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赤ちゃんとの受診のポイント/2012年8月

良い関係で、より良い治療を

日焼け・あせも・虫さされなど、夏は肌トラブルが増える季節。赤ちゃんが生まれて、初めて皮膚科を受診するのが「夏」という方も多いですよね。
みなさん、診察の際、先生としっかりお話しできていますか?

「聞かれたことにだけ答えて、それ以外は特に何も話さない。」
「診てもらえばわかるはずだから、自分からは何も言わない。」
「細かい説明がなかったから、よくわからない。」
「他にも症状が出ているけど、気づいてくれなかった。」
なんてことはありませんか?

治療が長くなる場合や強めのお薬を使用する場合は特に、医師との信頼関係がとっても大切。
同じ先生に診てもらっても、納得して治療を進められるかどうかで、治り具合に差が出てくることもあります。納得して病院を出た方が、しっかり指示にしたがって治療を進めようと思いますよね。

日々のお肌の変化や状況は、見ただけではわかりません。反対に、お肌の様子を見ていても、ママには症状の判断はできません。
見てきたことをきちんと伝え、疑問に思ったことは質問し、一緒に治療を進めていく気持ちが大切です。
 

babyskincare (1).JPG

ポイント① 医師に伝える

まずは、言葉の話せない赤ちゃんに代わって、ママがお肌の様子を医師にきちんと伝えましょう。受診の前に改めて確認しておくとスムーズですね。

<伝えること>
・現在までのお肌の様子
・症状がある部位
  (脱ぎ着しやすい服装で受診し、症状のある部分は、服を脱いで全て診てもらいましょう。)
・症状が出始めた時期
・家庭での対処法
・使用したお薬

2回目以降の受診では…
・前回からのお肌の変化
・トラブルがあった場合の家庭での対処
・お薬の効果について感じたこと

お薬や治療方針を変える必要がある場合もあります。変化や疑問は率直に伝えましょう。

ポイント② 医師に質問する

診察中に何も言わないでいると、「知っている」と思われてしまうことも。安心して治療を進めるためにも、わからないことは必ず質問しましょう。

<質問すること>
・お薬の塗り方(部位・量・回数・使用期間など)
・お薬以外のスキンケア法、入浴時など日常生活での注意点

・次回の受診について

(次の受診のお話があった場合は、症状が良くなったように見えても必ず受診しましょう。

 自己判断で治療をストップすると、トラブルを繰り返す原因になります。)

他にも、気になることがあればすぐに相談しましょう。前もって質問が決まっている場合は、メモしておくと安心ですね。

正しく伝え、きちんと知って、効果的に治療を進めましょう!
 

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Mama's profile/プロフィール

木内 美城

木内 美城 【ベビースキンケア講師】

記事テーマ

「強いお肌の土台をつくる!0歳~の肌育ベビースキンケア」

ぷるぷる・もちもちなイメージの赤ちゃんのお肌…実はものすごく乾燥肌って知っていましたか?きれいなお肌の土台をつくるには、0歳からのケアがとっても大切です。でも…毎日お手入れしていても、間違ったやり方では逆効果。正しいケアを身につけて、トラブル知らずのお肌を育てましょう!季節ごとのケア方法や、親子でふれあいを楽しむポイントもご紹介します。

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