子どもの病気のことならハッピーノート.com

育児・子育て支援サイト ハッピー・ノート.com
ハッピー・ノートドットコムとは RSSフィード メルマガ登録
  • ウェルカムベビーの結婚式場
  • ウェルカムベビーのお宿

仮性クループで入院、疑われる病気と治療について教えて(6ヶ月)

発熱、かぜ 子どもの病気 子育て応援隊のズバリ!アドバイス

仮性クループで入院、疑われる病気と治療について教えて(6ヶ月)

11月末と12月末に仮性クループと診断され、5日間入院しました。もう一度同じような症状が出たら、子ども専門病院で精密検査をしたほうがよいといわれています。どんな病気が疑われているのでしょうか。それに対する治療(外科的手術が必要かどうかなど)も教えてください。

12月末の後、元旦から高熱が出て9日間入院。(血液検査で炎症反応が高かったため)これはいろいろしらべましたが原因不明でした。生まれてから3回出した熱が3回とも重症化し、主治医も「偶然であるといいが…」といっています。免疫不全が疑われましたが、これは大丈夫でした。
どうしてこんなふうになってしまうのでしょうか。6月より保育園に入る予定なので、心配です。

アドバイス お悩み・相談は、ミキハウス子育て総研のスタッフがよく読み、200名以上の子育て応援団(専門アドバイザー)の中から適切な方にアドバイスを依頼しました。

クループとは喉頭の狭窄あるいは閉塞によって『吸気性』の喘鳴、犬吠咳嗽(犬が吠えるような咳)、嗄声、あるいは無声呼吸困難を来す『状態』です。多くは夜間に突然に生じる喉頭痙攣発作で、一過性の呼吸困難を生じます。主に乳幼児に多い状態を言います。
クループとはこういった『状態』を示す言葉で疾患の名前ではありません。

大体3ヶ月から3歳くらいで好発して5歳以上では稀になります。(大人はやはりジフテリアのクループや、急性喉頭蓋炎が多くなります。)主に乳幼児の症状です。
昼間は軽い上気道炎症状です。鼻水、咳、軽い声の嗄れくらいですが、まったく症状なしの子もいます。こういう子が突然夜間『吸気時に』(空気を吸い込む時…ですから呼気時に呼吸がおかしくなる喘息とも区別できます)、嗄声(声の嗄れ)、金属性の犬吠様咳嗽を生じて、吸気性呼吸雑音を伴う呼吸困難を来します。

原因は
1.炎症:つまり何らかの感染症(ウイルスや細菌など)から惹起される場合。急性喉頭蓋炎仮性クループ(急性声門下喉頭炎)、喉頭気管気管支炎細菌性気管支炎。ウイルス性も細菌性もあります。
2.異物:喉頭異物、気管支異物
3.痙攣性喉頭炎
4.アレルギー性喉頭浮腫
5.ジフテリア(1に入れてもいいのですが特殊な場合ですので)

呼吸異常があれば、夜間でもすぐに救急(この場合内科小児科)に連絡することが望ましいものです。治療はまず原因を調べることが大切です。治療はその原因によって違ってきます。
だから先生に伺うことでしょう。クループという病気でなくある症状を総称しますので。

医師 耳鼻咽喉科:砂山 恵子
2001年1月23日

かぜ症状に続き、急に発症する気道の閉塞性呼吸困難を示す状態ををクループと呼びます。ほとんどは急性喉頭炎といって、声門下の浮腫性変化によって、変な咳が出ます。
犬吠様咳とむかしから呼ばれますが、私は適切だと思いません。むしろ、オットセイの鳴き声に近いと思います。

原因のほとんどはパラインフルエンザ、RSなどの気道ウイルス感染によるのですが、冬場、夜間、部屋が乾燥しているときなどに急に起こってきて、チアノーゼや呼吸困難を来すこともあるので、大事をとって入院ということになりやすい疾患です。
非感染性で、夜間発作性におき、アレルギーが、関与している場合、反復しやすく、お子さんの場合、精密検査といわれたのはそのことだと思います。

