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言葉の遅れが気になっていたが、自閉症のおそれありとの診断(1歳)

ストレス、発達障がい 子どもの病気 子育て応援隊のズバリ!アドバイス

言葉の遅れが気になっていたが、自閉症のおそれありとの診断(1歳)

言葉の遅れで保健センターに行ったのですが、自閉症のおそれありと診断されました。いったい自閉症とはどんな病気でどうしたら良くなるのでしょうか?どんなことを注意して子どもを観察していったらよいのでしょうか?
下に5ヶ月の弟がいますが、二人にどのように接したらよいのかわからなくなりました。言葉は、「あーあー」、たまに「まんま」の他は言いません。

アドバイス お悩み・相談は、ミキハウス子育て総研のスタッフがよく読み、200名以上の子育て応援団(専門アドバイザー)の中から適切な方にアドバイスを依頼しました。

重要なことですが、1歳何ヶ月かがわかりません。言葉の発達には大きな個人差があり、1歳児でしたら、「あーあー」、たまに「まんま」など単語がポツポツでも、必ずしも言葉が遅いとも決めかねます。
また、言葉の遅れだけで自閉症と決まったわけではありません。理解力はいかがですか?簡単な指示に従うなら理解力はあると思いますが、それもはっきりしなければ、聴覚障害という可能性も捨て切れません。まず、その点をはっきりさせておかなくてはなりません。

言葉の遅れとは、相対的な問題で、「標準あるいは期待値」より遅いとお母さんが感じることから始まります。まず、原因として

1) 難聴があげられます。このくらいの子供さんは、動作をまねたりしていますから、一見聞こえていると錯覚することがあります。ただ、お子さんの場合、少ないながら単語が出ますし、その他の様子から問題ないと思われます。

2) 精神発達のおくれ(知恵おくれ)精神発達のおくれがあると,ことばの発達のほとんどすべての面でおくれを来たします。ただ、すでに何回も健康診断を受けたり、小児科を受診されているでしょうから、これも該当しないでしょう。身体の運動にもおくれが目立つことも多いのですが、過去の運動発達に異常はないですよね。

3) 対人関係の異常(情緒障害)この点が今回の焦点になりますが、いわゆる自閉症ないし自閉的傾向がある場合、他人の存在を意識した行動が少なく、他人とのコミュニケーションの発達そのものが障害されます。文面からそれを伺わせる行動はないようです。

4) 不適切な環境言葉は、そもそも周りからの音刺激を受けて習得していきます。たとえば、お母さんとふたりっきりで、お母さんもだんまり、声かけなどをしないと当然語彙は増えません。

5) 構語障害唇や舌の病気で発音できない場合です。

ざっと以上ですが、おそらくお子さんの場合、どれにも当てはまらないでしょう。
言葉の発達は個人差が大きく、この年齢でとにかく最低限、簡単な命令が理解できいくつかの単語が話せれば、一気にしゃべり出すのは時間の問題なのです。
喋らそうとせず(弊害を生みます)、喋るための準備(言葉をたくさん聞かせる、遊んでやる、本を読み聞かせるなど)をしっかりしておきましょう。

自閉症は最近増えているという報告があり、英国で就学前児童1万5500人を対象に行われた調査で、自閉性障害(いわゆる自閉症)などの広汎性発達障害(PervasiveDevelopmentalDisorders;PDD)が、児童1万人当たり62.6人の頻度で見られることが明らかになり、PDDの発症率は、これまで1万人当たり約20人と見積もられてきたが、最近発表された米国の二つの調査ではいずれも1万人当たり約60人との数値が出ており、今回発表された英国の調査は、米国の調査とほぼ同程度の発症率を示しています。

日本でもおなじ傾向が見られ、マスコミでも多く取り上げられ、それを見たお母さん方は「もしかしてうちの子も」と思ってしまう傾向があります。
で、あらためて、自閉症とは、3歳以前から社会性、また言語の発達に異常があるか、遊びの発達の異常があるかなどの、精神発達に問題があり、かつ、(1) 相互的な社会性の発達の異常、(2) 言語を含むコミュニケーション能力の障害、(3) 興味や関心が狭く、執着的で情動的な関心や行動のパターンという3つの領域の異常が存在するものです。今回の文面からだけでは、判断できません。

以上のように、自閉症そのものに関しては、とても大きな問題で、一言では説明できませんし、様々なタイプがあります。
インターネット上に、専門的な説明、そうしたお子さんを持つお母さんのサイト、家族の会などたくさんありますので、そうしたサイトを閲覧され理解を深めてみてください。

医師 小児科:桑折 紀昭
2002年9月 3日

アドバイザー紹介

桑折 紀昭
医師 小児科

1983年より愛媛県宇和島市で小児科クリニックを開業、99年から病院ヘ行くほどではないけれど心配なこと、病院で聞きにくいこと、聞けなかったこと、聞いたけれどよくわからなかったこと、などの質問に答えるHPを開設、2001年からは病児保育施設にも力を注いでいる。

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