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夏休みの旅行のススメ~海外編/2012年6月

もし、お子様連れで海外に行かれるなら・・・

前回の記事では、夏休みの旅行のススメ~国内編、でしたが、今回は、海外編に挑戦!! 題して、「夏休み前スペシャル!旅育のススメ」♪

 

この夏、お子様連れで海外に行かれるかたもおられると思います。我が家は、長男が0~5歳、二男は0~2歳まで、シンガポールに住み、滞在中や帰国後に、子ども連れで、タイ・マレーシア・インドネシア・オーストラリア・香港・グアム・ハワイ・ロスアンジェルス・サンフランシスコ・シンガポールへの旅行を経験しました。

 

お子様は、ウキウキ楽しみで、カレンダーを眺めて、あと何日かな~なんて、数えていても、ママは、そんな余裕がなくて、子どもが飛行機の中で大丈夫かしら?とご心配ですよね~。

 

ツアーでも個人でも、飛行機の席に関しては、「出来るだけ前で」とか、「化粧室の近くで」など、一応リクエストを出しておきましょう。離乳食や食べ物も頼めば用意してもらえますが、これは、普段食べなれている物を準備した方がいいです。特に海外の旅行会社のものはお子様の口に合うとは限りません。

 

飛行機の中は、脱ぎ着のしやすい洋服で。寒い時は、遠慮せずに、ブランケットをもらうなどしましょう。

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旅行予定計画を立てましょう

とにかく、ゆったりめのスケジュールにいたしましょう。お勉強でも同じですが、予定通りにいかないと、ママはイライラしてしまいますよね? 何も予定がない「予備日」を作るくらいの、ゆる~い計画がおススメです!

 

時差 (Jet lag)  があるところへお出かけの時は、なおさらです。大人は何とか対応できますが、お子様は体内時計で動いているので、昼間にぐっすりと寝てしまったり、夜に元気だったりします。それは、仕方のない事なので、変更の可能な無理のない予定にしましょう。

 

もし、お昼間に親子で疲れてしまったら、夜まで小さいお子様連れで外に出るのは大変ですよね?

 

そんな時は、ホテルの「ルームサービス」がおススメです! ツアーだと予定が決まっていて、難しいのかもしれませんが、お部屋の中だと、お子様が少しくらい騒いでも、または寝ていても、大丈夫です。

 

我が家は、子どもが小さい時の旅行では、よく利用していました。好きな分量だけ注文できるので、子ども用にわざわざ、食べきれないほどのメニューを頼むよりも却って経済的で、かつ、ホテルのレストランの美味しいお料理を楽しむことができます。

異文化コミュニケーションこそが大事

目に映るもの、耳に聞こえるもの、手に触れるもの・・・・そのすべてが、新しい体験です。国内旅行の時にも書きましたが、「体験」は、何よりも大切です。

 

そして、大切なのは、「親子で楽しむ」ということ。子どもが興味を持ち、子どもをやる気にさせるのは、実は、「楽しい!」という感覚なのです。

 

最近は、小さい時から、英語を習っているお子様も多いかと思います。海外旅行では、少しでも英語が分かるようにならないかしら?と思うお母様もいらっしゃるかもしれませんが、私は、小さい時の海外旅行の重要性は、もう少し違うところにある、と思っています。

 

それは、ズバリ、「異文化コミュニケーション」です。「へえ~、そうなんだ!」「わあ~こんなところが違うんだ!」という体験が、「もっと知りたい」「もっとやってみたい」に繋がっていくのです。

 

ぜひ、いろいろな体験にトライして、異文化コミュニケーションを楽しんでくださいね。

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異文化体験・・・あれこれ

たとえば、「hello」って言ったら通じた~!!というのは楽しい体験ですから、いろいろなところで現地の方とコミュニケーションをとってみてください。

 

私は、常々、「親子で一緒にスーパーにお買いものに行きましょう」とお話ししていますが、海外でお買いものをするのは、ドキドキして楽しい体験です。相手のいう事が聞き取れるかしら?お金を間違えて出さないかしら?自分の欲しいものが手にはいるかしら?・・・など日本では味わえませんよね。

