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「やめて」が言えないおっとりした息子の絶対的な味方でありたい

お友だち 育児・しつけ 子育て応援隊のズバリ!アドバイス

「やめて」が言えないおっとりした息子の絶対的な味方でありたい

5歳半の息子は「やめて」が言えず、叩かれても絶対に叩き返したりは出来ないおっとりした子どもです。幼稚園で数人から叩かれた様子などを聞くと、叩いた子どもに腹が立ち、相手の子どもたちが許せなくなって、初めは「そんなことされたの、可哀想だったね」などと言っていますが、息子が「いつもは優しい子だから珍しいなーと思って」などと、呑気な事を言っているとどんどん頭に血が上って「叩いてくる時は悪い子だから、やめてって言っていいんだよ!」などと強い口調で言ってしまいます。

すると息子は上目遣いに「ナニオコッテルノ?」と聞いてきて、たぶんやめてが言えない自分を怒ってると思ってる様です。なのでいつも、「怒っているんじゃないよ、相手に腹が立っているんだよ」と言う、の繰り返しです。

息子には私が絶対的な味方であると思って欲しいので、そういった話をするときに息子に安心して相談してもらえる様に、私が心掛けることをアドバイスお願いします。

アドバイス お悩み・相談は、ミキハウス子育て総研のスタッフがよく読み、200名以上の子育て応援団(専門アドバイザー)の中から適切な方にアドバイスを依頼しました。

我が子が暴力をふるわれると親は平常心ではいられません。当たり前のことです。しかし、重要なことは親が感情で行動をおこすのではなく、まずは事実を捉えるということです。ここでの事実は「息子さんが叩かれた」ということです。

そしてこの事実に対して、お母さんが思っていることと息子さんが思っていることにギャップがあるようですね。このギャップを埋めていきましょう。<お母さんは叩かれたところを目撃しておられますか?幼稚園の先生は、その状況を認識していますか?息子さんは辛いと本当に思っていますか?息子さんは「やめて」が本当に言えないのでしょうか?

息子さんのセリフからはあまり切羽詰まっているようには思えませんが、確かに放ってもおけません。事実確認をした上で、お母さんの思いを伝えましょう。伝え方は「私メッセージ」です。「お母さんは○○ちゃんがお友だちに叩かれたと聞くと、とても悲しくなるのよ」と主語は「私」で始まり、「原因」「感情」を入れた流れで伝えます。

決して「どうしてあなたはやめてとちゃんと言わないの!」とあなたメッセージを言わないでくださいね。言えない自分は悪い子なんだと刷り込まれてしまいます。お母さんの気持ちが理解できると、子どもはその気持ちを裏切らないようにしようと健気に行動を変えます。

そうした変化が出始めれば、お母さんが伝えたい「乱暴な態度は良くないこと」だというアドバイスも聞けるようになると思います。絶対的な味方となるためには、息子さんの話を「黙って聞くこと」です。例えそれが間違っていようといったんは受け入れる。受け入れた上でアドバイスや親の思いを伝えるのです。

ただし、そのアドバイスを選択するかどうかはお子さんが決めることです。親としては辛いところですが、この繰り返しが子どもに自己責任を自然と身につけさせることになります。神経質にカリカリせず、人を受け入れる大きな器を持ったすばらしい息子さんだと思います。

心理カウンセラー:番長
2014年7月18日

アドバイザー紹介

番長
専門資格 心理カウンセラー

3人の子どもを育てながら「子どもの自立」をテーマに、教育の技術、カウンセリング、米国のセルフマネジメントなどを学んだのち、上級ケアストレスカウンセラーの資格を取得しました。現在、自立した親子関係構築(Family building)の支援や人事コンサルタントとして、一般個人と企業のサポートに携わっています。みなさん!自立に必要なものはなんだと思いますか?それは夢(ゴール)なのです。

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