さて、3回でた熱が、3回とも入院になったのは、たしかに不幸ですが、ちょうど月齢的に抵抗力が弱い事、そしてそれが冬場になった場合、必ずしも稀ではありません。

悪化しやすいかどうかは、
・母乳で育てたか?
・まわりに感染源がいつもあるのではないか(兄弟、保育園、人の出入りが頻繁)?
・手洗い、衣服、爪の清潔、保温、加湿、栄養など基本的注意がなされているかどうか?
・初期治療が遅れてはいないか?
・治療を中途半端で終わらせてないかどうか?
などが関与していることが多く、体質的に弱い(免疫不全)ということは実は稀です。

6月から保育園ということで、ますます頻繁に病気になりやすいと思いますが、上記に加え、できるワクチンは早めにすませ、最初の数ヶ月は、たびたび休むことを覚悟して、早め早めの治療を心がけて下さい。
それを乗り越えれば、だんだん抵抗力も増し、2-3歳になれば、ぐっと元気になってくると思います。たまたま不運でしたが、大なり小なりみんな経験することです。がんばってください。

医師 小児科:桑折 紀昭
2001年1月23日

アドバイザー紹介

砂山 恵子
医師 耳鼻咽喉科

耳鼻咽喉科医。医師でもあり、2人の子どもの母親でもある。上の娘さんはすでに現役の保育士。

桑折 紀昭
医師 小児科

1983年より愛媛県宇和島市で小児科クリニックを開業、99年から病院ヘ行くほどではないけれど心配なこと、病院で聞きにくいこと、聞けなかったこと、聞いたけれどよくわからなかったこと、などの質問に答えるHPを開設、2001年からは病児保育施設にも力を注いでいる。

この記事に投票しよう


この記事のみんなの評価

1

0

0

この記事にコメントしよう

コメントを見る


注目TOPICS

ƒ

あなたのお悩みを、アドバイザーに相談してみませんか。

ミキハウス子育て総研のスタッフが、あなたのお悩み・相談をよく読み200名以上の子育て応援団の中から適切な数名の方にアドバイスを依頼します。※子育て応援団とは、医師・保育士・栄養士その他の有資格者や先輩ママで構成された専門アドバイザーです。
  • お悩み相談はこちら
  • アドバイザー一覧へ

ココもみてね!ココもみてね!

  • ウェルカムベビーの結婚式場
  • ウェルカムベビーのお宿
Happy-Note
Happy-Note For マタニティ

注目トピックス

Weeklyゴーゴーリサーチ ★投票受付中★

今週の投票

どうする?どうした?夏の家族旅行
抽選で5名様に『図書カード500円分』をプレゼント。
投票する
今週のプレゼント
ミキハウス子育て総研の認定評価事業
  • 「子育てにやさしい住まいと環境」子育て支援のマンションと住宅
  • 小学生に贈りたい住まいと環境
  • 「ウェルカム“子育て・シニア”共生住宅」シニアとの多世代共生型住宅
  • 「ウェルカムファミリーの自治体」安心して移住できる地域を選定
  • 「ウェルカムベビーのお宿」赤ちゃん連れ安心!認定の宿泊施設
  • 「Child-friendly HOTEL for travelers」お子さま連れ訪日外国人にオススメの宿泊施設
  • 「ウェルカムファミリーのスキー場」スノーデビューにおすすめの認定スキー場
  • 「ウェルカムファミリーの観光地」お子さま連れにおすすめの観光地
  • 「ウェルカムベビーの結婚式場」赤ちゃん連れにも優しい会場で素敵な式を
  • 「ウェルカムベビーの神社」赤ちゃん連れにも安心の認定の神社
  • 「ウェルカムファミリーの写真館」写真を通してご家族の大切な絆作りを
  • 「子どもを通わせたい保育園」保護者の支持の高い先駆的保育園を選定
Happy-Note編集部twitter
ハッピー・ノート編集部ブログ
ハッピー・ノート編集部フェイスブック

このページのトップへ

Copyright © 2011 Mikihouse child & family research and marketing institute inc. All rights reserved.