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予防接種で子どもを守ろう!

接種スケジュール 予防接種 教えて!ドクター

(2012年 特別編集号 掲載)

最近耳にする言葉ですが、VPD(Vaccine Preventable Diseases)を知っていますか。日本語に訳すと、「ワクチンで防げる病気」という意味です。

実は病気をワクチンで予防できるということは、とても素晴らしいことなのです。しかしながら、ワクチンの重要性は理解できても、ワクチンによる副反応が怖いということもよく聞きます。

さて予防接種は、どのように考えたら良いのでしょうか。

ワクチンのメリットとデメリット

まずは、ワクチンにはメリットがある代わりに、必ずデメリットがあることを知る必要があります。メリットは誰でもわかるように、病気を予防する、もしくは病気を軽くすることなのです。

もちろんワクチンは異物を体内に入れる訳ですから、何かしらのデメリット、つまりリスク(危険性)というものがあります。このリスクという言葉は、予防接種においては副反応と置き換えてもよいかもしれません。

子育ての基本はリスクを減らすこと

さて、予防接種から少し話はそれますが、子育ての基本はリスクを減らすことといっても過言ではありません。何か難しいことのようですが、皆さんが当たり前に意識もせずに行なっていることです。

寒いから服を着せる、虫歯にならないように甘いものを控える、転落しないように高いところに登らせない、道路では手を繋ぐ、などです。もし、そのような対応をしなければ、低体温、虫歯、転落、車にひかれてしまうかもしれません。

つまり、子どもに悪影響を及ぼすような状況を避け、危険を予防することが、親としての重要な義務のひとつなのです。

ワクチン接種の副反応とは

予防接種も、同じように考えたいものです。つまり病気に罹患する、重症化するというリスクを減らすことを目的に、親としての義務としてワクチン接種を考えるということが重要です。

しかしながら、一般的な子育ての対応と違う点は、ある程度の割合で副反応が起こる可能性があることです。副反応と聞くだけで尻込みをしてしまうかもしれませんが、重要なことはVPDにかかってしまえば副反応以上のリスクを背負うことになってしまいます。

接種時期が大切、早期に免疫獲得を

髄膜炎関連ワクチンが導入され、2ヵ月から接種が可能となりました。出生後早い時期に免疫を獲得することは、髄膜炎などの重症な病気の予防に必要だからです。
ワクチンの種類が増え別々に接種するのでは、免疫獲得までに時間がかかります。早期に免疫を獲得する方法として、同時接種が推奨されるようになりました。

ところが今年3月に、同時接種後の死亡例の報告を受けて、一時的に同時接種が見合わせとなりました。その後の検討では、「髄膜炎関連ワクチン並びに同時接種が、死亡との原因とは考えられない。」と断定されています。

同時接種は安全なの?

同時接種の安全性に関しては、既に日本小児科学会から「予防接種の同時接種に対する考え方」が示され、「複数のワクチンを同時に接種して、それぞれのワクチンに対する有効性についてお互いのワクチンによる干渉はない、複数のワクチン(生ワクチンを含む)を同時に接種して、それぞれのワクチンの有害事象、副反応の頻度が上がることはない。同時接種において接種できるワクチンの本数に原則制限はない。」との見解も出されています。

また同時接種のメリットとして、「同時接種の利点として、各ワクチンの接種率が向上する。子どもたちがワクチンで予防される疾患から早期に守られる。保護者の経済的、時間的負担が軽減する。医療者の時間的負担が軽減する。」ことも示されています。

早期の予防接種で子どもを守ろう

当たり前のように感じてしまいますが、ワクチンで病気が予防できることは、素晴らしいことであり、幸せなことです。

確かにワクチンにはメリットもある変わりに、デメリット(副反応)も存在することは事実です。しかしながら、ワクチンを接種することのメリットは、デメリットをはるかに超えるものです。

このメリットデメリットを充分理解し、ワクチン接種を進めるだけでなく、同時接種によるできるだけ早い免疫の獲得を心がけたいものです。

予防接種スケジュール表が“「VPDを知って、子どもを守ろう。」の会”からダウンロードできます。

 

川村和久先生

かわむらこどもクリニック(仙台市)院長。杏林大学医学部卒業。国立仙台病院、仙台赤十字病院周産期センター、日立総合病院新生児科を経て、93年「お母さんの不安・心配の解消」を理念に開業。日本小児科学会専門医。日本外来小児科学会理事。仙台小児科医会会長。87万アクセス超のHPはママたちから高い評価。11年子育て支援活動により内閣府特命大臣表彰。

川村和久

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