 

ファストフードのようなお店で、注文にトライしてみるといいかもしれません。日本でもあるので買い方に慣れていますし、もし間違えて注文してもそれほどの金額の被害になりません。また、チップの心配もありませんし、ベビーカーで入っても問題ありません。

 

そうそう、もし店員さんの言うことが分からなかったときは・・・・よく、日本の学校で習うような「I beg a pardon?」は、殆ど使いません(笑)。わからない顔をしていれば大丈夫って?・・・そんな時は、一言、「sorry?」や「say again?]と、語尾を上げて言えばOK!です。

少し大きいお子さんの異文化体験

まず・・・「レディーファースト」

これは、アジアの国ではあまりありませんが、欧米では常識です。エレベータの乗り降りは、もちろん女性が先。お店やレストランに入るのも女性が先です。お子さまが男の子の場合、小さいうちから、こういう文化・習慣をちょっと教えてあげて、海外で体験しておくと、大きくなってからも身についていて、素敵です♪

 

我が家は男の子二人でしたが、今でも海外に行くと、レディーファーストのクセだけはついています(笑)

 

それから・・・「レストラン」

お子様が少し大きくなったら、一度くらいは、夕食にちょっと素敵なレストランに行ってみるのもいいかもしれませんね。

 

海外では、昼間はビーチサンダルに短パンのカジュアルな姿でも、ディナーに行く時だけは、着替えて少~しだけドレスアップして出かける習慣があります。女の子ですと、ちょっとお洒落してお出かけするのは、お姫様気分で大好きです。

 

日本ではあまり機会がありませんから、こういう時に、食事のマナーを教えてあげる、というのもいいかもしれません。普段だと嫌がる子どもたちも、海外だと、少しはおとなしく親のいう事を素直に聞く傾向があります。

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最後に、算数のお話も少しだけ・・・

「暮らしの中で身につける算数」をいつもお話していますが、旅行先でももちろん、たくさんあります。前回の国内旅行でも同じですが、海外旅行でも、「時刻表」や「時計」は大活躍します。

 

まず、何時発の飛行機〇〇便に乗って、何時間乗ると、何時に目的地に着くでしょう?ちなみに、飛行機の速さってどれくらいかご存じですか? 飛行機の機種によりますが、国際線だと、時速850キロくらいで、高度10000メートル前後の所を飛んでいます。

 

時差については、難しいですが、地球儀などを見ながらお子さんと一緒に考えてみると楽しいかもしれません。

 

同様に、お金も通貨が変わりますから、一緒に数えてみるのもいいかもしれませんね。一ドル80円だとすると、30ドルはいくらになるでしょうか? また、その反対に、100ドルのお買いものをすると、日本円ではいくらになるでしょうか?

 

「両替」「円高」なんていう難しい言葉も沢山でてきますが、お子様と一緒に勉強してみるのもいいかもしれませんね。

 

 

この夏は、親子で楽しい体験をたくさんして、いい思い出作りをなさってくださいね!!

Information/お知らせ

・東京・世田谷、成城学園前で、算数教室・個別指導をおこなっています。興味のある方は、こちらのページをご覧ください。 ブログもこちらです。 →★★★

 

・「ママと子供の算数スクール」は一カ月に一度の開催です。数を楽しくお勉強しています。幼稚園~小学校低学年のお子様対象です。 興味のある方はこちら。 →★★★

Mama's profile/プロフィール

大迫 ちあき

大迫 ちあき 【中学受験アドバイザー】

記事テーマ

「子供を算数好きにできる?幼少時の家庭学習法」

生まれつきの子供の能力に差はありません。大切なのは、学習の「環境づくり」です。「算数って面白い!」「お勉強って楽しい!」とお子様に感じさせてみませんか?ここでは、ママと子供が楽しめる、日々の生活の中で出来る「事物学習」を中心に書いていきます。

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