ハッピー・ノート.com

どうして抱っこが、こんなにつらいの?!/2014年4月

こんなにつらいなんて...

初めて生まれた我が子を胸に抱いた時、どんなお気持ちだったでしょうか?

 

私は、第一子である娘を抱っこした時…とてもやわらかく、あたたかい、命の尊さを感じました。「この子をいっぱい抱っこして、いっぱいお出かけして、いろんな景色を見せてあげたい」そんな想いで、胸がいっぱいでした。

101.jpgのサムネール画像

でも、用意していた抱っこひもが身体に合わず、産後はじめての「ふたりだけのおでかけ」は、涙がでるほどつらいものとなりました。「こんなはずじゃなかったのに…抱っこって、こんなにつらいの?」

つらさの原因

私は、赤ちゃんを抱っこして踊る産後エクササイズ「ベビーダンス」、そして、正しい抱っこ姿勢をお伝えする「だっこポスチャリング」のインストラクターとして活動しています。

だっこ1.jpg

当時、まだこの仕事をしていなかったため、わからなかったのですが...振り返ると、様々な原因がありました。

 

一番の原因は「赤ちゃんの位置」。赤ちゃんを抱っこひもで抱っこしながら、マザーズバッグを肩にかけると、バッグの方がとても重く感じませんか?赤ちゃんの方がはるかに重いのに…。これは、身体の重心点から離れるからです。

 

上半身の重心点は、胸骨と胸骨の境目。剣状突起とよばれる骨の奥あたりにあります。分かりやすく言うと、ブラのホックの高さぐらいです。ここに赤ちゃんが近いほど、抱っこは楽になります。私がはじめてのお出かけで辛かったのは、この時、娘の位置が、かなり下だったからなんですね。

今の抱っこは、どの位置でしょうか?!

抱っこ紐を使う場合も、腕で抱っこする場合も、「高さ」「密着」を意識するだけで、ずいぶん楽になります。目安は「赤ちゃんのおでこにキスできるぐらいの高さ」。(スリングの場合は、赤ちゃんのお尻が、ママのおへその上あたり)。

 

お子さまのやわらかい髪をあごに感じながら、抱っこを楽しめるのは、この時期に与えられた幸せかもしれません。調整が可能な抱っこひもであれば、一度その位置でお試しくださいね!

 

「密着」については、また次の記事で詳しくお伝えしていきます。

Information/お知らせ

抱っこの時間がもっと楽しくなる、ベビーダンス。

022.jpg

お茶会やランチが楽しめるレッスンもあり、ママとの交流も!

産後の笑顔を増やしていきませんか?

都内での最新レッスンはこちらから!

 

ベビーダンス教室は、国内各所にたくさんあります!

みなさまのお近くにもあれば、ぜひ足を運んでみてくださいね。

Mama's profile/プロフィール

東山 弥生

東山 弥生 【ベビーダンス・抱っこ姿勢「やさしいはな」主宰】

記事テーマ

「つらい」を「楽しい」に! 楽々抱っこやハグで愛を深めよう

赤ちゃんを育てるうえで欠かせない「抱っこ」「タッチ」などのふれあい。 でも、時として、ママのカラダや心に負担をかけることも…。 大人になってもスキンシップは必要。 その入り口であるこの時期を、親子でもっと長く楽しめるには、どうしたらよいか。 ベビーダンスや抱っこ姿勢の講師として、そして2児の母の目線から、お伝えします。

Vote/この記事に投票しよう

Evaluation/この記事のみんなの評価

lightbulb_outline

なるほどそうか!役に立った

0

favorite_border

わかる!わかる!共感した

0

feedback

この記事へのコメント

0

Comment/この記事にコメントしよう

Archives/東山 弥生さんの記事一覧

最新記事

記事一覧を見る

注目トピックス

トピックス一覧を見る

Weeklyゴーゴーリサーチ