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愛される「鍋マナー」/2013年11月

冬の醍醐味

木枯らしも吹きはじめ、寒いと感じることも多くなりましたね。冬は、クリスマス、大晦日、お正月と何かとイベントが多い季節。冬を楽しむために、冬の代表的な「鍋」マナーについて考えてみませんか。素敵なママは、何をしてもやはり素敵。同じ鍋を囲むにも、「どこか素敵・・・」と思わせる愛される鍋マナーを身につけて楽しい鍋時間を過ごしましょう。

温まる鍋料理は、湯気が上がり家族や仲間で食べるとうれしいものですね。旬な食材を材料として取り入れると、たくさんの栄養をとることができ、お子様にもお勧めです。ポイントとなるのは、準備。忙しママでもできる簡単な準備ですので、気負わずマナーを身につけましょう。

ありがちなタブー

■ 旬の食材が入る鍋料理。冬は、ふぐ、かき、さけ、アンコウなどが旬ですね。カラのついた牡蠣などの貝類などを食べる時、お子様は食べにくいでしょう。食べにくい時は、手を使って食べてよいでしょう。ただ、指をなめてしまうのはマナーとして良くないので、指をなめないように、ナプキンやおしぼりを用意してあげてください。

■ 「返し箸」 鍋料理は、食材を入れて作りながら食べるのが楽しい食事ですね。食材を入れる時、「返し箸」をして入れるのはお勧めしません。口をつけた箸を、みんなで食べる食材につけてはいけないという気持ちの表れであると思いますが、箸を返すことにより、手でもつ部分が食材に触れ衛生的ではないためです。箸自体も汚れますので、菜箸を用意してこのようなトラブルを避けましょう。

■ 自分の箸で、食材を入れる「じか箸」使い。これも、人によっては嫌がるものです。美味しくお鍋を頂くためにも、菜箸を使うといいですね。

西洋のテーブルマナーにくらべて、和食のいただきかたは、比較的柔軟性が高いといわれています。特に、「鍋」は、できれば堅苦しいことを考えず仲間、家族と楽しく囲みたいものです。事前に用意しておくと避けられるトラブルが多いので、お子様にマナーを伝えるという意味でも、ご自宅で鍋を楽しむ時には、菜箸、おしぼりなどのアイテムを用意してみてはいかがでしょうか。

お子様への注意

お子様といっしょに「鍋」を楽しむ時は、お子様への配慮をしてあげましょう。そんな気遣いこそがママの「愛されマナー」だと思います。

お鍋は、コンロを使用したり、鍋自体が少し高さがある器のため、子ども視線では、いつもの食事風景よりも少し高い視点より鍋を覗きたくなるものです。鍋は、熱い食事なので、やけどをしないよう注意をしてあげてください。また、立ちあがってとるのはお行儀が良くないことです。食事の際、立ちあがるのはマナー違反なので、やけどで危ないと同時に伝えましょう。

「鍋」は、みんなで、分け合って食べる食事。好きなものを独り占めはいけません。みんなで、仲良く分け合うことも教えましょう。

お子様と一緒に、楽しく鍋を囲むのは素敵な時間ですね。危なくないように、ママ視線から注意をしてあげましょうね。

今年の冬は寒いようですね。暖かい鍋を囲み、「みんなが楽しかったね。」と思える時間を演出できるのは、愛されマナーを意識しているからだと思います・・・楽しい「鍋」を。

Mama's profile/プロフィール

滝澤 雅子

滝澤 雅子 【マナー講師】

記事テーマ

元CAのマナーの知恵袋

日本の女性は、特にママのマナーは、世界に誇れるほど気遣いが出来ています。素敵に生活するコツを「知恵袋」としてお伝えしていきます。少しのコツを一緒に学び、日々の生活を美しく変えてみませんか。

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