寝ない子のお話～運動と睡眠～｜輝くママ

寝ない子のお話～運動と睡眠～/2013年12月

夜、寝ない子の悩み

先日、輝くママ７期生としての認定式がありました。その後、１期からの先輩方とご一緒の懇親会に参加させていただきました。
皆様、さすがに選ばれし方々ですから、素敵な方ばかり・・・。

私も私らしく、専門性・独自性を大事にして頑張ります。

さて、私は幼児体育のインストラクターとしての活動のほかに、「ベビーダンス」のインストラクターとしても活動しています。ベビーダンスのレッスンでは１歳前後のお子様のママからよく受ける質問として上がるのが・・・。

「夜、全然寝ないのですがどうしたらよいですか？」

私は、いつも以下のことを伺っています。

①毎日、屋外へお出かけ・お散歩に行かれていますか？→この時期はお子様によって体力に差が出てきますね。寝ないお子様は刺激を欲しています。室内では五感で感じる刺激は少し足りないですね。この話については次にお話しします。

②朝は何時に起きていますか？→そろそろ？　本当は生まれたときから習慣づけは始まっています。ママの体力次第ですが、朝は７時に起きてカーテンを開けて体内時計を作ってあげるようにしましょう。

③ご飯（離乳食）はよく食べますか？→よく食べる子は「腹持ち」が良いのでよく寝ますね。

ここで私が言っているのは、生活習慣のことばかりです。

「寝る子は育つ」という言葉がありますが、睡眠は、子どもの成長に必要な大事な生活習慣。１歳前後には、できれば２１時前には寝かせるようにして、規則正しい生活習慣を身につけさせてあげたいです。２１時までに子どもを寝かせるのは、お仕事をお持ちのママにとっては、ものすご～～く大変なことだと思います。でも、段取りさえシュミレーションできていればできますよ！！　（寝かしつけのコツはまたいつかお話しさせてもらいます）

運動と睡眠

先にお話しした「毎日、屋外にお出かけしていますか？」というお話の続きです。
幼児体育の専門家としてお話しします。

お昼寝は、6歳までは必要と言われています。でも、長い時間昼寝をすれば夜は寝られなくなる。また、子どもはどんどん体力がついてくるので、子どもの体力に合わせて、昼寝の時間も調整していきましょう！

そして、１番言いたいのは、昼間は家に引きこもらず、できるだけ外で、太陽の光を浴びながら、体を動かしましょう。太陽の光を浴びれば、体内時計が整います。

家の中で遊んでばかりだと、神経だけが疲れて、眠れなくなってしまいます。う

「歩かない子どもとどうやって屋外で遊べば良いかわからない」とよくご質問を受けます。

歩かないお子様の運動は、パパやママがお手伝いすることでお子様自身が体感し、刺激となりますね。是非、お子様の睡眠を深いものにするために、小さなころから屋外での運動習慣をつけていきましょう。

＜公園での遊び方例＞

①ブランコ→抱っこして一緒にユラユラ。

②滑り台→一緒に滑ったり、滑り台の途中から一人で滑らせてみたり（まだ、お座りが安定していない子は寝かせて滑らせます）

③砂場→砂を食べてしまう心配がありますね。この時期は、いつ砂場デビューしてもお口にもっていきますね。シャベルを使って、パパやママが山を作ったり、砂場の遊び方を実践してみましょう。手先の運動になるので、とても大事な遊びの一つですね。

成長のための睡眠

さて、成長ホルモンはいつ分泌されるのでしょう？

それはほぼ、睡眠中です。睡眠は成長と最も密接な関係にあります。身長を伸ばすための理想的な睡眠は1日に最低でも7時間。特に夜10時～2時は必ず寝るようにしましょう。

またストレスや情緒不安定は浅い眠りを起こし成長ホルモンの分泌に影響を与えるので、寝る前は適度なストレッチをしたり、お風呂に入ってリラックスした状態で寝るとよいですね。　　

運動をする事で成長ホルモンが活発になり、成長ホルモンの分泌を早くします。そうすることによって、骨の形成がどんどん形成されていきますので身長は伸びていきます。脳下垂体というホルモンを分泌している器官が脳の下にあります。脳下垂体を刺激すると成長ホルモンが活発になり、血液循環も活発にします。運動する事は、成長ホルモンの分泌を活性化させていきますので、身長を伸ばす為には欠かせません。

身長を伸ばす為に効果的な運動は、骨端軟骨という（骨端部の軟骨）場所に刺激を与えてあげる事で身長が伸びていきます。
→骨端軟骨に刺激を与えるには『ジャンプやジャンプをするスポーツ』をしてあげると効果的です。刺激を与える事で、成長ホルモンの分泌が活発になりますので、骨の形成リズムもよくなり身長はどんどん伸びていきます

（引用　身長・体重NAVI　http://www.hw-navi.com/height/nobasu.html　）