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脳への栄養補給/2014年6月

身体にだけでなく脳にも栄養

私たちの身体は私たちの食べた物でできています。身体の発達のため、健康になるため食事をしっかり食べてしっかり栄養を摂りましょう・・と言いますが実は私たちが必要としている基礎代謝エネルギーの20%は脳が使っています。

 

脳は人間の臓器の中で一番エネルギーを使う場所といわれています。脳は私たちが寝ているときも働いています。以前の記事でもお話ししましたが脳へしっかり栄養をいれないと脳はうまく働きません。脳がうまく働かないと心もうまく働かなくなってしまいます。

フル活動している脳

脳は私たちが寝ているときも休みなく働いています。夕飯から次の日の朝まで、寝ている間フル活動した脳はしっかり朝ごはんを食べてエネルギーを補給しなければなりません。朝ごはんを食べないと、脳が空腹状態となりイライラや無気力の原因といわれています。朝ごはんを食べないと、体温が上がらず、低体温になりやすいといわれています。しっかり朝ごはんを摂ったひとは、そうでない人に比べ、記憶力、集中力にかなりの違いがでているそうです。

脳に必要な代表的な栄養素は以下です

 脳に必要な代表的な栄養素は以下のものが挙げられます。

 

■糖質(ブドウ糖):脳のガソリンとなりやる気集中力を維持します。

※白砂糖は栄養がない上、血糖値を急激に上げてしまうので注意

代表的なものは 米 雑穀 玄米 

 

■アミノ酸:頭の回転を良くします。アミノ酸は脳内でさまざまな伝達物質を作るため脳の活発な働きには欠かせないです。

代表的なものは大豆、大豆製品 鶏肉 魚介類 ごま 海藻

あと、イカ タコ 鮭などのタウリンが豊富な食品は神経機能を活発化します

 

■脂質:アセチルコリンの材料であり記憶回路を活発化します。

代表的なものは大豆 納豆 鶏肉 モツなど

 

■ビタミン:IQを高めるといわれています。脳の伝達物質や神経細胞を作るために働く酵素の働きを助け記憶力・思考力アップにつながります。

ビタミンB1、ビタミンB2は思考力を維持します。

代表的なものは豚肉 緑黄色野菜 豆類 魚介類など

ビタミンC ビタミンEは脳の働きに害を及ばす活性酸素をやっつけてくれます

代表的なものは柑橘類 野菜 ナッツ類など

 

■ミネラル   

カルシウム・マグネシウムは集中力を高め 落ち着きを与え イライラを抑えます

代表的なものは小魚 緑黄色野菜 ゴマ 海藻 小松菜 ナッツ類など

鉄は貧血を予防し 脳に栄養素を補給します   

代表的なものは大豆 赤身の肉 レバー ゆばなど      

脳に栄養~にこにこ家族~

脳は10歳ぐらいで発育を終えます。

10歳までは特に、しっかり脳へ栄養を届けること大切だといわれています。

 

健康で綺麗で元気なママを先頭にいつもニコニコ笑顔の家族

脳まで届け~しっかり朝ごはん

みんな仲良く「いただきます」

Mama's profile/プロフィール

朝岡 ひろみ

朝岡 ひろみ 【栄養士、食育指導士】

記事テーマ

いつまでも健康で元気で綺麗なママでいるために

栄養士、食育指導士の立場から、これから成長していくお子さんに「食に関する知識」と、「食を選択する力」をつけるためのアドバイスをさせていいただきます。ママが「食」についての知識をもっていただき、お子さんと一緒になって健康な体作りを目指すことでお子さんも元気で、ママはますます健康で綺麗な毎日を送ることにつながります。

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