ハッピー・ノート.com

なぜ勉強するのか/2011年12月

どうして勉強するの?

人生を切り開くための「学力」を身につける方法をお話する前に・・

 

お子さんに「どうして勉強しなきゃいけないの?」と聞かれたら、何て答えますか?

 

「いい大学へ行くためよ」

「いい仕事につくためよ」

といった”わかりやすい”答えから、

 

「子どもの仕事は勉強なの!」

「ママもしてきたんだから、つべこべ言わずにさっさとしなさい!」

といった制圧的な答え、

 

「してもしなくてもどっちでもいいわよ。ママは困らないから」

といった、丸投げに見えて誘導をかけている答え(笑)。

 

・・でも、子どもは馬鹿じゃありません。

大人の「都合の良い」答えは、とうに見抜いています。

時代の違い

かつては、いわゆる「いい大学」へ行けば「いい仕事」に就くことができ、「いい人生=幸せな人生」を送ることができると考えられていました。

特に、高度経済成長期の教育とは”日本にとって / 企業にとって”都合の良い人間を育成する内容となっており、それゆえ高学歴ほど出世する時代でした。

 

しかし、社会の大きな流れの中で、人の価値観は変化します。

 

バブルが崩壊し、銀行が潰れました。リーマンショックによって多くの企業が、人が涙を流しました。

そして、私達は3.11を経験しました。

 

――どれほど世の中が多様な幸せの形を示そうとも、生きていなければ意味がない――

 

私達は、時代に、世間に、自然災害に翻弄されることもありますが、どのような境遇であれ「生き抜く力」なくして幸せにはなれません。従来の教育には、残念ながらこの観点が抜け落ちているのです。

生き抜く力

では、生き抜く力とは具体的にどのようなものか――これが、前回お話した『問題解決能力』です。

問題解決能力とは「自分の力で考えて行動できる」こと。物理的には、まず脳を使い、それから体を動かすことになります。

使わなければ錆びますが、使えば使うほど鍛えられるのが脳。ありがたくもあり、やりがいもありますよね!

そして、脳を上手に使うトレーニングとして勉強はうってつけなのです。

 

脳が活発に動いている状態は、「集中」という形で現れます。

次回と次々回では、脳をトレーニングする具体的な方法をお話していきます。

最後に宿題

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

最初に皆さんにお聞きした「どうして勉強しなきゃいけないの?」に対する答え、見つかりましたでしょうか?

 

是非、世界に一つしかない言い回しでお子さんに伝えてあげて下さい。これも脳トレですよ!

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安浪 京子

安浪 京子 【プレスティージュパートナー代表】

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子供の学力がどんどんUPする、魔法の基礎学力法

学力低下、理数離れ、詰め込み教育・・誰もが聞いたことのあるこれらのキーワードは、幼児期における家庭での関わり方によって、影響されずにすむ力をつけることができます。そんなエッセンス ―親子で楽しく思考力・集中力を鍛える方法― について連載していきます。

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