受験体操　その２｜輝くママ｜ハッピー･ノート.com

受験体操　その２/2014年12月

受験体操学校別対策

今年も受験のシーズンとなり、夏頃からスポーツの家庭教師を多くの方よりご依頼いただきました。受験体操についての記事は以前に書かせていただいたので、学校別の傾向と対策を今回は書きたいと思います。

●国立志望の場合

国立の多くは抽選で試験への切符を手にするので、準備をしていても試験を受験する資格が得られないこともあり、受験に向けての体操をしている方も勿論いますが、弊社のスポーツの家庭教師などをご利用される方も多くいらっしゃいます。

大手の幼児塾では、「リトミック」「受験体操」の短期講習などもやっているので、そのようなものをご利用されても良いかもしれませんね。

※私立と違い、抽選ということもありグループレッスンを弊社で依頼される方も多いです。

くまさん歩き・平均台・ケンパーなどの基礎的なことが試験課題に出ることが多いです。　

●慶応・横浜慶応の場合

こちらも、また他校とは違い独特です。二次試験では多くの時間を割いて、子どもたちの運動の様子を見られる時間があります。内容に関しては、両校とも同じようなものとなっております。サーキット運動が多く出題されているので、なるべく沢山のジャンルの運動を経験していると良いでしょう。

●私立ミッション系女子校の場合

私立ミッション系女子校の場合は、「待っている間の姿勢」も大事になります。待っている間も微動だにせず背筋をピンとはって、「体操座り」をしておく必要があります。日頃から訓練しておかないと難しいでしょう。また、音楽に合わせてダンスをする、模倣体操なども出題が多いです。バレエやダンス系のレッスンをしていれば、わざわざ受験体操に取り組まなくても問題なく試験に取り組めます。
チアダンスなどはチームでダンスをするので、受験にはとても向いているかもしれません。

●個別や親子観察のある場合

この場合は、家庭での遊びがそのままに出るので、ぶっつけではできないことです。是非、日ごろからお子様と外や公園で遊んだり、お家でも子どもの遊びに付き合う時間を割いておくべきです。

基礎運動を練習しましょう

受験体操にでる主なもの

●くまさん歩き　

　例：青い線から赤い線までまっすぐ、なるべく早くくまさん歩きをしましょう。

　　　U字になっている線の外側を歩きましょう

●あざらし

●カンガルー（両足をそろえて手を前にしてジャンプ）

●ケンケン・ケンパー

　　色々なリズムで対応できるように

●スキップ

●サーキットトレーニング　跳び箱・マット運動・平均台など

●縄跳び　縄をつかった運動・縄跳びを結べるように

●ボール運び

●ゼッケン結び・はちまき結び　

など　

受験体操は意外に大変！！

簡単にできると思っていても日頃から練習しないと難しいです。

以前に弊社スポーツの家庭教師の依頼で、K校の二次試験当日の朝にレッスンしてほしいという方がいらっしゃいました。
1度きりのレッスンでなんとかなるものではありません。

是非、志望校が決まったら、その学校に合わせた試験課題を、ペーパー以外にもそれまでにしっかり継続的に行うことでお子様の力がしっかり発揮できます。

弊社のスポーツの家庭教師の売りは、私自身が「小学校受験」を経験していること。これは、他のスポーツの家庭教師会社の先生方と全く違うことではないでしょうか？

やはり、独特の世界です。是非、それを経験している先生にご相談するのが良いかなと思っています。