんも落ち着かなくなったり。ママが見てくれていないと、泣き出したり。センサーが付いているみたいに...。
 
心が自分に向いていないと、不安になるのは大人でも同じではないでしょうか。だからこそ、赤ちゃんの時期からも、コミュニケーションは求められます。
抱っこは最高のコミュニケーション

赤ちゃんは、生後4ヵ月ごろから、大人と同じ様に「喜怒哀楽」の感情を持っていると言われています。まだ言葉も理解していないので、口で伝え合うことはできません。でも、パパやママたちとコミュニケーションをとりたいのです。

 
言葉のかわりになるものが、「五感」。視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚です。肌のふれあい・見つめ合い・語りかけ、そしてお互いのにおいを感じあう...
それを満たしてくれるのは、抱っこ。抱っこって、最高のコミュニケーションなんです。
いっぱい語りかけながら、お散歩してみませんか?

先程書いたように、赤ちゃんはまだ言葉の意味は理解していません。でも、赤ちゃんにとって、パパやママからのやさしい語りかけは、音楽の様に心地いいのです。

 
たとえば、これからの季節。秋はお散歩が気持ちいいですよね。
 
「今日は風が気持ちいいね」
「もみじが真っ赤で、きれいだね~」
「お日様が、あったかいね」
 
そんなふうに語りかける時、きっといつもより、やさしいトーンになっています。それを耳と心で感じ取ると、赤ちゃんは安心感を覚えます。そして、その時、きっとパパやママは、穏やかな気持ちになっているのでないでしょうか。
 
抱っこの間、ちょっと目線を上げ、景色を見渡してみませんか。スマートフォンを、しばらくカバンやポケットにしまってみませんか。その時間は、愛を深める、かけがえないやさしいものになるはずです。パパやママにも、そして赤ちゃんにも。
 
【参考文献】
赤ちゃんは何を伝えようとしているの?(篠原一之 著 ソフトバンククリエイティブ 発行)

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Mama's profile/プロフィール

東山 弥生

東山 弥生 【ベビーダンス・抱っこ姿勢「やさしいはな」主宰】

記事テーマ

「つらい」を「楽しい」に! 楽々抱っこやハグで愛を深めよう

赤ちゃんを育てるうえで欠かせない「抱っこ」「タッチ」などのふれあい。 でも、時として、ママのカラダや心に負担をかけることも…。 大人になってもスキンシップは必要。 その入り口であるこの時期を、親子でもっと長く楽しめるには、どうしたらよいか。 ベビーダンスや抱っこ姿勢の講師として、そして2児の母の目線から、お伝えします。

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