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前回の記事でも書きましたが、うつむくことが多い現代人。日本人の実に８割は頭や首が前に垂れて、いわゆるストレートネックになっているとか？！　さて、そんなあなたは大丈夫？　次の項目であてはまるものが多い人は、既にストレートネックになっている可能性大！

□１日に10回以上、スマホや携帯を見る。　□お風呂は、湯船に入らずに、シャワーで済ますことが多い。

□頭が重たいと、感じることがよくある。　□ノートパソコンを良く見る。

□肩凝り、首凝りは、ほぼ常にある。 　□バッグをいつも同じ側で持っている。

□いつも半身浴をしている。　□真っ直ぐ立った時に、頭と首が前に出ているように想う。

□座ると猫背になりがちだ。　□休憩なしで、１時間以上パソコン作業をすることがよくある。

いかがでしたか？　３つ以上当てはまるものがある人は、要注意ですよ。

人の背中には、脊柱起立筋という、背中を縦に走っている太い筋肉があります。この筋肉は、首から始まり骨盤の中の仙骨というところにくっついています。そう、首も腰も一本の柱で繋がっているような状態というわけです。

なので、頭が前に出ることで、バランスが崩れると、柱で繋がっている体全体のバランスも崩れ、どんどんと姿勢が悪くなっていきます。頭や首が前に垂れていると、どんどんと首が疲れてくるため、その首の負担を少しでも減らそうと、肩を丸め、顎を突き出したような恰好になり、バランスを取ろうとします。このような姿勢が日常化すると、 今度はどんどんと『ねこ背』になっていきます。背中や腰が丸まっていくと、膝が曲がっていき、全身がＳ字のような姿勢に！　骨盤もどんどんと後傾していき、そうなると膝を曲げてバランスを取ろうとするのです。

どんなにキレイに着飾っても、姿勢はごまかせません。姿勢から、どんどんと老けていってしまうのです。

関節や筋肉というのは、冷えると動きが悪くなって、トラブルを起こしやすくなるもの。なので、いつも温めることが大切です。温めるのに一番簡単でいい方法が、『入浴』。ついついシャワーだけで済ませてしまいがちな人も、意識して湯船に入るように心がけましょう！

そこで重要なのが入り方。肩や首が出てしまっている半身浴ではなく、顎まで浸かる『全身浴』をおすすめします。半身浴だと、首や肩が冷えやすく、余計に凝りやすくなったり、冷えてしまったり。首や肩の冷えが、脊柱起立筋をつたい、腰まで冷やしてしまう可能性も！　なので、顎までしっかり浸かる『全身浴』で入るようにしてみて下さいね。但し、血圧が高い方や、心臓が弱い方などは、あまり無理をせず、早めに上がってのぼせないようにしましょう。